地震の被害はこれから分かるという話

　８月の地震以来、久しくなかった雨が短時間ではあるけども降りました。我が町のブルーシートに覆われた家々は風もあったため戦々恐々でありました。地震直後にテレビに取り上げられた被害は東名の路肩崩落と瓦の被害でしたが、目に見えない被害については全く触れられていません。ボクの地区の公民館では会館脇のアスファルトに穴が開き、みるみるうちに広がって地下に大きな空洞ができてきて危険な状態になっていたことが８月の末にわかり、また敷地内の浄化槽がゆがんでいてトイレの使用ができないことが判明しました。他の家でも変な臭いがして、調べてもらうと下水におかしなところが発見されたりしてるんですね。そして今日の雨、目に見える形で屋根が破損していなくても、雨漏りがして「こいつはおかしぞ」となるケースが出てくると思われます。
　地震は地面が震えるものなのですから、もっとも影響を受けるのは地下の構造物なんだと思わなければいけないことを思い知るような出来事が続きます。