超人日記・俳句

自作俳句を中心に、自作短歌や読書やクラシックの感想も書いています。

<span itemprop="headline">バーンスタインのマーラー全集どれが凄いか</span>

2014-11-01 17:03:27 | 無題

バーンスタインのマーラー全集のCDはCBSソニーのとドイツグラモフォンのと2種類ある。
今日はCBSソニーのバーンスタインのマーラー全集を聞いている。
今日は2番の復活と6番と9番を聞いた。
CBSソニーのバーンスタインのマーラー全集は2番と3番が2枚組でその他は1枚に収まるのが嬉しい。
グラモフォンの場合2番3番6番7番8番9番が2枚組である。
取り替えなくて済むという意味ではCBSソニーに軍配が上がる。
肝心の感動の度合いから言うとグラモフォンのほうが一枚上手である。
バーンスタインのマーラーはユニテルのDVDの感動の印象が強く、その熱気に近いものがグラモフォンのCDのマーラー全集はライヴ録音だけによく伝わってくる。
指揮をしながら祈り、すすり泣き、飛び跳ね、一緒に歌うバーンスタインの姿が目に浮かぶのである。
バーンスタインのユニテルのDVDのマーラー全集は是非CD化してほしいのだが、グラモフォンさん、
どうでしょう。第三のマーラー全集、CD初出音源となればベストセラー間違いなし。
フィリップスの80年代のクラウディオ・アラウのベトソナ全集とともにレコード会社に実現してほしい企画である。
ユニテルのDVDとグラモフォンのマーラー全集が圧倒的に凄いのは事実だが、60年代のCBSのバーンスタインのマーラーが色褪せているかというと決してそんなことはない。
若きバーンスタインのマーラーに賭ける情熱が嬉しいほど伝わってくる充実した全集である。
60年代のマーラー全集としてはクーベリックと二強とも言うべき名盤である。
そのバーンスタインとクーベリックがライヴ録音では一層燃え上がるのも事実である。
だが、マーラー再評価の先駆けとして、バーンスタインの一回目の全集とクーベリックの全集が大きな足跡を残したのも忘れがたい。
バーンスタインのCBSのマーラー全集の力演には思わず息を飲む。比較的早い6番7番9番も納得の力演である。CBSもグラモフォンも両方素晴らしい。根底に祈りがあるのは変わらない。
バーンスタイン恐るべしである。

全力で祈りを込める名演に心打たれて動けなくなる



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