研究テーマの主舞台となる予定のお寺が、大正8年に鐘楼堂を建立するにあたっての記念冊子『鐘乃響』があり、これをネットで発見して入手しました。
価格は17500円。
上は原本のコピー。
下は原本からのコピーを印刷したもの。
本文は手製。
非売品のものがこれだけ高額になるのは驚きですが、とにかく買い求めて、それから自分で舊漢字を拾って編集し、行数字数を一致させて文章を復元しました。
写真はコピーで、A5で40枚程度の冊子に仕上がりました。
我ながらよくできたとは思うのですが、受け取る側の反応はいかばかりかと心配しつつ、本日午後お寺樣へ行って、先代の奥様へ渡すことができました。
御年90歳ですが、とてもしっかりした方です。
喜んでいただけて嬉しいです。
原本はお寺樣には既にないということなので、少し迷いましたが、持つべき人が持つべきだと思って、差し上げることにしました。
データはパソコンに残っているので、また作ることができます。
表紙部分と次の見開きはカラーで、あとは白黒、本文の前半はページ数を入れず、後半は入れる、というようになっているので、そこでも分割し、間に目次が入り・・・ということで全体を5分割にして保存。
当然印刷も個々に設定し、両面印刷なので時間がかかります。
出来上がったら厚綴じ用ホッチキスで止め、製本テープを背に貼って仕上げ。