毎年暑さは変わらず、いつだって暑いはずなのに、今年はコロナが蔓延しているせいで息苦しさを感じる。
やっぱりマスクのせいかも。
いまのところなんとか無事です。
行きに大阪を通過した分はもう感染リスクはないでしょうが、帰りについてはこれから数日様子見となります。
大阪を警戒してみても、いまでは静岡のほうが逆に発生率が高くなっていたりして。
高野山は真昼以外は涼しくて、朝の空気はひんやりとしていて、午前6時台に奥の院まで往復4kmくらい早足で歩いても汗をかきません。
水道の水はすごく冷たい。
今年も奥の院の朝の勤行というか、大師のお食事を運ぶところを見て、そのあと50分くらい理趣経など聴くことができました。
スクーリングですが、第1講の「***」というのはかなりイレギュラーな展開をしていて、内容に違和感があって途中で退席する人が出始め、私は2日目の午前中に仏青の補講(サンスクリット初級)があるためその時間は講義をとらず、宿にいてオンラインでそちらを受講しました。
この単位は取ってしまうと来年竹村先生が来られても受けることができなくなってしまうため、取りません。
続いて第2講の「仏教美術」は盛りだくさんの内容で、講師の熱意を感じました。
レポートを書くのがめんどくさいのでどうしようかなー。
おともだちが大変に気を使ってくださって、手作りのお料理など何度もご馳走になりました。
再会できてうれしかった人々もあり、新しく知り合えた人たちもあり、高野山ならではの出会いもありました。
某由緒ある老舗に用事があって入ったとき、そこの大奥様が出ていらして、70歳くらいの方ですがとても楽しく会話がはずみ、玄関先にある掛け軸を指差して、古いおばあさんが、火事のときはこれだけは持ち出して、といったという狩野探幽の掛け軸なんですが、テレビ東京の鑑定団へ出して東京まで行ったのに、偽物で5千円だったとか。
あんなにおもしろい人はそうめったにお目にかかりません。
宿坊は満員御礼でしたね。
そうなると何かと摩擦が起きて問題が生じますが、となりの女性のいびきがひどくて、夜中に目がさめたら2時間眠れなくなって大変でした。
それで角の薬局へ飛び込んで耳栓(2セット入590円)を買い、これがなかなか効果的でそのあとよく眠れるようになりました。
耳栓は旅行には必需品です。
嵩張るスーツケースは帰りに郵便局へ寄って、自宅へ送ってしまったので、とっても楽でした。
スマホ割というアプリを入れてあるので、その画面を見せて操作するとラベルの作成から料金の支払いまでできてなかなか便利。
もらった領収書は1410円となっていて、スマホ割の履歴には1350円になっているのがちょっとヘンだけどまあいいです。
あの大荷物がないとほんとに足取りが軽くなります。
午後7時頃清水駅に到着し、無事に帰宅できました。
お世話になったみなさまに心より感謝申し上げます。