今夜の授業は「東アジアの現代仏教」でした。
最終回を受講し終わっていまごろ気づくなんてどうかと思いますが、講師は蓑輪顕量 先生(東京大学教授・東京大学仏教青年会理事長)でした。
きょうは韓国の仏教事情でしたが、じつにわかりやすい日本語の講義でほぼ全部理解できました!
こんなこと言うのはおかしいでしょうが、わけがわからず落ちこぼれているのでね。
少しおもしろい話。
韓国旅行するときよくコースに入っているのが海印寺(ヘインサ)というところ。
ここは八万大蔵経があることで有名です。
この版木から全巻を印刷してもらうことが可能だそうで、その費用はなんと二千万円。
日本では唯一、茗荷谷のあたりにある国際仏教学大学院大学というところにあるそうです。
そのホームページを見るとあれどこかで見た顔が。
それが斎藤*先生。
この方はやはり東大仏青で「仏典サンスクリット」の講座を担当されている。
かたっぱしから受講している科目の中で唯一私が尻尾を巻いて逃げ出すことを余儀なくされた授業の先生なのです。
つぎに漢字の「看」について。
この字は「手」+「目」からできている。
なるほど、そうやって覚えれば小学生でもすぐわかるなあ。
クイズとして出すならば「目と手をあわせると何になる?」とでも言いましょうか。
「みる」という言葉も「見る」「観る」「診る」「看る」などありますが、「看破する」というようなするどい見方をするときは手と目と両方で見抜くのかも。
「高野山大学図書館」
宅急便で『大日経疏』四季社が届きました。
コピーのときと違って2日でもう入手でき、仕事の早いことにびっくりです。
この3冊セットは字が大きくてすごく見やすい。
ぜひ購入したいものですが、古書でもまったく出回っていません。
たぶん買えたとしても数万円するでしょう。
私が必要としているのは下巻の最後のほうだけで、それでも120ページくらいあるのでコピーするのも大変です。
やるしかないけど。