春夏秋冬

言わぬが花とは知りながら
ときどきつぶやいています
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・・・

2024年07月19日 | 日記

(3個目の開花と4個目のつぼみ。まだ小さい5個目も顔をだしている。)

今朝(午前5時半)のハス。

寝苦しくて早起きしてしまい、朝から50×50cmくらいの地面の草取りをした。

気温や日差しに問題はないが、ヤブ蚊の襲撃がすごくて、皮膚の露出している顔面付近にむらがってくる。

右手で草取り、左手でヤブ蚊払い。

梅の木のあちこちにセミの抜け殻。

 

「ATM」

午後ピアノの調律が来るので、ATMで現金を引き出したところ、新券が出なかった。

みごとに旧タイプのお札のみ。

どうも新券の発行がまだ数多くないので、なかなか行き渡らないみたいです。

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新券両替

2024年07月18日 | 日記

そろそろ新券に両替したいと思って、きのうは静岡銀行へ行ってみました。

ATMでの新券両替はなんと最初から有料で、300円もするんですよ!

窓口だと660円ですって。

びっくりしてこの日は取りやめ。

本日、JAに行って、窓口の女性にやりかたを聞いたら、そこで紙に記入して(行員さんが書いてくれた)すぐに希望の券種と枚数に両替してくれた上に、窓口でも無料でした。

JA静岡は100枚までは無料みたいです。

私のボケ度はかなり進行しているらしく、JAを出たあとに魚屋に寄ったらオープンしていない。

あれ、臨時休業かな。

そのつぎにスーパーへ行ったらやはりドアが開かない。

そのときまで時計を見ることなく動き回っていて、開店待ちの人にまだ9時になっていないといわれてようやく我に返った。

そうなると20分ほど前に行ったJAバンクはずいぶん早い開店になっているのだと思って確認したところ、8時半から営業開始になっている。

開店時間も気にせずに出かけるのだからもうこれはダメかも。

 

きのう県立図書館で、

『秘蔵宝鑰』を読む~竹村牧男

を借りてきた。

『十住心論』とか『弁顕密二教論』とか、なるべく見ずに済ませたいと避けて通っていたけれど、心の階梯みたいなことはどうやら空海さんのベースになっているらしい。

 

 

 

 

 

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ハスのつぼみ5個目

2024年07月17日 | 日記

本日の開花は3番目。

右側のアボカドの木は先端をカットされてしまい可哀そう。

ハスにかかっていた枝も邪魔なので切ってしまった。

ハスのつぼみは5番目を発見。

やっぱり肥料を入れると違うなあ。

水面が曇っているのは肥料が溶けているためです。

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八宗綱要を読む

2024年07月16日 | 日記

朝方、強い雨が一時的に降り、それからは曇ったり、太陽が出たり、小雨が降ったりする典型的な梅雨模様。

ハスの花はなぜか7月15日に合わせて咲いているようです。

今年はがんばって4輪の開花となり、ハスの生命力には驚かされます。

ひとつ花の付け根が曲がっています。

茎が1mくらい伸びたときに日照りが続き水位が下がったため、茎が横倒しになりました。

それを起こして支柱を立てたところ、先端部分はまた持ち上がり、茎は曲がった状態での開花となったのです。

この容器は20年くらい前に九州から取り寄せたもので、とにかく大きくて重たくて、かんたんに移動できるものではありません。

杉苔を栽培しています。

8cmくらいに伸びた古い茎と、今年になって出て来た短い茎が混在しています。

長い茎で全体がこんもり覆われていた状態から、それを一部分残して他へ移植し、あいた空間に新しい短い若い芽が出てきたのです。

これを見ると新旧交代の意義が理解できるなあ。

苔というとなにかじめじめして薄暗いところがいいような気がするけれど、杉苔の場合、そういうところに植えたのはほぼ全滅で、ある程度日当たりのよいところにおくのがよさそうです。

地植えよりは鉢のほうが落ち着くかな。

 

「八宗綱要」

13世紀に著された「八宗綱要」という文庫本を読み始めました。

先週の「仏教聖典を読む」のK先生が、東大のイン哲学科では卒業のときに卒論を書かず(10年早いといわれ)、替わりに「八宗綱要」についてなにかをするというようなことを言っておられた。

仏教を知る上でそんなに大切な本ならば読んでみようかと、文庫本を購入(もう本は増やさないと固い決意があっというまに・・・)。

少し読み始めましたが、これがなかなか私の好みの本でして、あんがいおもしろく最後まで読めるかもしれないと思いました。

いわゆる仏教史が一から語られていて、大昔によくこんなに細かいところまで書けたものだと感心してしまう。

「飛行」

今年の中間発表は人数が少ない。

2017年 2人

2021年 2人

2022年 2人

2023年 1人

2024年 1人

合計8人です。

2017年はおそらくタイムリミットまでねばって卒業を目指しておられるのだろう。

しかし、2024年って何それ!!

今年入学じゃないの?

まだ単位を一つも取ってないでしょ。

先に修論書いて、あとから単位を取るのもありかとは知っていたけれど、それにしても驚異的に早い。

1学年に25人が在籍していて、年度毎に8人が中間発表をし、もしかして年度末に追加で発表する人がいるとしてもおそらく卒業できるのは全体の半数以下かと思われる。

私は6月ごろに「自主退学宣言」をしてますが、まだ過去形じゃないですよ。

します、と言ってますが。

いつするかはまだ未定です。

8月20日の締め切りまでに届ければ後期の5万円が浮くけれど、年度末に親しい友人が発表される予定なので、そこまで見届けたい気持ちもあり、ちょっと揺れています。

 

 

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曇っているのに暑い

2024年07月09日 | 日記

靜岡は毎日うだるような暑さで、きのうは40度を超え、今日はそれより低いのに昨日より暑く感じます。

エアコンは昼間でもつけるようにしています。

夜間はもちろんです。

10年以上前に、家族が海外旅行中で不在、私一人でいたときに熱中症にかかりました。

寝る前にエアコンを2時間タイマー設定し、そのまま眠り込んでいたところ、早朝目が醒めたら体に異変が。

激しい頭痛と発熱、嘔吐を繰り返す、という症状です。

とくに嘔吐がすごい。

ふだん吐くことなどめったにないのに、それでよけいに脱水症状になってしまいました。

結局その日はずっと安静にして病院へもいかず、薬も飲まないで自然回復を待つことに。

あれからエアコンのタイマーはもう絶対に使わない。

つけるなら朝までつけっぱなしがいい。

夜間の気温が下がっているようなら窓を開けっ放しもいい。

人間は対処できますが、こう暑いと、ごまちゃんがいたらどれだけお世話が大変だっただろうと思い起こしてしまう。

今年はなにかと肩の荷をおろしていて、今後に備えて充電中なのであります。

一雨あると庭の草花も元気が出るのに。

(真ん中辺に3つ目のつぼみが立ち上がっている)

 

 

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今年のハス

2024年07月08日 | 日記

昨年はまったく蓮の花が咲きませんでした。

20年もほったらかしたのでついにおしまいかと思って、ハス鉢の中の泥を掻き出してみました。

全部掘り起こし、その中から完全に傷んだレンコンは取り除き、少しでも生命力のありそうなのを選んでまたもとの鉢に戻しておいたのです。

時々肥料のようなものを水の中に投入したり。

その甲斐あってか、今年は見事に花咲きました。

まだまだ期待しております。

3つは咲いてもらわないとね。

去年の暮ごろに掘り起こしたはずですが、翌年にはちゃんと開花しているところをみると、掘り起こし作業の重要性がわかったので、今度も2月くらいに掘り起こしてみようかと思う。

やはりときどき空気に触れないと蓮根も弱ってしまうらしい。

 

 

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トラの巻作成中

2024年07月07日 | 日記

記憶力の減退を年齢のせいにするのはあまり口にすべきではないんだけれど、つい心では思ってしまう。

もともと私のいちばん弱い分野が記憶力だから、これからどうすればその弱点を克服できるか真剣に考えなければならない。

現在学習中のサンスクリット会話では授業の途中に作文が出てくるため、その日は朝から予習を開始し、一通り終わるのが夕方ごろになり、月曜日はもうたいへんです。

復習も必要なので、「トラの巻」を作成することにしました。

サンスクリット語はひとつのワードの中に助詞の部分が含まれるため、日本語でそれが主格とか属格、対格などと判断して、格変化表のどこにあるかを調べればいい。

格変化表はインターネットにあって、KH方式(京都ハーバード)で入力すると上のような表が出てくる。

ちょっと長めの現代造語になるとヒットしないが、まあなんとか納得することにしています。

ローマナイズでの入力、デーヴァナーガリーでの入力、KH方式、と種類が多く、一瞬いま何で打っているのかキーボードがわからなくなることもあります。

MicrosoftOfficeを使っているのですが、新しいものはまったくわからないのでわざわざ「2007」という古いバージョンをインストールしています。

 

 

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修士論文の閲覧について

2024年07月05日 | 日記

どれだけ長い歳月が背景にあったとしても、そこで認識されたつもりの情報がいかに曖昧なもので不確実なものかを今ひとつ知った。

それは過去の修論がすべて閲覧できるわけではないということ。

自主退学をする時期を検討していたのだが、なにもすでに半期の授業料を払っているのだから慌てて届けを提出することなく、夏の中間発表をオンラインで見させてもらってからでも、締め切りの8月20日に間に合うではないか・・・

来年3月までにすれば、親しい友人の中間発表も予定されているし、とか。

私のアホな研究計画書を先生が受け取れば相当なご迷惑になるのはわかっているので、もう一度くらいお手数かけさせて困らせるのも一計か。

などと妄想を抱き、先日県立図書館で借りてきた覚鑁上人の本をチラ見していて、そういえばこの人物を題材にしたテーマの友人がどんな修論を書かれたのだろうと気になり、高野山大学の図書館に問い合わせして閲覧(電子送付)が可能かどうか聞いてみた。

昨年夏のスクーリングのときに図書館へ行ったとき、閲覧できた最新のものはアメリカ在住のY氏のもののみだった。

修士論文はすでにご本人よりファイルを頂戴してあり、それを印刷したものを主人が見て、超優秀な論文だとほめちぎっていた。

仏教とはまったく関係のない人が見てもその内容に驚くくらいだからほんとうに立派な論文なのだろう。

そこで私は思う。

例えば、大地震が起きたとき、テレビはぶっつぶれた悲惨な姿の家屋の同じものを繰り返し放映するが、私としてはほぼ同じ地域に健在な建物があるかどうかを知りたい。

築50年の在来工法であっても、無事に形を残している家があるかどうか(うちみたいな)、何割位が命にかかわる危険な構造物であるのか、そういうことを。

要するにテレビ(報道)は取材した人の観点から内容を取捨選択されているのであって、ほかの視点を持つ人々はあまたいるのではないか。

何が必要で何が不要か、それは自分で判断したいので情報提供は幅広いほうがいい。

修論にもどるけれど、図書館の方いわく、図書館で閲覧できるのはその年の優秀な論文が年度に1,2あるだけで、その他の人のはないんだそうです。

公開されたものを貸し出すこともできないし、コピーすることも不可なんだそうで。

そうなると、私の手元にあるS氏の修論はたいへん貴重な資料になるといえる。

もう一度読み返して、どこか参考になる点があるかどうか検討してみたい。

M先生とはこの先もうまく歯車がかみあうとは思えないが、もう一度だけ研究計画書を送って、多大なご迷惑をかけるのもまたありかも。

思いっきり迷惑をかけて、パッと消える・・・これしかない。

 

 

 

 

 

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静岡39.3度

2024年07月04日 | 日記

静岡市は全国が暑いときにも少々気温は低め、寒い時には温暖で、じつに住みやすい土地柄なのに、なぜかここのところ全国最高になってしまい、とくにきょうは39.3度をマークしてうだる暑さでした。

ちょうどその最高気温のころ、私は電動チャリでかなりの距離を走ることになり、3か所ほど用事があって回ってきました。

あれだけ炎天下であってもなぜかそれほど暑さを感じなく、むしろ家に帰ってきてからのほうが熱中症になりそう。

今夜はエアコンつけます。

 

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熱海土石流と清水豪雨被害

2024年07月03日 | 日記

①7月3日は28人の犠牲者が出た熱海土石流から3年(令和3年)。

②9月24日は台風15号による清水地区の断水、うちの前のがけ崩れから2年(令和4年)。2022年9月のブログ記事一覧-春夏秋冬 (goo.ne.jp)

③7月7日は七夕豪雨から50年(昭和49年)。

記憶から消えそうもない自然災害の日時はしっかりメモしておかないとごっちゃになってしまうので。

①について、きのうのニュースで、

「アンケートを取ったところ、災害前よりも体調がよくないと答えた人が全体の△割いる」、

などと言っていましたが、育ち盛りのこどもならともかく、3年後に体調が悪くなるのはふつうで、よくなるほうがおかしい、なんて思わずひとりごと。

私はきのうより調子がいいと思ったことはほとんどありません。

微々たるものですが、少しずつ劣化しております。

②について、

あのときは断水の怖さを思い知ったのですが、いまから思うとわずか4日間です。それでも大変な騒ぎで、飲み水はともかくトイレの水に不自由しました。元日に大地震で断水した能登半島のみなさんはいまだに復旧できていないところもあるそうで、本当に大変だと思います。

水は台風直後にあちこちから支援物資が届いて、廊下に3段積みくらいになり、それがみな消費期限切れになりそうで慌てています。

せっせと毎日ボトルを開けて使い切ろうと努力中。

 

③七夕豪雨

あれから50年も経ってしまった。

旧市内にあった実家はまったく被害がなかったけれど、新興住宅地は床上浸水などで被害甚大だったのです。

その後、大谷放水路や、麻機遊水池が整備されて、ああいう災害は起きていません。

やはり日ごろから被害を防ぐための防災計画はしっかり立てておくべきですね。

 

「新紙幣余談」

イオンのATMで、もしかしてと期待して16000円を下ろそうとした。

これで新紙幣の1万円と5千円と千円の3枚が入手できるかも。

それがなんとあまりきれいでない旧札が出てきたんです。

無駄な試みでありました。

もっとあとになってからにしたほうがいいみたいです。

 

 

 

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コインランドリーを利用してみた

2024年07月02日 | 日記

敷パッド類をまとめて何枚か洗濯して干そうと思ったとたん雨が降ってきました。

このまま室内へつるすとカビが生えてきそう、とか心配になって、人生初のコインランドリーへ挑戦することに。

もちろん使い方はさっぱりわからないのだけれど、ちょうど居合わせた中高年の男性が懇切丁寧に教えてくれました。

乾燥のみで、100円で9分のところを300円投入し、27分干す作業のあと、2分間程度クールダウンがあり、だいたい30分ほどで完了する。

たったこれだけの時間で厚い敷パッドがちゃんと乾いてくれたのにはびっくりです。

意外にたくさんの量が入り、持って行った分は基準線より下回っていたし、おそらくうちの洗濯機の3回分くらいはまとめて乾燥できるのではないかと思います。

うちの洗濯機が耐用年数を超えていてそろそろ危ないので、いざというときはコインランドリーもいいかな。

毎度ここへ来ているという人は、年間3万円くらい使っていると言っていました。

「きのうの夜のZOOM]

TUFSのサンスクリット会話の長所は、徹底的に実用会話中心で、文法は必要な部分だけをピックアップして分析する。

対して、東大仏青は格調高く、全体を網羅する。

前者(G)の利点はよぶんな勉強をしなくてすむこと。

後者(T)の利点は、やはり全体の中の必要部分を認識できること。

どちらも捨てがたい。

今後どのようにサンスクリットの勉強を続けていったらいいか、迷っているのだけれど、ほかにも気になる事があり、

Gのほうは、質問者がかなり自由に発言をする機会があって、90分のうち3分の1程度がそちらに時間を取られているような感じがする。

ほんとうに核心をついた貴重な質問もたまにはあるのだけれど、もうちょっと「聞・思・修」すれば自分で解決できるはずなのにすぐ声に出して先生に聞いてしまう人、自分の得意な語学分野の知識を披露してそれとサンスクリットの関連性を問うような内容の人、などが数人あるのが気になる。

私は先生の発言に集中しているので、しばしそれが中断して、雑談的になるのは好ましくない。

先生自身が雑談をするのは大歓迎なんだけれど。

Tのほうは質問者に対しての応答は授業前の質問箱みたいのに集められていて、その中から先生が大事なところを解答してくれる。

Tでも質問への対応は先生によっていろいろですが、サンスクリットに関していえばそういう先生が多い。

もうすぐ前期が終了し、後半はどのように進めていけばよいのか。

中級サンスクリットは通年なのでそのまま受講すればいいけれど、初級のほうはできれば続編にも期待したい・・・が、あの雰囲気に耐えられるかどうか。

 

 

 

 

 

 

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静岡県立図書館に本を寄贈

2024年06月20日 | 日記

この本は私の黒歴史に残る一冊です。

なんの単位だったか忘れてしまったけれど、そのレポートが帰ってきて、添削の先生の言葉の中に、「浄厳和尚のことを知りたかったらこの本を読むこと」みたいなことが書かれていました。

それですでに単位は取れていて用は済んでいたはずなのに、なぜか魔が差してこの本を新刊で取り寄せたのですが、価格が1万1千円もしました。

どんなに高くても内容がよければ惜しくはないのですが、この本はなんというか見てもらえばわかるけれど私にはまったく合わない本です。

それでほとんど手垢もつかない状態で保管してありました。

もしかしてヤフオクにでも出せば費用がある程度回収できるかもしれないけれど、こういう本をうっかり買ってしまって私のように後悔する人があとに出て来たのでは申し訳ない。

それで図書館に寄贈することにしたのです。

まだ審査が残っていて受理されるかどうかわかりませんが、現物を手にした人はすぐにバタッと閉じるだろうけれど、レポートを書くような人には少しは役に立つかもしれない。

 

書棚にある「密教講座」系の全集みたいなのと、かなり最近の竹村先生の本とかは友人のところへ発送しました。

まだあふれています。

印刷物が問題だなあ。

レポートの中でまだしばらくは保管しておきたいのは、記念すべきいちばん最初に出したレポートで乾(元学長)先生が添削してくれた「曼荼羅」と、最後に提出した「チベット仏教」だけ。

あとは処分しようと思う。

屋の中にお気に入りの10冊程度の本と、梵文般若心経を書写する一式と、碁盤と碁石があればいい。

とかなんとか夢を描いているものの実際にはその他の趣味がまだ残っていて自分でもうんざりしています。

がんばろう。

 

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色即是空(自主退学)

2024年06月18日 | 日記

目標を定めてひたすら努力し、結果が得られる人生は見事ですが、さっさと見切りをつけて退く勇気もまた必要かと。

ちかごろ会う人ごとに闘病体験を聞かされることが多くなり、いわゆるがんという病は二人に一人どころか4人中3人というイメージです。

残りの1人である私は要するに検査をしていないので「知らないだけ」。

突然下血して病院へかけこみ手術をするとか、脳梗塞で倒れるとか、そういう重大な症状ではなくても、目がかすんだり、手足がしびれたり、疲労回復に時間がかかったり、年齢との闘いは日々更新中。

それで私自身も身辺整理をすべきだと思い、目下の大目標であった大学院卒業をギブアップすることにしました。

前期で自主退学となると、シラバスを斜め読みしたところによると、タイムリミットが8月20日必着らしい。

万一、復学を希望するとしたら、残りの年数分だけ在籍できる。

そのとき定員枠があればということも書いてあったけど、枠がなくて入れなくなるほど繁盛していればなおけっこう。(とても考えられない)

さっさと退学し、残り2年半の時間を貯金しておいて、数年間瞑想にふけり、もしかして天から啓示がおりてくるかもしれないことを期待し、十分修論のテーマが固まったら再度チャレンジすればいい。

このままずるずると時間が経つにまかせていると、負の遺産を引きづって再生不能になってしまう。

再入学するためには入学金があらたに10万円必要になるらしい。

ぼーっと在籍していても年間10万円かかる。

だとしたらやめてしまって3年くらい様子をみれば採算が取れそうだ。

もっともそのころ健康状態がどうなっているか&モチベーションの有無はわからないけど。

本はそれでも始末する予定です。

私の母が晩年家の中をすっきりさせて、あそこまでしなくてもいいのに、とかちょっと寂しかった。

私もがんばろう。

 

「サンスクリット」

退学するとなると現在勉強中のオンライン講座や読書など、一気にテンションが下がってやる気がなくなりそうで心配ですが、サンスクリットは勉強というよりは数独パズルをやる感覚でなじんでいます。

東大仏青中級サンスクリットを1年休んでから戻ってきたのですが、「カターサリットサーガラ」というテキストをやっていて、さて、いったいどこの部分を読んでいるのか全然わからない。

原文はGoogleドライブにアップされていますが、解析は載っているけど日本語訳がなく、意味不明。

それで岩波から出ている昭和32年発刊の超古い本を購入してこれがどのあたりなのかを探っています。

全部で四巻もあり、ほぼ絶望的だと思っていましたが、インターネットで翻訳サイトを見つけ、サンスクリット⇔日本語で変換できることがわかりました。

もちろんぴったり正確な翻訳ではないけれど、デーヴァナーガリーで文章を打ち込むと、数秒で日本語に変換されてきます。

それをA4で1ページ分くらい入力したら、テキストの文章が(二)p.56にあるのと一致しました。

非常に痛快!

デーヴァナーガリー文字入力は慣れてくると頻度の高い文字はほとんど覚えてしまって、ローマナイズより早く打てます。

この翻訳サイト、じつはもうひとつ便利な使い方があります。

東京外語大のサンスクリット語会話ではじつに懇切丁寧な解説が行われていて、じつにありがたいんだけれど、練習問題があるので焦ってしまう。

そこで翻訳サイトにこの問題を入力するとおおむね正解が得られるのです。

助かります。

 

 

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分岐点

2024年06月17日 | 日記

カスミ草、オキシペタラムブルースター、桔梗、どれもみな我が家の庭で育てているものです。

ごまちゃんは24時間自由に庭を散歩できました。

一度もロープにつないだことはありません。

あれから3か月以上経つけれど、毎日、お花と線香などかかさず思い出にふけっています。

おうちCOOPが今朝この苗を配達してきましたが、何を注文したかも忘れていたくらい。

これはアスターです。

この花はなかなか色鮮やかで菊のようでいいのですが、いつぞや栽培したときに花後に散らなくて、かなりしぶといところが難点だと思いました。

それでもしばらく時が経つとまた育てたくなります。

シロヒメアサザは絶好調。

そのうちもっといい場所に移してあげましょう。

 

問題はこれらの本です。(第一弾公開)

じつはこの数倍はあるのですが、とりあえず書き込みがないか、などチェックしているところ。

私にはもうこれらの本をながめる心のゆとりがないので、処分を予定しています。

ずいぶん自由気ままに道楽させてもらいました。

そろそろ断捨離して跡を濁さないようにするつもりです。

最後に好きな本を10冊くらい残して、欲しい人にはさしあげ、ヤフオクやメルカリで売れるものなら売ってみるし、最後は古紙として処分かも。

古本屋に売却したことも3度くらいありますが、定価の10分の1あればいいほうだし、あまりお金にはこだわりません。

すっきり片付けてからの今後の人生は、やり残したテーマを修論としてではなく、1冊の本にして、いままで協力してくれた家族へ感謝の気持ちをこめて形にしたい。

高野山では数々の出会いと得難い体験をしてきました。

なかでも静**先生に師事して、悉曇十八章を教えていただいたことが最大の収穫です。

これはふつうに頼み込んでも絶対受け入れてもらえるものではなく、縁があればこそ。

私の人生でもっとも充実した体験でした。

 

 

 

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カター・・サリット・サーガラ全四巻

2024年06月14日 | 日記

東大仏青サンスクリット中級でテキストに使われている「カター・・サリット・サーガラ」の日本語訳を入手しました。

全四巻で岩波書店。昭和36年ごろの出版で定価80円~120円という年代物。

これをヤフオクで1830円で購入しました。

さていったいこの本のどこにテキストに使われている部分があるのやら。

あまりにも古くてヤケているので、2時間ほど日光消毒をしてから家の中に取り込みました。

「法隆寺夏期大学」

今年こそ法隆寺夏期大学に参加して10回表彰をしていただこう、と意気込んで、早くから奈良のホテルを4泊分予約してあったのですが、急に帯広へ行くことになったため、奈良をキャンセルしました。

それでも未練がましく法隆寺のホームページを見てみると、日程表が載っていて(毎年直接封書で案内が来るのに今年はなかった)、なんだか講師の諸先生方が遠い存在に思えてなにがなんでも行かなければという思いが乏しくなってしまった。

今思えば建築の鈴木嘉吉先生、若草伽藍の森郁夫先生、大野玄妙管主(全員故人となられた)などが常連だった昔は、ほんとに内容が充実していてはるばる奈良へ足を運び、炎天下4日間通った甲斐があるというものだった。

私が初めて参加したのは18年くらい前で、それから2023年まで、ずっと会費は3000円(現在は5000円らしい)だった。

初日はドレンジャー訓練(放水)の見学があり、西院伽藍だけでなく夢殿の救世観音、絵殿舎利殿、焼けた壁画、再現された玉虫厨子などを特別に見ることができた。

ここのところがコロナ以降圧縮されて見学場所が限定されてきたらしい。

そして何よりショックなのは、5回表彰、10回表彰がプログラムに載っていない!

5回表彰のとき、百万塔のレプリカという素晴らしいものをいただいたので、10回表彰にもおおいに期待をしていたんだけれど、こういうところまで色即是空ですか。

そういうわけで本気で夏期大学は諦めることにします。

 

 

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