望子のただいま稽古チュッ!

稽古、公演、プライベート
・・・オバサン役者、木村望子の日々。

演出家いろいろ

2014-03-28 01:56:15 | 演劇・舞台・小劇場

一昨日、作家の話を書きました。


小劇場はたいがい、主宰が作家で演出家。

今、参加している東京ストーリーテラーも、
主宰の久間さんが、作家で演出家です。



あのね。

演出しているときの演出家って、

結構おもしろいんですよ。

それぞれのクセというか、
いろんなタイプがいるんです。


いつもは優しいのに、
 演出のときだけは、鬼のような形相で見続ける人
 (これ、意外に多い)

だた淡々と、無表情の人
 (これ、けっこうコワイ)

音(声)だけ聞いて、ほとんど顔を上げない人
 (これ、かなり気になる)

へらへらと自信なさげに笑ってる人
 (これ、最悪)


で・・・、

久間さんはどうかというと、

百面相をしてます


ひたすら稽古を見ながら、

シーンによっては、
その人物の顔になって、一緒に芝居してたり、

また、出来によって、
にこやかになったり、厳しい顔になったり、


横で見てると、けっこう面白い(笑)
(もちろん隠し撮り


この笑顔は・・・、

きっとうまくいっているんでしょうね



そういえば、去年の暮ごろ、
主宰の久間さんのFBに、
こんなくだりがありました。

書かれたのは当然、去年ですが、
つい数日前まで更新されずに、
ずっと、これがトップにあったんですけどね(笑)

  *   *   *

来年4月の台本、少しずつ物語も進み始めています。

何せ、自分自身が生まれていなかった、
戦後間もない時代の話です。

時代背景を調べていくと、
最初に想定していた構想が史実に合わない、
なんて事が何度も出て来てます。

ドキュメンタリーでは無く、
あくまでフィクションですが、

登場人物の心の流れに影響する出来事や、
戦災からの再生を描く事に関しては、
嘘の無い物語にしたいと考えています。

  *   *   *

作品に対する誠実さ、こだわり。

そんなスタンスが、
きちんとした作品を生むのだと思います。


特に、戦争に絡むことを、
いい加減に描いてはいけないと、
本気で思います。

かっこよく死んでいく兵士、なんて、
無責任に描いちゃいかんでしょ。



って・・・最近、妙にマジメネタが多い?



どうしてもねぇ、

もともと芝居に対しては、
バカみたいに真面目な人間だし、

それに加えて、
今回の時代背景がそうさせるんでしょう。


でも、次にはぜひ、稽古場レポ、書きますね





         

東京ストーリテラー・4月公演
    「凛として」
   詳細はこちら

         




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