2週間前に朗読劇が終わりまして、
久しぶりに公演のウラ話と思ったのですが、
これがあんまりないんですよね。
稽古時間も少ないし、
小道具もなければ衣装の早替えがあるわけでもなく、
座ったきりの朗読劇では、そりゃなくて当たり前。
で、どうしようかな~と思ったとき、
昔の朗読劇の「事件」を思い出したんです。
そういえば・・・あったなぁ。
思い出してもゾッとするようなことが・・・。
いつだったかを調べてみたら、11年も前でした。
ということで・・・、
今回の朗読劇のウラ話のつもりで来て下さった方、
ごめんなさーーい!!
今回のも後で必ず書きますので、
とりあえず11年前のウラ話から書かせて下さい!
はい、これから書くのは11年前の朗読劇の、
<血の気が引く>ようなウラ話でございます。
* *
朗読劇と一口にいっても、
いろんなパターンがありますよね。
今回のように座ってるだけもあれば、
けっこう動きのある作り方もある。
その時の朗読劇は後者の方で、
演者が出たり入ったり、
かなり動きのある演出で・・・、
結果的に、それで命拾いしたのですが・・・。
* *
それは公演初日。
開演5分前くらい。
もちろん、既に全員、そでに待機していて、
台本をまとめてある、こういうファイルを、
しっかり胸に抱えておりました。
同じ台本といっても、
いろいろと個人的に書き込みがあるし、
私みたいに、字を大きく太く、
カスタマイズしてるのもあるし、
同じファイルでも取り違えたりしたら、
とんでもないことになるんですね。
特に私なんぞ、
他の出演者の台本は、小さくて読めないっ!
だから間違えないように、
と、それと・・・、
やっぱり抱えていたい気分で、
みんな黒のファイルを抱えていたんです。
で、
もうすぐ始まるな、と思いながら、
いつものように台詞を復唱する必要もなく、
(台本持ってますからね)
でも、やっぱり不安で、ファイルを開いたんです。
舞台の裏の、少し明るめのスペースで。
そこでもう一度、
ちゃんと読み直しておこう・・・と。
と・・・そのとき!
(つづく)
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