望子のただいま稽古チュッ!

稽古、公演、プライベート
・・・オバサン役者、木村望子の日々。

明石スタジオ閉館と聞いて、ちょっとホラーな思い出話を

2018-12-25 17:10:27 | 演劇・舞台・小劇場

高円寺の明石スタジオが、今年で閉館になるそうです。

どんな劇場か、ネットで検索してみると・・・、


  オープンは1980年。
  松井須磨子の弟子として「芸術座」で活躍した明石澄子により創設。


という、驚愕の情報が現れました。


  松井須磨子!!!


もう完全に歴史の教科書の人物ではないですか!

女優さんが作ったという話は知っていましたが、
まさか松井須磨子のお弟子さんだとは!!


  築38年か・・・。

   仕方ないかなぁ・・・。


楽屋も広いし、いろんな意味でとても良い小屋で、
大好きだったんですが、

私が出た12年前でさえ、かなり痛んでましたから。



実は明石スタジオは、
霊感ゼロの私が、怖い思いをした唯一の場所でして・・・。

それだけに、この話は鉄板ネタで、
いろんな人にしゃべったし、こちらにもしっかり書いています。


これまではもちろん、名前を伏せて書いていましたが、
もう別に伏せる必要はないので、

これを機に、もう一度、
この話を書きたいと思います。


あ~、このネタね、
とわかっちゃった方は、スルーしてくださいね



12年前のことです。

私が明石スタジオにお世話になったのは、
後にも先にも、その公演だけでした。

なぜ、12年前なんて断言できたかというと、
これを書くために、久しぶりに、
その時のチラシを引っ張り出してきたから。


  うわぁ~、なつかしい~~。


この時はとにかく、
チラシのモデルさんが超大物で、
演劇関係者に見せると「おおっ!」と驚かれたっけ。

こちらの方です。



私の大好きな作品『見よ飛行機の高く飛べるを』の作者。




といっても、このネタは、この方とは一切関係ございません。
単に、自分が思い出に浸っただけです
失礼!



さて、本題・・・。

この小屋を作ったのが、
ずっと前に亡くなった、1人の女優さんだった、
ということは、最初から知っていました。

だからなのでしょう。

劇場全体の規模に較べて、珍しいほど楽屋が広くて、
さすが女優さんが作っただけあるね~、
とみんなで感心していました。


楽屋は、手前に、かなり広い部屋がひとつと、
その奥に小さな部屋がもうひとつ。

で、まあ、年の功とでも言いましょうか、

私と、もう1人のベテラン女優さんと2人で、
その小さい部屋を使わせてもらうことになりました。


といっても、入り口はほとんど開けっ放しなので、
個室というより、奥のコーナーといった感じで、

みんなで楽しく、公演がスタートしました。



そのあたりからです
 

「・・・ここ・・・、いるね」

といった話題がチラホラと、
一部の人間から出始めました。




  ・・・と、ちょっと長くなったので、



    <つづく>






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