朝っぱらから物騒な (^◇^;)

また例によって、
音声変換を使ってLINEの入力をしていて、

よっしゃぁ、送るか、と送信ボタンを押しかけた、
その瞬間、

目の端に飛び込んできた、この文章・・・、

「とりあえず３人を殺して」

いやいやいや、
とりあえず殺したりしないから！

今日は私が運転手で車を出して、
目的地に着いたら、

「とりあえず３人を降ろして」

駐車場を探すという予定を伝えたかったんだけど。


まさか本気にはしないとはいえ、
このまま送らなくてよかった(＞人＜;)

ちょこっとウラ話・愛すべきキャラクター（その２）

なかなかかっこいい、中年役者のＡさん。

一見、典型的なチョイ不良（ワル）おやじで、
いかにも女たらしのような、
ま、ひと言でいえば、私の一番嫌いなタイプ（笑）

・・・と思っていたんです。
普通の稽古の時には。

普通の稽古だと、集まって、稽古して、
終わったらざーーっと帰るだけ。

私みたいに、絶対に飲みに行かない人間は、
役者さんの人となりを知ることは、
ほとんどありません。

でも、ラストスパートの稽古になって、
毎日同じスタジオで、朝から晩まで、
ずっと一緒にいるようになると、

そのキャラが炸裂しました（笑）


とにかく、

・・・片付けと掃除が大好きなんです。


まず、朝、稽古場に入ったとたん、

「うわ、空気悪いねー。さぁ、窓開けよー。
　あ、そっちの窓も開けてねー。

　あ、この脱ぎ散らかしたＴシャツ、誰のだー？
　ほら、この靴、片方だけだよ。
　誰のー？　捨てちゃうよー。

　あ、そうだ。
　あの棚、ここに持ってきてさ、
　ここにスペース作って、小道具置き場にしようよ。

　みんなーー、ちょっと聞いてーー。
　ここを小道具置き場にするからさ、
　小道具は、ここに置いてねー」

と、このノリでひたすら喋り続け、
目につくものは、片っ端から片付け、
スペースができたら、せっせと掃除。

稽古が始まる前に疲れ果てるんじゃないか、
と心配になるほど、大張り切りで。


とーってもありがたい。


とーってもありがたい・・・んですが、


ちょっと・・・、ね・・・。


なんというか・・・、
一人で突っ走っちゃうんですよね。


先の「小道具置き場」の件にしても、
劇団員の人が、

「あっ、すみません！！
　その棚は制作の事務仕事に必要なので、
　持って行かれると困るんです～」

と、あわてて止めたりして（笑）


いやぁ、男性で、あのタイプって、
私、初めてでした。

オバサンにはよくいるんですよね。
世話焼きで親切、おせっかい。
ありがたいんだけど、ちょっとややこしい・・・。

でも、何をやっても嫌われないのは、
彼の人徳でしょう。
（もちろん、いつもよかれと思ってやってるんだし）

そして、
スタジオでの稽古が終わって、
いざ、劇場へ。

となったとき、

またしても、彼の大活躍が始まりました


　　　（つづく）




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