後日、出演していた友人と会って、
この前の芝居の話をしました。
「しかし、あの、
ヅラのコロコロはまずかったわね~」
「あー、あれね。
でもあの人、
それどころじゃなかったんだよ」
「へ? まだ何かあったの?」
「一度、ヅラ忘れて出たから」
???!!!???
ヅラを忘れた???
話によると、その役者さん、
よほど自分のヅラが合わなかったのか、
元々ヅラをかぶるのが、
暑苦しくて嫌いなのか、
休憩の間、
いつもヅラを外していたのだそうです。
そして休憩明けの自分の出番に、
そのまんま、ノコノコと・・・
ヅラをかぶるときは、ヅラ下(羽二重)という、
自分の髪を押さえる布で、
頭をすっぽり覆います。
これです。
(無断借用のため、お顔はカットで)
この姿もなかなか異様ですが、
そのヅラ下のままで登場したわけです。
本人がどこで気づいたのかは、
実際に観たわけじゃないので、
わかりませんが、
それよりも、
周りがたまらなかったでしょう。
さすがに、ここまで来ると、
それも連続のミスとなると、
この役者さんの意識が問題になりますよね。
なんとなくダラダラした芝居だったのも、
全体にやる気のない現場だったんじゃないか、
なんて考えたくなってしまいます。
ちなみに、その後、
その役者さんの名前を目にしたことは、
一度もありません。
そりゃ、そうだよね(笑)
(つづく)
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