さつき盆栽日記

さつき盆栽好きが手入れの合間に古刹名刹を巡ります。

東福寺塔頭寺院の「即宗院」

2016年02月26日 | 名所史跡

   東福寺の境内に「特別公開」の

  塔頭寺院を紹介する案内板がありました!

 特別公開中の塔頭寺院は

「臥雲山 即宗院」と案内がされていました

 東福寺三名橋の内で一番上流に架かる「偃月橋」を渡り進みます

 三ノ橋川の渓谷を観ながら歩廊橋を渡って行きます

「即宗院」(そくしゅういん) の「山門」

案内板だけの情報で訪ねてきた塔頭寺院で「特別公開」とは

何の事だろうと興味津々で入ってみました

 

 

山門は400年前の遺構で

左右には珍しい石造りの仁王像が立っていました! 

 庭園は京都市が指定する名勝庭園です

 参道脇に「マンリョウ」の赤い実が際立っていました!

 

  

  即宗院の沿革   山荘月輪殿の説明

 「即宗院」は薩摩藩、島津家の畿内菩提所です

 平安時代の後期、関白の藤原忠道がこの地に御所を建立した

忠道の子、兼実が関白の職を辞した後、兼実の別称「月輪殿」と

呼ばれたことから御所でなくなった山荘を「月輪殿」とした

即宗院の庭園はその山荘の跡地にあります

 

 

 

 

庭園の一角で白梅、薄い色の紅梅の花が咲き揃っていました!

梅の花を観ながら「特別公開」のことを思い出して説明をよく

聞いていると即宗院そのものが普段は非公開になっている

ようで運が良く得した気持ちになりました!

   

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