東福寺の境内に「特別公開」の
塔頭寺院を紹介する案内板がありました!
特別公開中の塔頭寺院は
「臥雲山 即宗院」と案内がされていました
東福寺三名橋の内で一番上流に架かる「偃月橋」を渡り進みます
三ノ橋川の渓谷を観ながら歩廊橋を渡って行きます
「即宗院」(そくしゅういん) の「山門」
案内板だけの情報で訪ねてきた塔頭寺院で「特別公開」とは
何の事だろうと興味津々で入ってみました
山門は400年前の遺構で
左右には珍しい石造りの仁王像が立っていました!
庭園は京都市が指定する名勝庭園です
参道脇に「マンリョウ」の赤い実が際立っていました!
即宗院の沿革 山荘月輪殿の説明
「即宗院」は薩摩藩、島津家の畿内菩提所です
平安時代の後期、関白の藤原忠道がこの地に御所を建立した
忠道の子、兼実が関白の職を辞した後、兼実の別称「月輪殿」と
呼ばれたことから御所でなくなった山荘を「月輪殿」とした
即宗院の庭園はその山荘の跡地にあります
庭園の一角で白梅、薄い色の紅梅の花が咲き揃っていました!
梅の花を観ながら「特別公開」のことを思い出して説明をよく
聞いていると即宗院そのものが普段は非公開になっている
ようで運が良く得した気持ちになりました!