今日は、娘羊の授業参観でした。
小学校最後の授業参観は、体育館にて、「親に感謝する会」だったのです。
感謝かぁ。羊飼い、しみじみします。もう卒業なんだなぁって。
合唱と合奏。
それから詩の朗読です。
そして、詩の朗読は谷川俊太郎の「生きる」
でした。クリップライフをご覧くださいね。
今回、娘羊はスライドでナレーションを担当し、なかなか上手でした。
それにしても、スライドを1年生から見ながら、涙が出そうになってきました。
どうしても、いろんな想いがわきあがってきます。
最後の6年生の運動会、球技大会の様子は、泣きそうになり、見られませんでした。
みな、一生けん命に組み立て体操の練習をしているところです。
娘羊は、膝の手術をしたために、これら何も参加できなかったのです。
運動会もです。最初の競技でひざを痛め、唯一の鉄砲の役も、できなくなり・・・
悔し涙が頬を伝っていました。
だからこのあたりの、スライドのどこにも娘羊は写っていませんでした。
ごめんね、ママがもっと早く気がついて治療をはじめてたら、間に合ったかもね。
・・・こんなにみんながイキイキとしているそばで、練習をただ見ているしかなかった娘羊の気持ちを思うと、なんとも切ない気持ちになりました。
どんな気持ちだったんだろう。
結局親は、子どものことをわかっているようでいて、何もわかってないものなんですね。
そんなことがあっても、何事もないように、明るく、楽しく学校に行っていたあなたを、ママは誇りに思います。
親に感謝する会・・・いえ、親の方こそ、こんな素敵な子どもたちに感謝する会だったのでした。
結局、親って言いながら、子供のことを一番分かっているつもりでも
実は何も分かってなかったりするんですよね。
とっても良く分かります。
それなのに、かえって、子供の方が気を遣ってくれたりして
いつもニコニコしていてくれるのが
とっても有難かったりします。
本当に、感謝してあげたいのは、子供の方ですよね。
私も、その気持ちを持ち続けたいと思っています。
そうなんですよね。
親の方が子どもに助けられていること、本当に多いのですよね。
子どもってとても大きな、そしてありがたい存在ですね。
もっともっと、親として成長しなくては、と、思いました。