羊飼いな日々

仕事も家庭も子育ても、
のんびり気ままに行きましょう~

最後は涙・涙の修了証

2006-11-24 21:09:10 | 活動・福祉とボランティア

本日、最終の実習です。名実ともにこれでホームヘルパー2級取得です。

最終の今日は、デイサービスセンターです。デイサービスセンターAという施設での実習です。朝は8時30分から、午後5時まで。

さて、今日の日課表です。

 9:00 利用開始 利用者出迎え

10:00 入浴介助 レクリエーション 

11:30 片付け

11:45 昼食準備

12:00 食事

12:30 午睡

13:30 外出、紅葉狩り・レクリエーション

15:00 おやつ

15:15 帰宅準備

15:30 送迎・送り

      洗濯物片付け・掃除

17:00 終礼

以上の流れです。羊飼いは、午前中機械浴の介助手伝いで、またまた汗だくでした。レクリエーションを担当した他実習生2名は、カードなどを利用者としていたようです。

また、午後は、車で紅葉狩りの外出。たまたまこれも他の2名が同行し、羊飼いはお留守番。施設でおむつ交換や、布団片付けなどをしていました。

書き出してみると、どうということのない作業ですが、お年寄りもからむため、簡単には進みません。自分で出来ることはしていただき、自立も図ることが大事だからです。こちらがさっさと世話したほうがよっぽど疲れないはずです。また、コミュニケーションといいますが、結構、気を使うものです。なかには、ほっといて欲しいというお年寄りもいますしね。

とにかく、短いようで意外と長かった、ホームヘルパー2級取得の道のり。

始まる前は、カンタンに楽勝楽勝と思っていたのです。しかし、勉強ばかりしていればいいだけの学生時代と違い、子どもや仕事など、いろいろとしがらみのある身。講習だけではない、思いがけない困難も山積みだったのです。

何が大変といえば、やはり子どものこと。いろいろと考えて留守番させるのですが、思うとうりに行かないものです。そのたびにイライラしたり、叱ったり・・自分の中の、過保護な部分がここにきて露呈したような感じです。

子どもの休みに当たったときなどは、親から知り合いから総動員して乗り切りました。ご迷惑をおかけいたしました。

そして、施設の実習。体を動かしていれば、なんとかなるだろうと思ったのも、かなり勘違いでしたね。実際にお年寄りを前に、何も出来ない自分、してはいけないのに、つい手を出しすぎる自分がいます。

そして、言葉で訴えられない方のつらさや、気持ちに、精神的に同調してしまい、こちらが参ってしまう・・などがありました。

本日最後の終礼の時の挨拶で、一緒に実習の方が、「父が亡くなる前にこういう勉強をしていたら、もっとよく世話をしてあげられたのに・・」と目に涙をためていました。つられて、涙が出そうになりました。みんな、それぞれ、思うところがあって、この講座を受けているのです。

この仕事をするにしても、しないにしても、一生懸命に取り組んだ2ヶ月間。得るものは計り知れません。自分の無知、傲慢、無神経、・・そんなものにも向き合うことになるとは思わなかったですが、こんなことでもなければ、気づかなかった、自分にしっかりと向き合えたことが一番の収穫だったと思います。


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