自称「一般的な会社員」

どこにでもいる、一般的な会社員の日常

11月4日

2008-11-04 | バイク
バイクが故障中にも関わらず、何故か冬みかんからツーリングに誘われました。
せっかくなのでお供しましたが。



AM7:00
都内某所にて冬みかんと合流。
自宅から10分で着く場所にもかかわらず、遅刻する。
洗濯物干してたのよ…。
そのまま冬みかんに置いていかれそうになりながら、山のほうへ。



AM7:40
都内某所にて冬みかんの知人と合流。
仮にZさんとしておきましょう。
冬みかんの彼女の同僚という、オイオイちょっと関係が遠くないか。

しかしこの人、すっごくいい人。
気さくで物腰が柔らか。
初対面なので心配していましたが、超安心。
多い日でも安心って、何が多いんでしょうかね。



AM8:00
出撃。
先頭はZさんで、中堅が私、しんがりが冬みかん。
Zさんが『時間はあるのでゆっくり行きましょう』とおっしゃっていたのを信じた私がバカだった。
そりゃあカイさんも『スレッガーさんかい?早い!早いよ!』って叫ぶさ。
全然ついていけない。
渋滞を避けるためにすり抜けとかするんですが、なんでそんなに早いのよ。

山道に入るにつれ、渋滞もなく順調に流れる。
そしてまた離される。
えーっと、ここは何キロ制限ですか?
僕はいったい何キロで走っているんですか?
死ねる。
前に車とかがいてスピードが落ちると、すごく安心する。
信号で追い抜いちゃうんだけど、山道だから信号がめちゃめちゃ少ない。
すっごく助かったわ…。



AM9:00前
本格的な峠道に突入。
とは言っても、三国峠や箱根の峠ほど曲がりくねってない。
しかも前に車がいたおかげで速度もそれほど出ていない。
超安心。

しかし…ここで大問題発生。



AM9:00過ぎ
冬みかん、捕まる。

おまわりさんがネズミ捕りをしていたのね。
そこでね、冬みかんが路肩側から追い越しをかけてね。
見事にお縄を頂戴してしまいました。

冬みかんが厳重注意をもらっている間、業務熱心な私はケータイの電波チェックです。
どこかに行くとやってしまう、職業病です。
奥多摩の某所は、キノコが3本、犬が圏外でした。
サルとキャラなし(リス?)は持ってないから知らない。



AM9:30
冬みかん、開放。
思ったよりも凹んでなかった。

Z「他でもやってるかもしれないから、ゆっくり行こうか」

信じたオレがバカだったよ…。



AM10:00前
アレックス、事故寸前。
大怪我するとは思ったけど、不思議と死ぬとは思わなかった。

自分にとっては明らかなオーバーペースで走ること2時間。
疲労もあったのかもしれない。
あるカーブで操作ミス。
ブレーキを使わずにギアチェンジ(エンジンブレーキ)で減速操作をしていたのですが、そのカーブでは1段下げただけでは曲がりきれず。
もう1段下げるはずが、何を血迷ったのか1段上げてしまった。
ギアが上がればエンジンブレーキが弱くなり、トルクも下がるので安定性も下がる。
『急旋回などしたらコケる!』と思った私は壁に向かって一直線。

    /\___/ヽ   ヽ
   /    ::::::::::::::::\ つ
  . |  ,,-‐‐   ‐‐-、 .:::| わ
  |  、_(o)_,:  _(o)_, :::|ぁぁ
.   |    ::<      .::|あぁ
   \  /( [三] )ヽ ::/ああ
   /`ー‐--‐‐―´\ぁあ

ギリギリでブレーキが間に合い、壁の手前で曲がることが出来ました。
どっと疲れたわ…。

Zさんに厳重注意を頂き、走行再開。
相変わらずのオーバーペースで半泣き。
どこかの駐車場で休憩。



AM10:00
疲労回復する間もなく出発。
冬みかんから『遅すぎてイライラする』と言われるが、誘ったキミが悪い。
反省などしない。

休憩したあとは、さらにペースがダウン。
次々にバイクが追い越していく。
追い越しざまに、左手をちょっと上げるのが礼儀っぽい。
続々とバイクに抜かれていくが、最終的には車の走り屋さんにまで抜かれた。
ただこの走り屋さんは、抜いた後にハザードを出したので許す。

そのまま何度となく前を走るZさんを見失いつつ、一般道に復帰。
あの安堵感と言ったらないよ。
ただね、スピード感が狂ってしまっておりまして、一般道での速度超過が激しかった。
赤信号に気づくのが遅れたときは、人生で初めてタイヤをブレーキロックしてしまったよ…。



AM12:00
Zさんの職場=冬みかんの彼女の職場に到着。
私、完全に部外者なんですけど…。

何事も無かったかのように事務所に通してもらい、何事もなかったかのように食事を共にさせて頂きました。
ええ人たちや…。



こうして人生2度目のツーリングは終了しました。
1度目はあちらがペースを合わせてくれたので助かりましたが、今回はホントに大変だった。
ツーリングはドラテクを磨いてからにしたいと思います。