石田晴香さんが一時期から「世界一かわいい」と自称しなくなった。確か劇場公演の MC で、親御さんから止められた、というようなことを言っていた記憶がある。一般のお子さんについてだったら、確かにそんなことは言わないでおく方が良いかも知れないし、また親御さんの教育方針に他人が口を出すもんでもないだろう。しかしながら、劇場で「アイドル ( の卵 ) として」存在しているはるきゃんについて、となると、話が違って来る。劇場でのはるきゃんを見ているファンの一人としては、もし親御さんが本当にそう言ったのなら、それは間違いだと思う、と異を唱えさせてもらいたい。
現実世界では、たとえどんなにかわいくとも、「世界一」を自称するというのはイタく感じられることだろう。しかし、芸能界、または少なくともアイドルの世界で生きていくからには、多少の勘違いと思い上がりを含めて、本人にそのくらいの「根拠のない自信」があった方が良い。もちろん根拠のない自信だけではタレントとして長く生き続けていくことはできないだろうから、ちゃんと「根拠のある自信」も身につけてもらいたいと思うし、実際、そのために日々劇場公演を重ね、あるいはそのためのレッスンを続けていることと思う。だが一方で、どんなに訓練しても身につかないのが「根拠のない自信」というやつで、さらに難しいことには、これがアイドルとしての「華」とか「オーラ」とかいったものの下支えをしている場合が多いのだ。
蝶よ花よと育てられ、周り中からかわいいわね、きれいね、美人さんねとかわいがられて育って来た人というのは、そういう自意識を当然のものとしているし、人と向かい合った時にもそういう振る舞いをする。人に見られることに臆することなく、優雅ににっこりと笑顔を返せるのだ。そういう態度を身につけているだけで、タレントとしての「輝き」の第一歩はずいぶん有利になる。ちなみに、オーディション合格後、劇場デビューしてファンがつき始めたとたんに、急速にかわいらしくなっていくのも同様の理由による。
とは言え、AKB48 という集団に入れば、現実的には否応なしに「自分より、もっとかわいい子がいる」ということを、誰よりも本人が気づかざるを得なくなる。そしてまた、ガッツキたいファンの、口先だけでどんなことでも言うのを無条件に信じ込んで良い訳ではない、ということも学んでいかなければならないだろう。そんな中で、無条件の賞賛をして良い存在がいる。それはほかでもない、その人の親だ。つまり親御さんとしては、もし彼女を今後ともアイドルとして大きく伸ばしてあげたいなら、むしろ積極的に「あなたはかわいい」という賞賛をしてやるべきであり、そう思い込ませて良いのである。
そしてまた、逆の考え方もある。本人を含めた誰もが、本当に「世界一かわいい」なんて思っていなかったとしても、あえて言い続ければ、それは一つのキャラになり、芸風になっていくということだ。アイドルとして、タレントとしてやって行く場合は、そういうイタさ加減も含めて、ユニークなキャラを確立し、認知されればそれで OK なのだ。
ということで私としては、石田さんの「世界一かわいい」自称の復活を支持したい。
現実世界では、たとえどんなにかわいくとも、「世界一」を自称するというのはイタく感じられることだろう。しかし、芸能界、または少なくともアイドルの世界で生きていくからには、多少の勘違いと思い上がりを含めて、本人にそのくらいの「根拠のない自信」があった方が良い。もちろん根拠のない自信だけではタレントとして長く生き続けていくことはできないだろうから、ちゃんと「根拠のある自信」も身につけてもらいたいと思うし、実際、そのために日々劇場公演を重ね、あるいはそのためのレッスンを続けていることと思う。だが一方で、どんなに訓練しても身につかないのが「根拠のない自信」というやつで、さらに難しいことには、これがアイドルとしての「華」とか「オーラ」とかいったものの下支えをしている場合が多いのだ。
蝶よ花よと育てられ、周り中からかわいいわね、きれいね、美人さんねとかわいがられて育って来た人というのは、そういう自意識を当然のものとしているし、人と向かい合った時にもそういう振る舞いをする。人に見られることに臆することなく、優雅ににっこりと笑顔を返せるのだ。そういう態度を身につけているだけで、タレントとしての「輝き」の第一歩はずいぶん有利になる。ちなみに、オーディション合格後、劇場デビューしてファンがつき始めたとたんに、急速にかわいらしくなっていくのも同様の理由による。
とは言え、AKB48 という集団に入れば、現実的には否応なしに「自分より、もっとかわいい子がいる」ということを、誰よりも本人が気づかざるを得なくなる。そしてまた、ガッツキたいファンの、口先だけでどんなことでも言うのを無条件に信じ込んで良い訳ではない、ということも学んでいかなければならないだろう。そんな中で、無条件の賞賛をして良い存在がいる。それはほかでもない、その人の親だ。つまり親御さんとしては、もし彼女を今後ともアイドルとして大きく伸ばしてあげたいなら、むしろ積極的に「あなたはかわいい」という賞賛をしてやるべきであり、そう思い込ませて良いのである。
そしてまた、逆の考え方もある。本人を含めた誰もが、本当に「世界一かわいい」なんて思っていなかったとしても、あえて言い続ければ、それは一つのキャラになり、芸風になっていくということだ。アイドルとして、タレントとしてやって行く場合は、そういうイタさ加減も含めて、ユニークなキャラを確立し、認知されればそれで OK なのだ。
ということで私としては、石田さんの「世界一かわいい」自称の復活を支持したい。
私としては自意識などより一段低い、15才少女の児戯の如きものと捉えていたんですけどね。
仰られているように、この世界の「自意識過剰」は職業病的なところもあり、その漲って、持て余した自意識も、適切な舵取りさえ行われれば大いに有効だと思われます。実際「見られている」ことにより渋皮がむけたように美しくなり、造形すら変わったかのようなメンバーもいますしね。
そして、「根拠のない自信」に通低している「華」や「オーラ」と言ったメタな要因も「天稟」として認めるべき実力かなと思うようになってきました。よって、「いきなりセンターのスーパー小学生」「スピード昇進記録達成のAメン」さらには「教頭先生のラジオ体操みたいなダンスだけど選抜入りした研究生」らの大抜擢もそれはそれで、「スター然」としていて魅力あるものだと思います。
しかしながら、「根拠のある自信」こそがAKBの正道であり倦まず弛まず続けてきた努力が結実して、報われる事を旨としていただきたいものです。その意味からも、決して意気阻喪することなく頑張ってきた大家さんの昇格を早く見たいですね。
それで、石田さんですが、彼女は「アイドル然」とした天稟の魅力があると思いますので「ナルシス」フレーズの復活は私も賛成です。
昇格も秒読みでしょうし、この際フレーズの内容も「宇宙一」に昇格してみては?