goo blog サービス終了のお知らせ 

AKB48をめぐる妄想

AKB48にハマった私「カギ」が、好き勝手なことを述べるブログです。

どの日も特別な1日

2006-07-10 16:05:21 | Weblog
 初日から 2 日目は、徹夜だの始発だのでチケット購入に奔走して、ブログで感想書いている暇がないって人が多かったような気がする。

 私の場合、土曜の初日を運良く見られた後、軽くビールを飲みつつ食事をして 22 時半頃に帰り、日曜の朝 3 時に起きて、始発で出る前にとりあえず第一印象を書いておこうと思ったら、うっかり 6 時を過ぎていた。この時間じゃもうチケットもないだろ、とあきらめてしまったのだが、後で聞くところによると 9 時頃まで大丈夫だったらしい。日曜で増える分と、初日ではないから減る分、でも再度のサプライズを期待して増える分…などと細かく考えたのだが、結局ハズレ。初日は始発でもダメだったなどと書いてしまったせいで、ライトユーザーが最初から見送ってしまったのかも(^_^;)。

 まあしかし、おかげで日曜は午前中ぐっすり眠れて、かなり元気にはなった。夕方、カフェ観覧に向かう。出がけにちょっとぐずぐずしていたもので、カフェに着いた時には 3 曲目の途中だったが、そのまま最後まで見た。初日を思い出してみると、私は3曲目の星がどうとかいう曲と、「日付変更線」の 2 曲で、思わず手が動いていたのだった。この 2 曲と、本編ラストの打ち上げ花火の曲、それと「転がる石になれ」あたりが好きな曲かなあ。まあ私の場合、今の一般的なアイドルファンの好みとは違って、たぶん好みが古めだと思うんだけれど。

 で、そうこうするうちにあちこちのブログで、そろそろ感想が出て来たようだが、評判は今ひとつ芳しくないようだ。私も A-2nd の時のように手放しで絶賛というわけじゃないので、あまり人のことは言えないのだが、でも、セットリスト全体としては結構楽しいと思ったし、「チーム K もたまには見ておかないとなあ」ではなく、素直に「時々は見に来たいな」と思っている。ただ、病みつきになるほど「また見たい」欲がそそられるかというと、今ひとつなのは事実で、それはやっぱりメンバーのパフォーマンスにかかっているんじゃないか、と思っていたりする。「転がる石になれ」は全員かなり力が入っているので、要するにあの意気込みで全曲をやってくれれば良いんだと思うけどなあ。

 これはチーム K だけの問題でなく、もちろん A にも共通することなのだけれど、パフォーマーとして大事なことは、そういう「特別な時」に無意識に発揮されるようなパワーを、毎日、全曲で、意識的に発揮できるようにすること、だと思う。日々のステージが「日常」になってしまったら、今日は昨日の、明日は今日の繰り返しでしかなくなってしまう。そして特に AKB48 劇場は、客の顔ぶれもあまり変わらなかったりするから、ついルーティンをこなしている心境になってしまうかも知れない。でも、客の中にはその日が初めての人もいれば、その日が大切な日 ( 誕生日とか ) の人もいるはずで、毎日が誰かにとって「特別な日」なのだ。その特別な日にかける思いに応えるためには、舞台の上の人は、常に一期一会の心がけでステージを務めなければならないのだ。

 私たちファンが何度も劇場に足を運ぶのは、昨日とは違う今日の姿を見るためだ。昨日と同じステージを見たいだけなら、DVD を何度でも眺めていれば良い。だが、たとえ同じセットリストで演じていても、生身の人間が演じている限り、昨日と今日は同じではないと思うからこそ、劇場に通うのだ。まして、日々のステージで成長していく ( はずの ) メンバーたちによるステージであれば、なおさらのことだ。昨日が昨日で特別な 1 日だったように、今日はまた別の、特別な 1 日なのだ。

 そして、感動というのは、そういう客の思いと、それに応えるステージ上の演じ手の思いとが出会ったところに生まれるものなのだ。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。