AKB48をめぐる妄想

AKB48にハマった私「カギ」が、好き勝手なことを述べるブログです。

握手会で何を話して良いか分からない

2010-11-16 02:53:50 | Weblog
 正直なところ、握手会というのがあまり得意ではない。嫌いという意味ではなく、行きたいと思うし、行けばそれなりに楽しいのだけれど、何をしゃべれば良いものか、実は良く分からないのだ。AKB48でずいぶん私の感覚も変わっては来たものの、私にとってはアイドルなんて遠くから見ていれば良いものであって、せいぜい頑張ってくださいとか、その程度のことを言えば用は済んでしまう。

 私にとってコミュニケーションというのは「こちらがあちらを知っている」というだけでは成り立たないと思っているのだが、どのみちアイドル相手に腹を割って話し合う機会などあるわけもないのだし、ほどほどの距離感から当たり障りのない言葉を言うくらいしかどうしようもない。特に私の場合、1時間、2時間と時間をかけて少しずつ接点を探りながら、だんだん相互理解を深めていく会話スタイルなので、一言二言で勝負をかける握手会は、どだい無理なのだ。

 ちなみに、これはあくまでも「私の」対人コミュニケーションに対する考え方であって、これが真実だとか正しいとか主張するつもりはまったくないので誤解のないようにお願いしたい。むしろこんな風に、普通の人付き合いでの距離感を、アイドルとのコミュニケーションにも等しく適用してしまう方が変なんだろう、という自覚くらいはある。ただ、どういうわけか私の小学校以来の知り合いや友人に、わりあい有名な役者さんが複数いるもので、そういう仕事の人たちを特別視しない習慣があるのかも知れない。

 まあ話を戻して、たまに友人や、あるいは知らない人のブログで握手会レポートなどを読むと、みんなちゃんと会話してて偉いなぁと思ってしまう。その人のブログやモバメ、雑誌インタビューやTV・ラジオ番組などを隈なくチェックし、話題をふんだんに用意しながらも厳選し、短い時間の中で効果的に伝え、反応を楽しんでいるなぁという気がする。それは本当に感心するけれど、同時に私には絶対真似できないなぁとも思う。だから私の場合、よっぽど何か言おう、伝えようと思っている時は、ほとんどこちらがしゃべっているだけになってしまうし、そうでない時は「あー、えーと、その」みたいに言葉を探して無駄な時間を使ってしまうことが少なくない。

 前者はこんな感じ。言い回しとかは正確じゃないけれど、内容は11/3にみぃちゃんのところに行った時に言ったもの。ちなみに()内は、言えなかったけれど、文章にした時に文脈を補うために付け加えてみた
カギ「時代の大きな波が(AKB48に向けて)来ている時に、1期生(という苦難と栄光の歴史を背負う立場)で、17(歳)から18(歳)という(アイドルとして)一番良いタイミングで(その波に)乗れる(幸運を得ている)のは、あなたともう1人だけなんだから、ぜひ(自信を持って)頑張ってくださいね」
みぃちゃん「はいっ!」
…こんな具合。みぃちゃんが返事するのがやっとで、もうはがされる有様(^_^;)。

 後者はこんな感じ。やはり11/3の握手会での例。誰のことかは伏せておきたいので、仮にA嬢としておく。
カギ「えーと……いつも公演頑張ってるよね」
A嬢「はい!だから、お手紙ください!」
カギ「ぇ、手紙……?あ、…うん。でも、どうして?」
(注:私はこれまでその子にファンレターを書いたことがない。)
A嬢「公演の感想とか書いてください。もっと良くして行きたいし、私たちももっと伸びて行かなくちゃいけないから」
カギ「うんうん、そうか……」(しかし書く時間があるかなぁとか、なんでブログじゃなくて手紙なんだろうとか一人で考えて黙り込むダメなオッサン)
A嬢「やっぱり言ってもらわないと分からないところとかあるから、お願いします!」
カギ「はい。えっと……うん、できるだけ(^_^;)」
…人気絶頂のアイドルちゃんの方から(もちろん私はその子のことがかなり好き)からファンレターを求められたら、ふつー全力で「もちろん書くよ!いっぱい!」とか即答しなきゃいかんよな(^_^;)。つくづく自分はヘタレなアイドルファンだと痛感する。

 もっとも、時には、私のことを知っていて話上手な人だと、雑談のような展開になることもある。これも11/3の握手会での概ね実例。
B嬢「あ、来た~」(近付いて行ったらいきなり先制攻撃)
カギ「何ですか、人をお化けみたいに(笑)」
B嬢「いや、待ってるんだよ~古参を!」
カギ「まあ古参で来続けている人も少なくなったよねぇ」
B嬢「そうだよ~。古参待ってるからさ~、また来てよ」
カギ「……、努力します(^_^;)」
B嬢「今の微妙な間、何~?!」(ちょっと憤慨したフリをしてみせてくれる)
…といった展開。まぁ1期生なのはバレバレだし、話し方で見当がつく人もいるかと思うが、そこはそれ、言わぬが花ということでお願いしたい(笑)。

 まあこんな感じで、およそアイドルとの会話らしくないというか、握手会での会話としては下手なんだけれども、これはこれで結構楽しかったりはする。別に握手会なんて決まりがあるわけじゃないんだから、好きなように話せば良いんだよな。うん。

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5 コメント

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Unknown (猫が寝た)
2010-11-16 13:00:59
それだけ話せれば十分ですよ。伊達に経験を積み重ねてないと思わせる会話力にも受け取れます。
おわかりだと思いますが緊張して一言しか話せない人もたくさんいます。
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Unknown (glorian)
2010-11-16 19:26:32
やっぱり 最近古参の方は 離れて行ってるからカギさんみたいな方がメンバーに助言するのもAKBをもっと良くすることにつながるかもしれませんね^^ 最近の新規は・・・ が 口癖になってる方もいるようですし、まぁ ファンが増えればモラルの低下も仕方ないことなのかもしれませんが・・・
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Unknown (スケキヨ)
2010-11-16 20:32:13
B嬢との会話
楽しく読ませていただきました。
今の彼女たちの中に
古参を大切にする空気があるのか
心配になることがあります。
僕は新参ですが
古参のファンをもっと大切にして欲しい
という気持ちがあります。
彼女たちに先行投資をした
株主あるいは発起人のような存在ですからね。
このような会話は救われるような気持ちになります。
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握手会の会話は難しい (ぎんまる)
2010-11-16 22:21:09
こんにちは、カギさま。

握手会での会話は難しいですね。
短ければ短いなりに、長ければ長いなりに。
毎回短い時間での握手会でも、何度も(日にちを替えて)特定のアイドルさんに会いに行くとき、
毎回「応援しています」「(今日のイベントでの)パーフォーマンス良かったです」「頑張ってください」では、芸もないし面白味もないと自分で思うので、相手のアイドルさんにも思われるのではないかと考え悩んじゃいますよね。
何か誉めるところないのか!? とね

長いと一通り「会話」が終わっちゃったあと、お互いに手を握り合ったまま、お互いに笑顔のまま、しばし見つめ合っちゃう時間が嫌ですよね。明らかに“こっち”側から質問(話しかけ)を待っている顔をされますし。場合によっては、『私に本当は興味ないんでしょう? だから聞きたいことも、伝えたい言葉もないんでしょう」みたいな顔をされることがあります。素っとね。
↑被害妄想かも知れませんけど(笑)
もう、ブログやツィッターをやっていれば過去までさかのぼって読みますし。その彼女(アイドルさん)と会話したであろう人の握手会レポートも見つければチェックします。「好き嫌い」や「実は、いま興味を持ち始めたこと」などがポロリとアップされていたりしますからね(^_^)
とりあえず“10秒・30秒・1分”会話のキャッチボールが上手く成立したときには、顔を覚えて貰っている、いないに関係なく、嬉しくなります。
完全に自己満足ですけど (^_^)
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Unknown (新規)
2010-12-02 22:01:42
A嬢だれだかわかった様な気がします
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