AKB48をめぐる妄想

AKB48にハマった私「カギ」が、好き勝手なことを述べるブログです。

今の13期生について思うこと・その2

2012-07-26 21:47:31 | Weblog
 発表されたスケジュールによれば今度の土日には研究生公演がない予定なので、途中からではあるが13期生を中心とした公演を見るために劇場へ。私は定時が過ぎてほどなく会社を出たにも関わらず、電車が10分近く遅れやがって、劇場に入れたのはM07が終わるところ。アンコールと追加の「真夏のSounds Good!」まで含めた計17曲のうち10曲を見られるんだから、まぁ良いと思うべきか。そんな時間だから当然、立ち見のいーーーちばん後ろ、ではあるのだけれど、逆にそこまで遅れると、前の方にあんまり背の高い人がいない場所を選べるというメリットもある。というわけで、その場所にしてはまあまあ視界の広めな場所に陣取る。

 私の友人たちの何人かに聞くと、13期生に関して、あまり良い評価をしている人は少ない。それというのも私の友人たちの少なからぬ人たちは最近栄とか難波とか博多とかに行きまくりなので、それらグループのレンジいっぱい振り切るようなダンスパフォーマンスと比べると、13期生は…ってことになるらしい。確かに、13期生の何人かだけはそれらのグループの新しい子達に比べて遜色はないけれど、ほとんどは少々見劣りし、残念ながらはっきりと見劣りする人が何人かいることも事実だ。

 ただ、ダンスパフォーマンスがすべて、といった言い方に対しては、ちょっと違うんじゃない?と言いたい気分もある。もちろん私も、全身を稼動範囲のぎりぎりまで使い切ろうとするようなパフォーマンスが好きな方ではあるんだけど、しかし、それが唯一解だとも思っていない。このブログでは昔からずっと言っていることだけれど、ダンスコンペでトップだから、美人コンテストで優勝したから、歌唱オーディションで最優秀だから、といった理由はアイドルとしての資質を保証しないのである。

 そしてもう一つ、AKB48というのは、すでに咲いている花を切り花にして楽しむ場所ではない。たとえ不器用でも、日々の劇場公演の中で各人が工夫し、いや、むしろ悪戦苦闘しながら、どうにか成長しようとするプロセスを見守り、共体験する場所だ。今の13期は、それぞれがそれぞれの課題を見つけてより良くなっていこうという道のりの真っ只中にある。1回1回の公演でどういう目標設定をし、どういう努力をし、それができたかどうかを自己評価し、何を反省するか。そういう繰り返しの中で前回より今回、今回より次回、さらに向上していこうとしている過程を見られることがすばらしいのだ。そうした日々の中で、手探りで仲間との紐帯がさらにしっかりとしたものとなり、チームらしい和ができつつある。見ているファンの側としても、ああ、AKB48ってこういうもんだったよな、という原初的な体験ができるのだ。

 私はできるだけ公演は最初から最後までをしっかり見たい方なので、最近、18:30スタートの13期生の公演が定着した木曜日は、ほとんど劇場に行かない曜日になっていた。しかし、それを曲げてでも今の13期生は見ておくべき時期だと感じる。まだ良くも悪くも日々のパフォーマンスにムラがあるけれど、一方では1回ごとに良くなっていく子もいるし、また、それまでパッとしなかった子が、今日はすごく良いなぁ、ということがある。それが良し悪しのムラのブレ幅のうちなのか、継続の中である日急に「目覚めて」あっという間に成長するのか、どちらか分からないとしても、そういう日、そういう場面に立ち会えるというのは大変にエキサイティングなのだ。

 というわけで、もしAKB48全体を好きな人であれば、今の時期に1度、13期生を中心とした研究生公演を見ておくことをおすすめしたい。そうは言ってもなかなか抽選に当たらねーよ、と言われれば返す言葉もない。また、推しのいるチームの公演がなかなか当たらない中、研究生公演で運を使っちゃうと、なおさら推しが遠くなる…という思いもあるだろうとは思う。だが、他のチームに比べれば、研究生公演はまだしも見られる可能性が高いのではないか(あくまでも推測)。そして何より、いろいろ言ったところで、応募だけでもしてみないことには、当たることは絶対にない。ともあれ物は試し、13期生公演に応募してみて、もし当たったら一度、彼女たちを見てやって欲しいと思う。

一時代を画すほどの才能が集う場所

2012-07-26 02:14:11 | Weblog
小室哲哉氏がAKB48に楽曲提供したい、誰か秋元先生に伝えてくれないか、という旨のことを発言された
https://plus.google.com/111212040212155147566/posts/aB7rXtBzEYN
ようですが、このブログではその話はもう3年半も前からしている
http://blog.goo.ne.jp/akb48fan/e/d2e9dd5ca3dc30c7e78dbc383c1066a6
ということを、誰か小室氏にお伝えしておいてください(笑)。彼が世間から最も見下げられていたあの頃に、ちゃんと彼の才能を忘れずに、48グループとのつながりを構想していた人間もいたのだということを。

自分でぐぐたすに書けよって言われそうですが、ぐぐたすは「カギ」名義じゃなく本名でアカウント取っているもので、自分では書くに書けないという(^_^;)。なのでどなたかお願いします。

小室氏はその発言のコメント欄で「作曲家としてバイオグラフィーにAKBの名前がないのは格下げになる」ということも発言されていて、それは楽曲提供の動機としてどーなのよ的な批判があるようだけれど、私としては、一時期を画したほどの才能あらばこその発言だと思う。彼が今でも自分が作曲家として一流だという矜持を持っているからこそ、時代の寵児たるAKB48に楽曲を提供したいし、それに見合うだけの楽曲を作ってみせる、と言いたいのだと感じる。その意気やよし、だったらやってもらおうじゃないですか。って一ファンが言ってもしょうがないんだけど(^_^;)。

当時は始まる前のSDN48を想定していたわけだけれど、今だったら手始めにDiVAあたりで小室氏の楽曲、かなり良いと思うなぁ。そこからNMB48の新セットリスト曲、SKE48のシングルカップリング曲と来て、ついにはAKB48のシングルタイトル曲、みたいな流れは良いと思うんだけれども。

実現するかどうかはさておいても、あれくらいの人が自ら、しかも公然と楽曲提供したいと申し出てくれるのは、すごいことだなあと思う。「桜の栞」のPVの岩井俊二監督もそうだったけれど、AKB48はもはや、それぞれの分野で一時代を画すほどの才能が集う場所になったのだ。