AKB48をめぐる妄想

AKB48にハマった私「カギ」が、好き勝手なことを述べるブログです。

私のAKB48関連の近況など諸々・その3

2012-07-11 02:48:27 | Weblog
 さらに続けて、雑多なネタをつらつらと書いていく。

 先日のカフェイベントについてスポーツ紙のサイトなどで記事を見ていたら、私について「初日から見ている伝説のファン」みたいな話になってしまっていたようなのだけれど、それは間違いなので、一応訂正しておきたい。「最初期から」見ている、というのは自称しているのだけれど、私が初めて劇場に足を運んだのは2005年12月11日で、劇場公演が始まって4日目である。決して初日を見ていた伝説の7人には入っていないことを、改めてはっきり言明しておく。

 私が初めて劇場に足を踏み入れたその日、劇場が迎える最初の日曜日にも関わらず、13:00からの1回目の公演は、客席にたった23人しかいなかった。それも私が暗闇の中でそっと数えた数なので、少しばかりの数え間違いがあるかも知れないし、また一方では、当時あまりにも客が少なかったので、手の空いたスタッフがにぎやかしのために座っていたという話もあるから、果たしてその中でどれだけが「本当の」お客さんだったか知る由もない。

 どんなに月日が経ち、いかにAKB48がメジャーになったとしても、あの頃、ガラガラの客席に向かって、あの20人がどれだけ必死なステージをやっていたか、私はしっかりと記憶している。それは歌やダンスやMCのスキルで言ったらあまり高くはなかったけれど、人の心を打つ、というのがどういうことであるのかを示していた。そしてまた、当時そこにさえ入れなかったカフェっ娘がどういう思いを抱えていたかも、ちゃんと知っている。どんなに「古参ぶりやがって懐古厨ウゼェ」と言われても、たとえ新しいメンバーや研究生に面倒くさがられても、あの時代を覚えている限り、私は言い続ける。劇場公演こそがAKB48の力の源泉であるのだと。

 そして、ずっと考え続けている。それをただの昔話にしないために、一ファンとして何ができるか。力の源泉に湧き出し続ける水を淀ませないために、新しい人たちが常に夢の足がかりを求めてやって来る場であり続けるために、客席から何ができるか。劇場で頑張る人たちを見続け、光を放ち始めた人を見出だすこと。悩んで壁にぶつかっている人や、劇場公演に悪い「慣れ」が出て来た人を見逃さないこと。そうして、そうしたさまざまなことどもを、私なりの言葉にして語って行くこと。一ファンにできるのは、たったその程度のことかも知れないが、ささやかでも私にできることを、可能な範囲で続けて行きたいと思っている。