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会津の重ちゃん日記

日常の出来事、地方紙の記事、街中散策して見聞したことを発信。

郷土料理

2007-02-18 13:59:34 | 料理と酒
写真はこづゆの材料。人参を切ったら真っ赤だった。昔の人参かな

男の料理 2月例会打ち上げ
 2月18日(日)

 朝方少し雪が降り寒かった。みぞれみが降っていたがお天気もおちついた。
 
 
今日第1回東京マラソンが雨の中開催された。諸準備、警備など大変だっただろうと想像する。 約3万人が都内を走りぬけた。
 
 低迷している日本にまだまだ活力がある。スポーツは選手、観衆、視聴者に感動を与えてくれる。特に有森裕子のラストランは。その他、一人一人がいろいろな思いを持って走ったのだろうと思うと自分も参加したかった。
 
 テレビ観戦しているうちに、料理教室味覚会の2月例会の時間となった。
 平成18年度の反省打ち上げをである。
 会場は居酒屋の厨房。そこで作って、それを食べる。もちろんお酒付き。

 「スローフードと郷土料理」のテーマで話しを聞き、作業をした。
 プロはやっぱり違う。職業上の技まで惜しげもなく教えてくれた。

 この日の料理は「こづゆ」「さくらおこわ」「アサリの味噌汁」「塩辛」「ふぐの刺身」「牛肉の鍋」「ほうれんのおひたし」でした。レシピと裏技は後日公開

 講師講評の言葉に
 
 男の料理は「大胆でいい加減」

この言葉はすごい。でも「いい加減」の言葉の含蓄を考えてしまう。
「男はアバウトに料理をしているようだが、実は繊細である。」という意味をふくんでいるのかな。




給食費

2007-02-17 21:05:51 | 時事
学校給食費未納問題 

2月17日(土) 嵐の後の暖かさ。雪もずいぶん融けた。

 文部科学省が1月24日公表した「学校給食費の徴収状況」で、給食費の未納が総額約22億円を上回る。未納家庭が約10万人。と明らかになった。

 二十数年前までは、生活が苦しくても子どもの給食費は何としてでも払う。生活保護を受けるように勧めても「何とか頑張ってみる」という保護者が多かった。
 
 今は生活保護費(給食費も含む)をもらうのは当たり前、もらっても給食費は未納。パチンコなどの遊興費にしてしまう保護者もいる。
 
 無銭飲食もはななだしい。学校では未納者の子どもに給食を食べさせないわけにはいかない。自治体の補填か、給食の質を下げて対応している。
 
 「本当は払えるのに払わない」 保護者の規範意識の欠如は問題である。現代の病める部分である。日本はいつから権利だけ主張して義務を果たさない国になったのだろうか。また、未納を恥ずかしいと思わない。恥らうことが無くなってしまった。

 その最たることが2月16日の新聞記事である。
「大阪市教育委員会は15日、昨年12月時点で市職員15人が学校給食費や市立高校の授業料計約百万円を収めていなかったと発表した。」
 
 最多額は中学校教諭(53歳)の約30万円と市立高校授業料26ヶ月分が未納。理由はなんであれ、誠意ある対応は出来たはず。懲戒免職に等しい。
 事情は知らないが恥を知って辞職すべき行為である。

 夜昼働いても年収200万にならない。給食費を払いたくても払えない人が増えている。
「払えるのに払わない」保護者には憤りを覚える。
 食育の重要性は、知育・体育・徳育とならんで非常に重要である。
 
 学校給食の見直しの意見もあるが、受益者負担を守り(財政にゆとりがあれば全額無償もあるだろうが)おいしい学校給食が続くことを願う。
 「昔懐かしい学校給食が食べたくなった・・。」 

ワーキングプア(働く貧困層)

2007-02-16 22:04:18 | 時事
 写真の梅の花は いわき市内郷で昨日撮影 

2月16日(金)
久しぶりりに雪片付けをする。濡れ雪で重い。寒い一日であった。


いくら働いても報われない時代が来る?

 

 昨夜、或る集まりがあり知人から出席を頼まれた。
 断りきれずに話しを聞くこととなってしまった。
 
 この時期ですので集まりの内容はご想像ください。
 動員されてのこのこと出席した小生も迂闊だった。

 いろいろな方が某氏の人柄、考え方を紹介、最後にご本人が政見を述べた。
 なかなか立派な話しではあった。

 その中で、本市が夕張市を対岸の火事と思っていけないほど財政赤字であることを知った。 
 また、人口減少に歯止めがきかない。
 市政オンブズマンのちらしなどでは読んだことがあるが、
 具体的な数字で話しを聞くと地方都市は大変だということが改めてわかった。

 まさに格差社会である。中でもワーキングプア(働く貧困層)は大きな政治問題であろう。
 真面目に汗水流して一生懸命働いても生活保護水準から脱却できない層が年々増えている。
 
 この現状を解決しないでは、結婚も出産も子育ても難しい。
 少子高齢化の波はものすごいスピードでやってきている。
 増税と生活水準の切り下げでは将来に明るい展望は開けない。

 やっぱり私達一人一人がもっと政治に関心をもちましょう。
 地方選挙も国政選挙も棄権しないようにしましょう。
 
「はたらけど はたらけど猶我が生活(くらし)楽にならざり 
ぢっと手を見る」石川 啄木


   門倉 貴史 氏はその著書の中で 
 = ワーキングプアについて = 次のようなクイズを出している。

問1:世界で最も豊かな国といわれる米国には「ワーキングプア」と
   呼ばれる人たちはどれくらいいるでしょう。

  ① 約 570万人  ② 約1700万人 
  ③ 約2700万人  ④ 約3700万人

  正解は ④の約3700万人  
   ※ワーキングプアという言葉は1990年代米国で生まれた。

後6問は日本についてであるが、正解だけ書いてみる。

問2 日本で「ワーキングプア」といった場合の年収は?
   ・200万未満

問3 日本で「ワーキングプア」は何人くらい?
   ・約550万人

問4 生活保護世帯は?
   ・約100万世帯 

問5 最低賃金は?
   ・都道府県で違うが 最も低いのは時給610円(4県)

問6 15歳から34歳の非正社員は?
   ・約600万人

問7 派遣社員は?
   ・約230万人



 

 

天気

2007-02-15 23:11:36 | 地域情報



写真は、馬酔木の花と吹雪の49号国道


同じ県内、同じ日のお天気

2月15日(木)
 昨夜から全国荒れ回った春一番=春の嵐。 会津は雪。いわきは晴れ。会津は猛吹雪。

 最近の天気予報は正確になってきた。ほぼ予報どうりのことが多い。
 知人と遊んでいるゴルフの会がある「バーディ会」。
 今年初めて仲間でプレーする。「新 いわきカントリークラブ」いわき市内郷。

 朝食を5時50分頃済ませて待っていた。友人車でゴルフ場へ。
 会津は雪が小降りであった。
 
 約1時間50分で到着した。すごく快晴、風もなし。ゴルフ日和。
 9人で3パーテを作りプレーする。
 ルンルンでプレーする。相変わらずのスコアーだが、晴天の下で楽しめた。

 帰りは、磐越道が猛吹雪で通行止め。郡山から49号国道に入り帰宅。チェンーンをしない車がいて渋滞。のろのろで、いらいらした。
 同じ県内でも「浜・中・会津」のお天気の違いは、県民性、土地の気質の違いに通じるような気がした日であった。

 

  
 

 
 

格差社会

2007-02-14 15:10:53 | 時事
白鳥やカモのように格差の少ない世の中であって欲しい

予算委員会の論戦?
2月14日(火)  予報通り雨風が吹いた。九州では春一番の風。

 最近の日本社会はどうなっているのだろう。
「いざなぎ景気」を超えてた好景気が緩やかに続いているというが、実感が湧かない。前小泉内閣の聖域なき構造改革で、銀行と大企業、大都市、そして一部の富裕層だけが恩恵を被っているいるのではないだろうか。
 
 日本は「一億総中流」時代は終わり、アメリカのように少数の富裕層と貧困層に二極化し始めている。格差がじわりじわり。
 
 格差社会は経済面だけではないのだが。(戦前の四民平等、江戸時代の士農工商などの身分制度)中央と地方の格差、教育の格差などもある。

 昨日の予算委員会を視聴していると、民主党の菅、岡田、前原、共産党の志位各氏が「格差問題」を取り上げ、首相の考えをただした。
 
 首相は従来の説明に沿ったもので、経済成長を強化し国民生活全体の底上げを図る答弁を繰り返した。論戦がかみ合わない。政治不信になってしまう。

 春には統一地方選挙、夏には参議院議員選挙がある。
 政見をしっかり聞き、人物を見極め投票しなくてはならない。

 ちょっと数えてみても下記のような政治課題がある。
 政治家のみなさん よろしくお願いいたしますよ。

 
 ○ ワーキングプア(働く貧困層)の増加
 ○ ニートや非正社員(パート)の増加
 ○ 結婚したくてもできない、子どもを生みたくても生めない 貧困のため
 ○ 生活保護世帯の増加
 ○ 給食費未納問題(規範意識の欠如もある)
 ○ 窃盗、強盗、殺人、いじめ、自殺・・・などの社会現象
 ○ 年金・医療・福祉・教育・公共事業・・・・・・等など。

福寿草が咲いた

2007-02-13 19:35:31 | 山野草
どうしたの 福寿草さん こんなに早く

2月13日(火) 
 朝方は冷え込んだが日中は、ちょと一休みの晴れ間。明日からは荒れそうな予報。
 
図書館から帰ってくると近所の知人が声をかけてきた。
「福寿草咲いた?」
山野草の好きな方でお互いに珍しい花が咲くとお茶飲みをして花談義をする。

2月8日のブログに写真を載せたばっかりだ。その時は、黄色い頭をのぞかせていただけだった。まだ、何日も経っていない。確認もしないで「まだまだ」と答えた。でも、もしかしてと裏庭の梅の木の下をみてみると、福寿草が見事に咲いていた。
「まさか、何で、こんなに早いの」と独り言。

知人を呼んで、花談義。
8日に写真を撮った時、3月前には咲くと思ったがこんなに早く咲くとは思いもしなかった。山都町や高郷村などの福寿草よりはずっと早い。

知人に聞かれた時、思い込みで確認もしないで答えた。これが、仕事上のことであったり、火の始末だったり、施錠のことだったりして事故や事件が起きていれば大変なことである。

 思い込み、確認しないでの返事や行動は、今後気をつけていかなければならないと深く反省した。
 


自分酒

2007-02-12 20:34:55 | 料理と酒
今年の自分酒もよくできた
2月12日(月)  
  まとまった雪は降らないが時折湿った雪が降っていた。積もらない。

 喜多方市中央公民館主催の「第11回知的のんべいの自分酒づくり講座」に参加した。蔵元は寛政2年創業で今まで連綿と酒ばやし(新酒が出来た知らせの杉玉)
を絶やさなかった「大和川酒造」に世話になった。

 1月6日に洗米、7日に「麹づくり」、その後添え仕込み⇒仲仕込み⇒13日に「仕込み」留仕込み、27日に醪(もろみ)の発酵を見る 2月4日に「上槽(しぼり)つるし」、そして11日「瓶詰め、ラベル貼り」のような流れである。

 意外と早く酒が出来る。この酒造会社は、コンピューターで蔵の温度管理などをしているので、暖冬でも寒仕込みのようなことが出来る。
 この講座での酒づくりは、退職した越後杜氏が昔の造りかたで教えてくれるので
よい体験ができた。

 酒づくりしたことのない方にはわかりにくいことでしょう。後日、酒づくりの流れをホームページかブログに載せたいと思う。

 この講座に参加してとても良かったことは、自分酒を造った以上に人と人の触れ合いができたことである。20代の独身女性から、70代の男性まで年齢的に幅広い、また職業も新聞記者、教師、会社員、婦人警官、登山家、鳥獣保護のボランテイア(世界各地へ)など多様である。

 昨日大和川酒造の「良志久庵」で、打ち上げ懇親会を行った。前述した人々と酒づくりということを通して知り合い、話し合い、いろいろな活動をしている人の体験など聞くと刺激的で好奇心が湧き起こってきた。
 
 今回の酒造りは、暖冬だと言うのに雪で始まって雪で終わった。
 また、来年も多くの人との出会いを楽しみに「知的のんべいの自分酒づくり」をしようと思う。今夜は、新酒を仏壇へ供え、家内と盃を酌み交わした。乾杯!。


雪中あさづき

2007-02-11 11:21:43 | 地域情報
上の写真は 会津の伝統野菜を守る会より借用しました。

会津の伝統野菜 一番目「浅月」

2月11日(日) 建国記念の日 天気予報は雪が降るようだが・・。

一昨日 鐘撞堂の近くの「あいづっ子」で集まりがあった。

 =今日の献立 お品書き=
  ー 浅月の酢味噌和え   ー お造り三点盛り
  ー 特選福島牛すし    ー 会津っこ鍋 チゲ味
  ー 稲庭うどん      ー 帆立と海老のグラタン
  ー 牛肉とパスタのフレンチソース
  ー 自家製クリームマンジュ梅酒ソース

 浅月は旬の物である。 時々店に並んでいる浅月をみるが地元産ではない。
 会津の伝統野菜である『雪中浅月』が食べたかった。
 女将に聞くと柳津産であることがわかってうれしくなった。美味しい。
 香り豊かな味が、雪国の厳しさ、優しさ、春を迎える喜びを伝えてくれる。

 会津産(西会津町や柳津町)が出回り始めた。
 重ちゃんだけが気づかなかったのかな。
 今日近所の八百屋を覗くと「会津の伝統野菜 雪中浅月」があった。
 早速購入。さっと湯がいて酢味噌和えにして食べた。美味しい。
 皆さんはもうとっくに食べたことでしょうね。

 ところで会津の伝統野菜をご存知ですか。
 
 ○ 雪中あさづき  ○ 荒久田茎立(ちりめんも)
 ○ 会津地葱    ○ 会津丸茄子
 ○ 会津小菊南瓜  ○ 真渡瓜
 ○ 慶徳玉葱    ○ かおり枝豆
 ○ 立川牛蒡    ○ 舘岩蕪
 ○ 会津赤筋大根  ○ アザギ大根
 ○ とこひろ青豆

 地産地消です。 サポート会員(会費無料)になって応援しましょう。
 「会津の伝統野菜を守る会」のホームページをごらんください。

 


ウオーキング

2007-02-10 18:25:33 | 健康
 雪捨て場の雪がまだ融けずにあり行く手を塞いでいる。

ウオーキングをしていて人と合う
2月10日(土)
  
 どんよりした曇り空。時折雨が降っている。「絵ローソクまつり」の人出はどうかな。

毎週水曜日の夜、「胴回りが気になる男のストレッチ講座」に参加している。
約1ヶ月が経過。食事量を減らし、間食や飲酒を控えているがあまり効果がない。
そこで、2月からウオーキングを本格的に始めた。

手始めに湯川の河畔を歩く。市民のポピュラーなコース。ウオーキングする人、犬の散歩をする人、ご夫婦でのんびり散策する人さまざまである。
お天気の良い日は大勢の人が行き交う。

先日の午後 杖をついた老婦人が前を歩いていた。時折、杖で何かをしている。
良く見るとビニールやペットボトルのごみを拾っておられた。はっとした。そして恥ずかしくなった。

小生は自分の健康のことだけを考えてウオーキングをしている。老婦人は、歩きながら環境美化を実践している。全く面識の無い方だが、頭を下げありがとうございますとお礼を述べた。ウオーキングしていても素敵な人に合える。

次ぎの日からは、袋を持って歩くことにした。まず、西若松駅自由通路のタバコの吸殻や紙くずなどを拾った。歩くコース全部とはいかないが、せめて駅周辺のごみ拾いを続けてみようと思った。

版画

2007-02-09 16:24:27 | Weblog
ちょっとうれしい一枚の絵
2月9日(金) 
 
 少しずつ日脚が伸び暖かくなってきているが、夕方になるとまだ寒さを感じる。
インフルエンザが流行している。うがい手洗いをしっかりしましょう。

今 福島民報では「生誕100年 斎藤 清の魅力 第1部 創作の現場」のシリーズの連載が始まっている。2月7日(水)の記事掲載の写真をみて驚いた。そしてうれしくなった。

それは会津の冬(53)下牛尾1982年である。
我が家にある斎藤清のたった1枚の版画の構図であった。
20数年前、職場周りをしていた画商(現在は立派なギャラリーを構えている)に頼まれて購入したものである。

版画のことなどわからないのに、大枚を出して買い求めた。不純であるが、投機的な目的もあった。ただ、会津の冬、白と黒の世界に惹かれてこの絵を選んだ。
描かれた場所、構図、作者の苦労などがわかってくると、なんとなく飾っておいた作品が輝いて見えてきた。愛着も湧いてきた。

芸術の鑑賞(絵、写真、書など)は鑑賞する者が良いと思えばその作品が一番いいものである。と思っていた。しかし、作品についていろいろな情報を得ると同じ作品を鑑賞しても見方が変わってくる。不思議な気持ちである。
人と人のお付き合いも似ているような気がする。


民報の記事の一部を転載します。
真冬の流れ黒で表現

 描かれているのは西会津町の下牛尾地区。町中中心部の野沢から400号国道を南へ約4キロ入った集落で、地区内を流れる長谷川のたもとから上流を見た構図になっている。
一面に広がる雪原と黒で表現された真冬の流れ。川岸の自然な曲線が趣深い。民家は遠くに描かれている。