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会津の重ちゃん日記

日常の出来事、地方紙の記事、街中散策して見聞したことを発信。

ノーベル化学賞

2010-10-07 22:11:12 | 時事
10月7日(木)
 ラシュの朝夕の散歩とお茶を習っている家内の送迎。久しぶりにのんびりと新聞を読んだりテレビを視聴した。新聞のトップ記事「ノーベル化学賞に2邦人」のタイトル。
NHKのニュースや民報各局のワイドショーも大きく取りあげた。
~2年ぶり ノーベル賞に 日本湧く~

国内外とも暗いニュースが多かった。2年ぶりにノーベル化学賞を受賞された。
北海道大学名誉教授 鈴木 章氏、と米パデュー大特別教授 根岸 英一氏と米デラウェア大名誉教授リチャード・ヘックの三人。
日本人両氏とも、製薬や電子産業などの幅広い分野で使われる有機化合物の合成技術を開発した。原理は基本的には同じで三氏の方法一個のパラジュウムに加えて、根岸氏は亜鉛、鈴木氏はホウ酸を用いるのが特徴。「鈴木カップリング」「根岸カップリング」として各界から大きな注目を浴びるようになった。
 
 長年こつこつと研究を続けたことが実を結び花を咲かせた。受賞された方の言葉の中にこの分野は多くの研究者がいて切磋琢磨している。誰が受賞しても不思議でないとおっしゃっていた。選考して選ぶ賞は、多くの方に認められる業績と推薦者の働きも大きい。二人の受賞にハーバードブラウン博士との出会いと推薦があったことも忘れてはならない。
 資源も財力もない我が国では、このような科学・技術分野に予算を重点的に配分し特許を取るような研究を支援するのも国策として大事ではないだろうか。