急な晴天時におこる石灰欠乏への対処法。
ハウストマト栽培に限らず、ハウスキュウリ栽培やハウスピーマン
栽培において、気温が急上昇したあとの作物に水分が不足した場合
にあらわれることが多い現象として
![トマト尻腐れ.jpg](http://image.space.rakuten.co.jp/d/strg/ctrl/9/b412e0035389684d4cfbcd65aa8aaf4bdc9db9f5.09.2.9.2.jpeg)
![キュウリ先端枯れ.jpg](http://image.space.rakuten.co.jp/d/strg/ctrl/9/4f6e824283e6520a490c1ffe77c76a10a0dffdae.09.2.9.2.jpeg)
果実の尻グサレ症や、より重い症状の先端部分の褐変症
などに代表される 作物のカルシウム欠乏の症状 があります。そ
して この症状が現われることの多い時期としてあげられるのが
● 天候が不安定
● 日照時間が次第に長くなってくる
● 気温、ひいては地温が急激に上昇することが多い
といった春先のハウス内が乾燥しやすい4月の時期というわけです。
ある程度の尻グサレ症の果実の発生はしかたのないものですが、障害
果量が多くなりすぎたり、また作物の先端部分に褐変症が現れるよう
であれば、もちろん対策が必要になります。
ということで、対策としてまず考えられるのは
ハウス内の土を乾燥しすぎないこと
が、大切になります。その方法ですが
● かん水の量を〔冬場よりも〕じょじょに増やしていく
● 内カーテンを上げ下げして日射量を調整する
● 遮光資材を利用する
● 気温上昇による水の蒸散を避けるために、充分に換気をする
といった、こまめなハウス管理が なによりの乾燥防止対策となり、
ひいては カルシウムの欠乏症状の予防対策 となります。
また、気温の上昇とともに果実の太り具合もすこしづつ早くなって
くるわけですから、冬場よりも収穫の間隔をいくぶん短縮すること
も必要になってくるころでもありますね。
といったわけで、なんだか冬場よりも手がかかることになる春先の
ハウス管理です。 けれど厳寒期のなかで果実を成らしてきた“疲
れ”がみえる作物にとっては、栽培者の存在がなによりのお薬・・・
これからのハウス作終盤にかけての良品多収穫のためにも、ここは
こまめな管理をお願いいたします。
なんたって作物は、栽培者にとっての金のなる木 なのですものね。
![](https://image.space.rakuten.co.jp/d/strg/ctrl/9/0b67909cae210cd474b2c2d2f29457564159c247.09.2.9.2.jpeg)
ちなみに施肥管理的には、作物の状態に合わせて こんなかんじで
対応してますよ。ご参考に。 → 春先3月の管理は こちら。
ハウス内の高温は、作物の花粉の品質や受粉にも影響します。
35度を超えたときに受粉した果実は、奇形果や果実の肥大
不良を招くともいわれていますよ。また受粉に活躍しくれる
昆虫たちにとっても高温は大敵です。
「夢で終らせない農業起業」「 本当は危ない有機野菜 」
ハウストマト栽培に限らず、ハウスキュウリ栽培やハウスピーマン
栽培において、気温が急上昇したあとの作物に水分が不足した場合
にあらわれることが多い現象として
![トマト尻腐れ.jpg](http://image.space.rakuten.co.jp/d/strg/ctrl/9/b412e0035389684d4cfbcd65aa8aaf4bdc9db9f5.09.2.9.2.jpeg)
![キュウリ先端枯れ.jpg](http://image.space.rakuten.co.jp/d/strg/ctrl/9/4f6e824283e6520a490c1ffe77c76a10a0dffdae.09.2.9.2.jpeg)
果実の尻グサレ症や、より重い症状の先端部分の褐変症
などに代表される 作物のカルシウム欠乏の症状 があります。そ
して この症状が現われることの多い時期としてあげられるのが
● 天候が不安定
● 日照時間が次第に長くなってくる
● 気温、ひいては地温が急激に上昇することが多い
といった春先のハウス内が乾燥しやすい4月の時期というわけです。
ある程度の尻グサレ症の果実の発生はしかたのないものですが、障害
果量が多くなりすぎたり、また作物の先端部分に褐変症が現れるよう
であれば、もちろん対策が必要になります。
ということで、対策としてまず考えられるのは
ハウス内の土を乾燥しすぎないこと
が、大切になります。その方法ですが
● かん水の量を〔冬場よりも〕じょじょに増やしていく
● 内カーテンを上げ下げして日射量を調整する
● 遮光資材を利用する
● 気温上昇による水の蒸散を避けるために、充分に換気をする
といった、こまめなハウス管理が なによりの乾燥防止対策となり、
ひいては カルシウムの欠乏症状の予防対策 となります。
また、気温の上昇とともに果実の太り具合もすこしづつ早くなって
くるわけですから、冬場よりも収穫の間隔をいくぶん短縮すること
も必要になってくるころでもありますね。
といったわけで、なんだか冬場よりも手がかかることになる春先の
ハウス管理です。 けれど厳寒期のなかで果実を成らしてきた“疲
れ”がみえる作物にとっては、栽培者の存在がなによりのお薬・・・
これからのハウス作終盤にかけての良品多収穫のためにも、ここは
こまめな管理をお願いいたします。
なんたって作物は、栽培者にとっての金のなる木 なのですものね。
![](https://image.space.rakuten.co.jp/d/strg/ctrl/9/0b67909cae210cd474b2c2d2f29457564159c247.09.2.9.2.jpeg)
ちなみに施肥管理的には、作物の状態に合わせて こんなかんじで
対応してますよ。ご参考に。 → 春先3月の管理は こちら。
![晴れ 晴れ](https://plaza.jp.rakuten-static.com/img/user/emoji/h044.gif)
35度を超えたときに受粉した果実は、奇形果や果実の肥大
不良を招くともいわれていますよ。また受粉に活躍しくれる
昆虫たちにとっても高温は大敵です。
![51P4M6yKWYL__SL500_SS75_.jpg](http://image.space.rakuten.co.jp/lg01/82/0000939082/17/img08aa0f02zik7zj.jpeg)