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グリーンブレーカーズ by 高木肥料店

農業の現場の おはなしなどなど。

米国でのBSE発生を受けての、こんなに話し。その1。

2012-04-25 15:17:58 | Weblog
米国でのBSE発生を受けての、こんなに話し。その1。

2011年03月の当ブログ記事です。米国でのBSE発生を受けての
参考資料として再掲載しました。よろしかったら、ご参考に。
ただし、当時の原文ままである点は、考慮されてくださいね。

 ↓

『テーブルに着く前に、BSE対策である牛肉輸入制限緩和を?』

8日午前の参院予算委員会で、参加の是非を検討している環太平洋
連携協定(TPP)について、「いろいろな選択肢がある。(参加
への)一本道で行っているわけではない
」と述べ、不参加の可能性
にも言及された菅直人首相。

その舌の根も乾かないうちに、元米農務長官のジョハンズ上院議員
(共和党)を含めた超党派の27議員
の連名となる米国の議員団は
米国産牛肉の輸入制限緩和を、環太平洋連携協定(TPP)交渉
に日本が参加するに当たっての前提条件とするよう求める書簡を、
オバマ米大統領に送付した
』というではありませんか。

「米国産牛肉の輸入制限」というのはいうまでもなく、米国での
牛海綿状脳症(BSE)発生を受け、日本が米国産牛肉の輸入を
月齢20カ月以下の牛に制限していること
を指すのですが・・・
これって

農業だけの問題ではなく、国民全体の食の安全に関する大事な話

であるのはまちがいないことですよね。

・・・交渉のテーブルに着く以前から、このような米国の議員さん
たちの動きがあるという状況だというのですから、いざ環太平洋連
携協定(TPP)のテーブルについたとしたらいったいどんな状況
になってしまうのかと、〔日本の一国民として〕わたくし危惧
せずに
はいられないのです。

環太平洋連携協定(TPP)不参加となった場合の影響について
なぜそういう行動を取るか日米間で話をする。決して関係がおか
しくなることはない」
とも、首相はの参院予算委員会で発言されて
いるわけですから、6月とはいわず すぐにでも不参加を表明され
るという選択肢もアリなのでは? とおもうのですが。

以下は、ちゃくちゃくとテーブル・セッティングの動きを進められ
ている
ジョハンズ上院議員に関するニュースに なります。

 2月25日の『牛肉輸入制限緩和を条件に、日本のTPP参加で
  米議員』のニュースは こちら 。

 3月09日の『牛肉制限緩和を条件に。TPP参加で米議員団』の
  ニュースは こちら 。

よろしかったら。

◎ オバマ・レストランへようこそ。テーブル係りはミスタージョハンズです、
みたいな?

51P4M6yKWYL__SL500_SS75_.jpg 「夢で終らせない農業起業」「里地里山複合大汚染