グリーンブレーカーズ by 高木肥料店

農業の現場の おはなしなどなど。

雨戸を閉めるときに気をつけねばならぬこと。

2019-08-14 18:02:32 | Weblog
​​​​雨戸を閉めるときに気をつけねばならぬこと。


昨年の8月分ですが、よろしかったらご参考に。ちなみにわが家では
今年の 先週の9号台風時にもまたまた体験したばかりです。

 ↓

『雨戸を閉めるときに気をつけねばならぬこと。』

建物の開口部の窓の外側に設置される建具 である 雨戸。とくに台風
の襲来の多い地方では、台風のもたらす強風や豪雨の被害から家屋を守
る役目を担う
頼もしい存在であるのですが・・・


  

気温の高い地方では5月すぎから、その雨戸の点検が必要になります。

点検をしなければならない理由・・・それが ↓の写真[とくに右]。


   

サッシの窓と雨戸の戸袋の間にある 物体 、それが問題なのです。

戸袋の中から取り出したその物体の姿が、こちら。今回は、窓辺にお
いていたアリの巣コロリと、ちょうど 同じくらいの大きさですね。


    

この物体・・じつは ハチの巣。今年の春から営巣にかかったアシナ
ガバチの巣なのです。

点検し、その点検時に巣の存在に気づいて、その巣を駆除していたか
ら 今回の台風12号の来襲時には大事なかったのですが、もし気づい
いなかったとしたら、

 雨戸をしめようとして窓を開けたらハチが屋内に飛び込んできて
 運が悪ければ刺される

ということになったことでしょう。

・・・などといまでは落ち着いておりますが、じつはこれまでにこの
ような “雨戸の戸袋にハチの巣” といった状態を、幾たびか経験し
たがゆえの、これは経験知の賜物なのです。

ということで、全国的に気温の上昇が顕著になってきている日本。あ
る意味 日本の南国化 が、毎年のように続いていくものだとしたら、
南九州以北にある あなたのお宅 でも、夏前の戸袋の事前のチェッ
クが必要になってくるのかもしれません[とくに高齢者のおられる住
宅などで
はとくに]。。

      

ちなみに、こちらは前回の​露地植えのラベンダーのなかのハチの巣​の
映像となります。ことしは天気が良かったので、けっこうな 速さで
巣がぐんぐんおおきくなっていたんだなぁと実感。


晴れ  雨戸をしめようとした瞬間に、いきなりハチに襲われ
   屋内が豪雨で水浸しになったうえに・ハチに刺されで
   もしたら、これがほんとの 泣きっ面にハチ 。。

51P4M6yKWYL__SL500_SS75_.jpg 「夢で終らせない農業起業」「里地里山複合大汚染





里帰り時には、自分ちの山の確認を。

2019-08-14 17:58:15 | Weblog

里帰り時には、自分ちの山の確認を。自分の山のスギやヒノキが突然に消えちゃう話。K

お盆で里帰りされている方も多いと思います。そこで そんな出身地の山
関連の話として・・・2016年の好転してきた木材価格関連の
ブログ記事
です。なんといっても最近では 誤伐というか盗伐というべきかの木材が
なくなってしまった土地に、かってに無断で太陽光発電施設までつくられ
ているケース
もあるとまでいわれていますからね。そんな無法地帯的な要
素もふくんできた現在の山の問題として、よろしかったらご参考に。

 ↓

自分の山のスギやヒノキが突然に消えちゃう話。

需要減少に伴う価格の低迷かの影響で[よい材を作るために必要不可欠な]
手入れすることもままならず、買い手もないので売るにも売れず・放置し
ておくしか手がなかった 自分の出身地の県にある ❝山❞。

正直いって長年の❝お荷物❞であった、そんな山の状況が変わってきたこ
とを耳にしたのが、昨年のこと。同じように宮崎に山をもっているだけの
親戚が、山の木を売ったという話を耳にしたときだ。→ ​こんなふう​。

 手入れしてないはずの、細い・曲がった木でも売れたのか

と、その山持ちのヒトはうらやましく思った。と 同時に、植えてからの
年数だけは経っているのだから、

 先祖が自分の山にうえていたはずの木も売れるうちに売っておこう

と考えた。そこで手土産を携えて宮崎いきの飛行機に乗り、ここのところ
十年あまりご無沙汰していた宮崎在の縁戚を訪ね、事情を話して助力を乞
い、その親戚の道案内で自分の山の近くの場所に住まわれている方を頼っ
て自分の山がある場所にいってみたところ・・・

 自分の山であるはずのその場所の木が、きれいさっぱりと消えている

のを目の当たりにして、[ひさしぶりというか 初めてにちかいかんじで
宮崎にいき自分の山を訪ねた]その山持ちのヒトはおもわず腰を抜かした。

・・・などというケースもあるというそんな話を、昨年から数回耳にしま
した。
その山の木が消えた原因。それはまずは、誤伐。そう、山の区域をまちが
って伐採されちゃったというケースです。

きちんと手入れしてあったとしても、現場の方に案内してもらったとして
も、なかなか理解できないのが、山の境界。もともと素人には、判別しに
くいものなのですから、まあ そんなこともあるでしょう。

最低限の手入れをしていないと、なにせ 場所が山、斜面であれば土地が
崩れているケースもありますし。山の境界[たとえば竹などが植えてあっ
たり]が はっきりしなくなるときも ままありますから。

そして 誤伐ならまだよいのです。もんだいとなるのは、 盗伐。 
そう、立木の盗難被害です。

そこでです。
5年も10年も、それ以上も自分の山にいったことがないというあなた。

ひょっとしたら[せっかく値段のあがってきた]あなたの山の木が被害に
あっているかもですよ。木の価格が上がり続けていくほどに、ご用心を。

ということで今回は、盗伐[とられ]ているのを気づかない側にも責任が
でてきてますよ というおはなしでした。


晴れ 地籍調査などをきちんとおこなって山の場所[面積や境界など]を
  特定できていたとしても。そして森林組合などに管理を委託して
  いたとしても。被害にあった場合は、それでも違法伐採者との間
  で ひと悶着もふた悶着もある とも聞き及びます。
  そういうことになれば、やっぱり予防が一番の対策かと。

 51P4M6yKWYL__SL500_SS75_.jpg夢で終らせない農業起業」「里地里山複合大汚染」​