グリーンブレーカーズ by 高木肥料店

農業の現場の おはなしなどなど。

“水”は、堤防をこえなくても危険なことがある。

2019-07-21 05:22:39 | Weblog
“水”は、堤防をこえなくても危険なことがある。

増水した“水”は、堤防をこえなくても危険なことがあります。
大雨被害、そして避難の目安の参考として、よろしかったら。

 

『“水”は、堤防をこえなくても危険なことがある。』

 堤防をこえなければ、どんなに河川が増水しようと大丈夫・・・

と、思われている方がほとんどだとおもいます。しかしですね、
じつは 「ボイリング」 という現象があるんです。

 堤をいくら頑丈につくろうとも、堤の下の地層が、砂利や小石を含む
 砂れき層〔透水性が高い〕の場合は危険。水の圧力がかかると、堤防
 の地下にしみこんだ水が、堤防真下の砂れき層をかくはんさせ地盤ご
 といっきに吹き上げてしまう。


という、この おそろしい現象、それが「ボイリング」なんです。

この「ボイリング」についてのシュミレーションとして、台風被害が頻発
することの多い宮崎県のものがあります。突然ともいえる大雨被害が懸念
されるいま・・・転ばぬ先の杖として、一度 ご覧になることをお薦めし
ます。

 ● こちら 、ページを開いて大淀川右岸岳下橋付近 をクリックです。


■ 河川の警戒水域を越える増水がおこった場合は、 明るいうちの
   早めの対処[避難や高所に移動〕
 が得策です。

51P4M6yKWYL__SL500_SS75_.jpg夢で終らせない農業起業」「里地里山複合大汚染