グリーンブレーカーズ by 高木肥料店

農業の現場の おはなしなどなど。

最盛期を迎えたコシのイネ刈り。

2017-08-01 01:18:07 | Weblog
最盛期を迎えたコシのイネ刈り。

3月のおわりに田植えが終了した、早期コシヒカリ作。いま7月後半の
時期となり、問われるたびに 

 “イナ穂についたモミのうち8割が黄化したら収穫適期”
 “はやすぎると未熟米、遅れると胴割れがでますからね”


と、農家さんからの質問に対して、毎年まい年まるで呪文のように繰り
返している早期コシヒカリ作のイネ刈りが、今週末の7月24日ころか
ら本格的にはじまっています。


    

映像は・・・

植え付け前と 5月はじめの調節肥料の時期、そして 6月の穂肥の
時期に、イナ作部会といっしょに 集落全体での現地講習会を開催さ
せてもらっている 宮崎県高鍋地区中鶴の水田のようす。

4月から7月にかけての収穫期間のうちに、一度も台風の影響を受け
なかったという[驚くべきことに昨年と同様に]数10年に一度でも
あるかないか という絶好の稀少[まれ]な気象条件が2年つづいた
なかで 順調にイネ刈り作業はすすんでおります。

しっかり穂肥と実肥を効かせた水田のイネの穂数と充実ぶりは、病気
の少なさとあいまって、平年以上の収量と質を確保できそうです。
           → ひどかった一昨年作については こちら


晴れ それにしてもの、この台風来襲の なさ。“台風が来ない
  まま収穫できる”という気象条件は、南九州人にとっては
  プレミアリーグのレスター並みのジャイアントキリング
  2年つづいたみたいな、まったく信じられない夢みたいな
  出来事。。

  51P4M6yKWYL__SL500_SS75_.jpg夢で終らせない農業起業」 「本当は危ない有機野菜