脳脊髄液減少症患者のつぶやき、「とりあえず、生きてみよか・・・。」

過去から現在へ、脳脊髄液減少症、体験克服記。

生きていられる幸せ

2007年02月09日 | 小さな幸せ


今日はちょっと寒いです。
心臓が苦しいので、公園はやめました。

代わりに、近くに車で買い物に出かけてみましたが、
苦しくて苦しくて、早々にやっとの思いで運転して帰ってきました。


昨日はあたたかでした。

おととい、きのうと公園を2周ずつ歩いてきました。
ちょっと苦しくても、歩けてしまいました。
きのうで33回目です。

午後は体が苦しくなりダウンしました。

やっぱり2周はきついのかもしれません。
でも、昨年、「春になったら2周ずつ歩くんだ。」と決めいたので
やってみましたが、自分の体に聞きながら、散歩リハビリ続けます。

おとといの夜、苦しくなっては横になり、
横になっては起きだして、動き、を繰り返していて、

何度目か横になった時、

急に、
「私が草食動物だったら、こんなに寝たり起きたりしていて,
動けない時間が長くては、スキだらけで、肉食獣にねらわれやすく、
殺されてしまうのでは?」という思いが
突然頭に浮かびました。

思わず、
「私がもし、草食動物だったら、こんな風に動けない時、
すぐ、肉食獣に襲われて、食べられちゃうのかなぁ。」と
言葉に出して言ってみたら、

「弱肉強食だから、一発で食べられちゃうね。
人間でよかったねぇ。」と言われました。

それを聞いて
「ああ、人間でよかった。」と思ってしまいました。

脳脊髄液減少症で、電池切れのようになって
動けなくなって、横になっている時でも、
肉食獣に「急に襲われて、食べられない」だけ

「良かった。」と
心から「ほっ」としてしまいました。

そう、思ったら、苦しくて横になっていても

なんだかとても、
安心な、幸せな気持ちになりました。

草食動物さん、ごめんね。

見下げてるわけじゃないから・・
肉食獣から必死で命つないで、種を守ってるのもわかってるから・・・

肉食獣も生きるためだっていうのもわかっているから・・・

動物たちが必死で、
厳しい自然界で生きてるの想像して、

医師も薬もないのに、
動物たちは、自分で怪我を癒して生きてるの想像して、

私も必死で生きるよ。

苦しくてたまらないけど、必死で自分の命守るから。

苦しみは、なかなか医師にも周囲の人にも理解されないけれど、
歯をくいしばって耐えるから。

種は違うけど、動物たちは
みんな必死で生きているんだものね・・・・。

動物も、人間も、
病人も、健康な人も、
どんな命も、明日の命は、誰も保障されないんだもの。

だから、与えられた今日を精一杯生きようと思います。

襲われて食べられ、殺されることなく、
生きていられる人間の私。

生かしてもらっていることに、感謝しながら、
今日一日を生きようと思いました。



と書いた矢先、
夕方、玄関の外の段差で転んで、
両足を怪我(打撲、擦り傷、捻挫)しました。

当分公園は行けなくなりそうです。

ホント一瞬先は、何が起こるかわかりません。

コメント (40)
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