goo blog サービス終了のお知らせ 

アグリコ日記

岩手の山里で自給自足的な暮らしをしています。

咀嚼今昔 1

2011-02-15 09:27:43 | 思い
 最近、齋藤滋著「よく噛んで食べる~忘れられた究極の健康法」(NHK出版)という本を読んだのだが、それに食に関するとても興味深い内容の事が載っていた。過去と現代の食事内容と食事時間、それと、それを咀嚼する回数の比較実験である。そこで、今回はそれを題材に取り上げて「噛むこと」について話してみたい。ただ、この本の内容や実験の有効性などについては、私自身若干の疑問や批判を感じるところもあるので、場面に応 . . . 本文を読む

タバコと知能指数

2011-01-09 19:30:35 | 思い
 世界のタバコ産業界は、企業として販売戦略上の必要から、一般にどんなタイプの人がタバコを喫い、また喫煙すると結果的にどのような傾向の人間になるのかを、綿密な調査によってかなり早い時期から把握していたという。  以下はある書籍から引用したその一例である。この分析も今から30年以上前のことになるのだが、ご覧のとおり当時から彼らは、疫学、心理学、人間行動学などの粋を集めて喫煙者の性向を研究していたのであ . . . 本文を読む

ひとつの時代

2010-12-26 11:35:37 | 思い
 戸外は雪景色になっていた。真綿を敷き詰めたように、木々も地面も生来の色を失くして、ほの白く輝いていた。その中に男が立っていた。黒ずんだ服を身につけた男が3人。きれいな三角形を描いて雪の中に立っていた。いずれも細くて背が高く、同じ顔、同じ服装をしていた。男は雪の中で踊る。一方の膝を真横に上げて菱形の右半分を描き、降ろしてもう片方の膝を上げ、残り半分の菱形を描く。動作は3人とも寸分の狂いなく、軽やか . . . 本文を読む

子どもと地球とタバコ自販機

2010-12-19 18:26:27 | 思い
 タバコの自動販売機による販売は、日本・ドイツ以外のほぼ全ての国で禁止(または「自販機を置く場合は未成年者が入場できない場所に限る」という規制)されています。特に未成年者に対する購買規制が完全には行われていないことで、日本ははWHOなどから名指しで批判されてきました。  そこで社団法人日本たばこ協会(TIOJ)らは2008年よりtaspoによる成人識別自動販売機の導入を開始しましたが、しかし、 . . . 本文を読む

お寿司屋のガリ

2010-12-17 09:32:30 | 思い
「平素より弊店の食材をご愛用いただきまして誠にありがとうございます。   寿司屋さんのガリをお届けします。  お寿司屋さんでつまむガリ、その昔は個々のお寿司屋さんが自分でガリを甘酢に漬け、お客さんに出していましたが・・・(中略)  築地で販売されているガリもピンきりです。中でも、きちんとしたお寿司屋さんが使う上級品をお届けします。」  気がつけば戸外に師走の風が吹く。ある日届いたダイレクトメールの . . . 本文を読む

ネオニコチノイド

2010-12-03 17:35:40 | 思い
 農薬の歴史を大雑把に言うならば、「薬が開発される」⇒「使ってみたら人体や環境に非常に有害」⇒「製造中止・新たな農薬の開発」⇒「またとんでもなく有害」の繰り返し、と言うことができる。  また「使ってるうちにだんだん効かなくなる」⇒「量を多くする」⇒「やはり効かないので更に増やす」⇒「もっと増やす」・・・という悪循環の側面も見逃すことはできない。後者のこれを俗に「農薬ジレンマ」と呼んだりするが、これ . . . 本文を読む

氷雪の門 3

2010-11-21 19:48:10 | 思い
 大戦前まで、他国に抜きんでた日本軍の規律の高さを、欧米諸国は賞賛の眼差しで見ていたことを裏付ける記録が幾つも残されている。外国の報道機関や外国人個人によってなされたものなどだが、その中でも、清朝末期・義和団の乱の頃に北京市内に進駐した日本軍についての記述はよく知られているもののひとつである。  フランスの国際法学者フォーシーユは、日本軍を賛えて次のように語っている。「日中戦争で日本軍は . . . 本文を読む

氷雪の門 2

2010-11-19 09:28:04 | 思い
 次に、「軍隊の規律」という面から見たソ連軍というものについて述べよう。これは大戦当時、米国やソ連に敗退した際に取り残された一般日本人民がどう扱われたか、どのような行動の選択をしたか、に関連するとても大切なものを含んでいる。日本人民の「集団自決」「自害」は、決して武士道の言うところの「生きて捕虜の辱めを受けず」のみを根拠とするものではない。大戦中多くの人民、特に婦女子が進んで自決の道を選んだのは、 . . . 本文を読む

氷雪の門 1

2010-11-16 08:56:51 | 思い
 1945年8月20日朝、真岡郵便電信局は炎と煙に包まれていた。艦砲射撃の轟音と炸裂。ソ連兵の機銃音。真岡の街は殺戮の場と化していた。 交換台にも弾丸が飛んできました。もうどうにもなりません。局長さん、みなさん…、さようなら。長くお世話になりました。おたっしゃで…。さようなら  最期に残された回線。震える手でマイクを掴む電話交換手たちの言葉の断片が、泊居郵便局、そして蘭泊郵便局へと放たれる。  燃 . . . 本文を読む

世界最大のカルト 9

2010-09-28 07:09:16 | 思い
 また、朝鮮系による事件の中で近年、特に大きく報道されたものを次に挙げる。 「足立区・女子高生コンクリート詰め殺人」主犯の少年は在日韓国人。1989年に女子高生を強姦後41日間に亙り自宅自室に拉致監禁。リンチ後死亡した遺体をドラム缶に入れ、コンクリート詰めにして東京湾埋立地に遺棄。自宅には両親(ともに在日韓国人)が住み、犯行に気づいていたが放置していた。 「埼玉・愛犬家連続殺人」の関根元は在 . . . 本文を読む

世界最大のカルト 8

2010-09-27 05:37:51 | 思い
 さて、創価学会の場合における、カルト構成要因の10番目「公権力への浸透の試み」について、その一部を示した。特に警察・検察・裁判所・マスコミに絞って述べたが、もちろんこの他にも学会の公権力への浸食活動は多い、というかほぼ全域に亙っている。例えば外務省などは深刻である。省内に創価学会員の会「大鳳会」があって幅を利かせている。池田大作が海外に行けば大使館員が空港に迎えに来て、各種接待や便宜を図るのもこ . . . 本文を読む

世界最大のカルト 7

2010-09-25 10:04:28 | 思い
⑤インターネット  新聞・テレビ・ラジオは既に制圧され、出版業界も追い詰められかけている。今現在残されたのはインターネットだけである。学会の嫌がらせ被害を受けても警察に取り合ってはもらえず、司法界も頼りにならないとすれば、私たちはなにに助けを求めればいいのだろうか。現にそのような多くの被害者が、唯一の情報発信ツール・ネットに頼みの綱をつないでいる。だから、ニュースには何も流れないのにもかかわらず、 . . . 本文を読む

世界最大のカルト 6

2010-09-24 09:31:32 | 思い
③雑誌  このようにして新聞・テレビ・ラジオ業界を制覇しつつある学会にとって、残ったうるさい相手は雑誌メディアだった。この記事でも雑誌記事から多数引用しているが、なにしろ新聞が既に沈黙している状況で、近年創価学会に対して批判の声を上げているのは「週刊新潮」など僅かの雑誌社しかなくなってしまったからだ。週刊誌というと、やたら派手なでっち上げの記事を書いて読者を惹きつけようとする、と思ってしまう先入観 . . . 本文を読む

世界最大のカルト 5

2010-09-23 08:18:09 | 思い
 創価学会の「国家への浸食度」を測るのにもうひとつ、これだけは外せないものがある。「メディア支配」である。人間に、生まれながらの躾や教育によって「すり込み」を与えるのと同じように、国民に対しては「メディア」をコントロールすることによって洗脳することが可能である。中国や北朝鮮、韓国政府が過去の史実を隠蔽し、捏造した歴史に基づく反日教育を行っているのも、もはや支配者層の権益確保と保身のために欠かせない . . . 本文を読む

世界最大のカルト 4

2010-09-17 19:48:29 | 思い
 創価学会が警察権力への浸透と同時並行的に行ったのが「司法への浸透」である。このふたつは犯罪を犯しながら罪に問われないためには、常にセットで行わなければならない。政治的にはそれは、国会の「法務委員長」のポストを独占することから始まった。法務委員会とは、刑法や民法をはじめ法律改正全般に関わり、法務省と検察庁、裁判所の予算を審議する機関である。わかりやすくいえば、衆参の法務委員長が首を縦に振らなければ . . . 本文を読む