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アプリリア・RS4 125 SBK。(番外編vol.283)

2013年07月06日 10時30分46秒 | Weblog
125ccでは長く2サイクルに力を入れていたアプリリアでしたが、

環境から来る排気ガス規制に伴い4スト化を推し進め登場したのが、

この「RS4 125 SBK」です。

エンジンは水冷式4スト単気筒DOHC、電子制御インジェクション化されたもので、

アプリリア最新鋭モデルです。

ヨーロッパでは125ccが免許の区切りだったりするので、

125ccモデルに力を入れてるメーカーは多いのすが、

その中でもアプリリアは一歩リードしてる感がありますね。

アルミ製の高性能フレームに倒立フォーク、大型ブレーキディスクなど、

まさに兄貴分にあたる「RSV4 Factory」の系統を受け継いでいます。

世界スーパースポーツ選手権で昨年に優勝しただけのことはありますね。

特長は14リットル入るガソリンタンクや乾式クラッチなど。

速さとロングツーリングをミックスした仕様であることが分かります。

ただしあくまで小型スポーツなので大型バイクについて行くには

やはり困難でストレートでの速さに差が出てしまいます。

しかしワインディングに持ち込めば、同等の技術であれば十分ついていけるし、

上手くすればリッターバイクを凌ぐ速さを見せてくれます。

軽く高性能なこの「RS4 125 SBK」は小型バイクの外車を好む人たちに

もってこいのバイクだと言えますね!


マーニ・スフィーダ1100ie。(番外編vol.283)

2013年07月05日 09時07分36秒 | Weblog
「マーニ」はかなり小規模のイタリアのバイクメーカーで、

エンジンなどはホンダ、BMW、モトグッチなどを流用して製造してる、

小さな小さな会社なんですよね。

創設者のアルトゥーロ・マーニさんは60年代の元プロレーサーで、

ジレラやMVアグスタのバイクに乗っていた人です。

引退後、78年に会社を設立し当初はパーツメーカーとして運営されていたのですが、

80年から独自のバイクを開発し始めます。

今日はその中でもモトグッチ製のエンジンを搭載した「スフィーダ1100ie」です。

96年から販売開始されてて、ヨーロッパを中心に少量ながら売られてた

かなりレアなバイクです。

特性としてはモトグッチの1100cc横型V2気筒エンジンが搭載されてて

最高出力が約70ps。

カフェレーサーのような、かなり長いガソリンタンク、シングルシートなどが特長です。

国内でも福田モーター商会で輸入可能で、劇的に台数は少ないですが、

見かけることが出来ます。

これ、ボクの仕事仲間が乗ってて1度運転させてもらってます。

乗った印象ですが、とにかくハンドルが遠く低くポジションはかなり厳しです。(笑)

最近のSSと比較してもキツイですね。

パワーはそこそこでよく走りますがバイクが重く全開で走るには慣れが必要です。

とにかく珍しいバイクですね!



ドゥカティ・ディアベル。(番外編vol.282)

2013年07月04日 09時02分18秒 | Weblog
昨日に引き続きまたまたドゥカティですが、

ドゥカティシリーズでも最強クルーザーの「ディアベル」ですよ。

高速&ロングツーリングを主軸に開発されたバイクで、

国内バイクで競合するとすればヤマハV-MAXのようなものです。

エンジンは水冷式4スト、テスタストレッタ11° L型2気筒4バルブデスモドロミックで、

排気量は1.200cc、最高出力は162hp。

これはスーパーバイク1198シリーズの流用ですが、

スーパーバイクとは違う加速重視の仕様で見た目も迫力満点です。

最大の売りは電子制御されたライディングモード。

3種類の中からその時の状態に応じて走りの特性を変えれる優れもので、

アーバンライディングモード、ツーリングライディングモード、

スポーツライディングモードと切り替わります。

これはスロットル制御とトラクション制御をコントロールしてるもので、

乗ってて確実に実感出来るもののようです。

ちなみに「ディアベル」は訳すと「悪魔」ということのようですが、

名前に負けしない、かなり危険なバイクとも言えそうですね!(笑)






ドゥカティ・モンスター。(番外編vol.281)

2013年07月03日 08時42分49秒 | Weblog
93年から販売開始されたドゥカティのネイキッドモデル「モンスター」ですよ。

シリーズ化されてて空冷式から水冷式まで多くのバリエーションが存在します。

中でも現行型の「1100evo」はハイパワーでハイテク装備を満載したモデルで、

エンジンは空冷式4ストL型2気筒2バルブ・デスモドロミック

(デスモドゥエ・エボルツィオーネ)と呼ばれるもので排気量が1,078cc。

最高出力は100hpで湿式クラッチやトラクションコントロール+ABSなどを装備。

ドゥカティ・ストリートファイターがSS系に近い仕様と考えると、

この「モンスター」は完全なストリートネイキッドと言えます。

また今年は誕生20周年ということで、

特別モデルの「20th Anniversary」も販売されています。

もちろん国内での購入も可能で新車価格は約140万円。

最近の国内メーカーも高額化を考えると、まぁそこそこのお値段と言ったところですね。

ある意味ドゥカティの入門用でもあり、ハイテクバイクでもある「モンスター」なんで、

人気が高く多くの人に乗られていますが、

基本的には万能で乗りやすいです。

ただし、いつも思ってるのですがドゥカティのエンジン特性としてスロットルワークは

相変わらずクイックですけどね!(笑)


カジバ・MITO125。(番外編vol.280)

2013年07月02日 09時06分37秒 | Weblog
今日は50年代にイタリアで生まれたバイクメーカー「カジバ」が、

今でも現行モデルとして販売してる「MITO125・ミト125」ですよ。

実は「カジバ」というメーカーは80年代から90年代中盤まで事業として、

かなり成功を収めた会社でドゥカティ社などイタリアの複数のバイクメーカーを買収したり、

併合するなどして大手企業となっていました。

しかし2000年以降、手広くしすぎたことや世界的にバイクが売れなくなったことで、

業績が悪化し始めて以降は、MVアグスタグループとして、

なんとか運営してる状態になっています。

「カジバ」は同じ時期、レースにも積極的に参加しており、

ロードレース世界選手権(モトGP)の最高峰だった500ccクラスにも参戦していました。

そんな経緯を経て作られたのがこの「MITO125」だったりするんですよね。

この「MITO125」、エンジンは水冷式2スト単気筒で排気量は125cc。

かなりレーシーな仕上がりになってて新車価格は64万円。

今の時代で2ストを新車で売ってること自体珍しく、国産では考えられないのですが、

ちゃんとヨーロッパの排気ガス規制をクリアしてるようです。

アルミフレームにガルアーム、倒立フォークにブレンボーのブレーキと、

レーサー系好きにとってはお宝満載ですし、

リアタイヤは125ccながら17インチで150/60という大きなものを履いてて、

見た目もドゥカティのSSを小さくしたような感じでカッコ良いです。

最近のバイク人口が高まる中、人とは違うこういったバイクを所有するのも、

面白いかもしれないですね!




マンクス・ノートン。(番外編vol.279)

2013年07月01日 08時47分59秒 | Weblog
イギリスの古いバイクメーカー「ノートン」社でも有名な1台「マンクス」ですよ。

大体50年頃から63年まで生産されていました。

「ノートン」はとにかく歴史が古く開業は1898年から。

まさにイギリスの産業革命と共に発展した由緒正しいメーカーです。

戦前からマン島TTレースで活躍し40年代までに多くの歴史的な成績を収めています。

この時代のイギリスは世界的にも生産国としてリードしてて、

国産メーカーとは比較にならないものがあったんですね。

この「マンクス」ですが、エンジンは空冷式4スト単気筒ベベルギアDOHC駆動2バルブ。

排気量は499ccで最高出力は47ps。

なんと最高速は209km/hを記録しています。

60年代のバイクとしてはかなり高性能と言える数値で販売期間こそ短かったのですが、

当時はレース用マシンのベースとして多く使われたようです。

イギリス製の「ノートン」やトライアンフは世界的にもレアなイメージで、

愛好家やファンが多く存在しています。

国内でも愛好家がいて、ビンテージモデルやオリジナルものを、

貴重品として扱っています。

乗る喜びより所有する喜びが大きいバイクなのかもしれないですね!