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ラッドスタイルなオートバイ。(番外編vol.963)

2015年11月16日 08時09分14秒 | Weblog
日本人のバイカーはオートバイに関して、大体綺麗に磨いて乗るのが基本あると思うのですが、

中にはあえて「汚く乗るカッコ良さ」を追求してる人たちもいたりします。

そのほとんどはハーレー乗りで、アメリカの流行りを取り入れたものだったりします。

中には年式の新しいものもあり、

意図的に汚く古びた感じにしてるんですよねぇ。(笑)

凄いものになると、もうサビサビで、本当にこのバイクは走るのか?

な〜んて思っちゃうものまで。(笑)

この手のバイクをひっくるめて「ラッドスタイル」なんて呼んでいます。

そもそもは、アメリカの古いクルマをカスタムした「ホッドロッド」からきていて、

その中にサビサビ仕様の「ラッドロット」ってモデルがあり、

これが原型と考えられます。

古くなり勝手にボロくなったのではなく、

意図的にボロく見せてるので、その感じは何とも言えない雰囲気を醸し出しています。

解体屋で何年も放置されたような状態ですが、

これが、古びた革ジャンやヘルメットとマッチしてカッコ良く見えたりします。

分かりやすく言えば、映画「マッドマックス」シリーズに出てくるバイクのようです。

ワイルド感があって、男らしいので惹きつけられるのですが、

正直、走りに関しては微妙だったりします。

カッコ良く、ただ真っ直ぐ走るって感じですね。(笑)

走りより、とにかくカッコ優先ってことです。

感覚的に言えば、小学生が新品の真っ白なシューズを履くと、カッコ悪いって意識が働き、

わざと汚く汚すって行為に近いものかなって思います。

決して、悪く言ってるのではなく、あくまで、

汚いもののカッコ良さを分かりやすく表現したらです。(笑)

もちろん、危険なバイクを目指してる訳ではないので、

タイヤやブレーキなどは、ちゃんと整備されています。

「ラッドスタイル」は、あくまで見た目!

とにかく「ワイルドを追求した結果」と考えた方がいいですね。(笑)