カワサキの「ゼファー1100」から派生した「大型スタンダードネイキッド」ですが、
90年代後半まで、何故かスズキにはこの手のバイクが存在していませんでした。
この「イナズマ1200」が登場したのは1998年。
スズキとしては初めて「大型スタンダードネイキッド」として発売されたバイクです。
当時、他社の同等モデルは既にマイナーチェンジやモデルチェンジがなされ、
かなり熟成されていたので、当然ながらほとんど売れなないバイクとなってしまいます。
結局、2000年に生産中止になり「バンデット1250」にシフトしてしまうんですよね。
この「イナズマ1200」ですが、エンジンは1985年から生産されていた「GSF1200」からの流用で、
油冷式4スト並列4気筒DOHC4バルブ、排気量は1.156ccです。
最高出力が100psで、変速はなぜか5速MT、機械式キャブとの組み合わせでした。
ガソリンタンク容量は18リットルで平均燃費は約15km。
1回の給油で走れる後続距離は、計算で約270kmということになります。
タイヤはフロント120/70-17、リア170/60-17。
最大の特徴は同時期にあった「イナズマ400」と車体が共通だったことです。
ただし、エンジンパワーをカバーするためフレームは肉厚なもに変更され、
フロントブレーキにブレンボーが標準で装備されていました。
他社のものと比べると軽量でコンパクトだったのですが、
見た目の斬新さがなく、特別乗りやすかった訳でもなく、
これと言ったセールスポイントがなかったことも特徴だったりします。(笑)
個人的には、かつてのセミカウルが付いた「GS1000」、
1981年デイトナ200で優勝したAMAスーパーバイク「クーリーモデル」のレプリカだったら、
もっと人気があったんじゃないかと思うんですよね。
さらに特別仕様に「ヨシムラ仕様」なんかもあったら、もっと売れてたかもしれないし、
現在の中古市場でも人気のモデルになってたかもしれません。
俗に言う「スズ菌」と言われるスズキの不明確な開発で登場したとしか思えない
「イナズマ1200」ですが、程度の良いものでも中古で40万円〜から売られているので、
とてもお安く買うことが出来ます。
カスタムパーツは限られていますが、ある意味レアなバイクなので、
安く大型バイクに乗りたい人にはオススメです!(笑)
90年代後半まで、何故かスズキにはこの手のバイクが存在していませんでした。
この「イナズマ1200」が登場したのは1998年。
スズキとしては初めて「大型スタンダードネイキッド」として発売されたバイクです。
当時、他社の同等モデルは既にマイナーチェンジやモデルチェンジがなされ、
かなり熟成されていたので、当然ながらほとんど売れなないバイクとなってしまいます。
結局、2000年に生産中止になり「バンデット1250」にシフトしてしまうんですよね。
この「イナズマ1200」ですが、エンジンは1985年から生産されていた「GSF1200」からの流用で、
油冷式4スト並列4気筒DOHC4バルブ、排気量は1.156ccです。
最高出力が100psで、変速はなぜか5速MT、機械式キャブとの組み合わせでした。
ガソリンタンク容量は18リットルで平均燃費は約15km。
1回の給油で走れる後続距離は、計算で約270kmということになります。
タイヤはフロント120/70-17、リア170/60-17。
最大の特徴は同時期にあった「イナズマ400」と車体が共通だったことです。
ただし、エンジンパワーをカバーするためフレームは肉厚なもに変更され、
フロントブレーキにブレンボーが標準で装備されていました。
他社のものと比べると軽量でコンパクトだったのですが、
見た目の斬新さがなく、特別乗りやすかった訳でもなく、
これと言ったセールスポイントがなかったことも特徴だったりします。(笑)
個人的には、かつてのセミカウルが付いた「GS1000」、
1981年デイトナ200で優勝したAMAスーパーバイク「クーリーモデル」のレプリカだったら、
もっと人気があったんじゃないかと思うんですよね。
さらに特別仕様に「ヨシムラ仕様」なんかもあったら、もっと売れてたかもしれないし、
現在の中古市場でも人気のモデルになってたかもしれません。
俗に言う「スズ菌」と言われるスズキの不明確な開発で登場したとしか思えない
「イナズマ1200」ですが、程度の良いものでも中古で40万円〜から売られているので、
とてもお安く買うことが出来ます。
カスタムパーツは限られていますが、ある意味レアなバイクなので、
安く大型バイクに乗りたい人にはオススメです!(笑)