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スズキ・SV400。(番外編vol.159)

2013年02月06日 09時00分58秒 | Weblog
スズキの4ストV型2気筒エンジンを搭載したスポーツモデルの「SV400」ですよ。

98年から登場しました。

バリエーションはハーフカウルモデルとネイキッドモデルの2種類。

スズキで400ccクラスのV型スポーツはそれまで存在してなかったので、

新たな試みとして開発されたバイクになります。

また初期モデルはフロントブレーキがシングルだったのですが、

後期モデルからダブルに変更されています。

「SV」シリーズとしてはこの他に650ccモデル、1000ccモデルとあり、

中でも650ccエンジンはカジバのRAPTOR650にも搭載されているんですよね。

素性はとても良く乗りやすく速いバイクだったようですが、

残念ながら販売の成功には結びつきませんでした。

この系統の正統派スポーツネイキッドは既に衰退する方向にあって、

人気がなくなってしまってたんですよね。

ロードスポーツは免許取得の改訂で大型が教習所で取得出来るようになり、

中年返り咲きライダーは大型バイクへ関心を向け始めていたことや、

ほとんどの若い世代がビッグスクーター以外バイクに興味を持たず、

位置づけが中途半端になってしまったのが要因と考えられます。

登場が10年早かったら結果は違うものになってたかもしれません。

というこで新排気ガス規制を機に廃盤車となってしまいます。

ボク的には知らないうちに現れ、知らないうちに消えたって印象ですね!(笑)