feel.

レンズを通してみえたもの。感じたこと。

ライカが人生に仲間入り。

New BMW 530e LCIモデル.

2020年12月07日 | クルマ
試乗車が出たとディーラーさんからお電話をいただいたので行ってみることにした。

格好いいなあ(^o^)まずはエクステリアとざっくりなお話。

充電器のそばに佇む試乗車はほぼオプションレスだというプラグインハイブリッドモデル530e

といってもMスポーツモデルなので最廉価の815万から増額され895万円。うーん立派なお値段だ。

シュッとしたデザインに加えクールなブラックカラーということで洗練された大人な雰囲気を纏っているような高級な社用車想定かな

筋肉質な雰囲気でいかにもBMWな目をもつ前期型(主観)からインテリジェントでスマートなお顔(主観)になってこれはこれで素敵。

グリルは大きくなってるけれど違和感はなく(4シリーズ的じゃないのは安心)リアのランプも変わったけれどそこは個人的に何も感じず。

プラグインハイブリッドということで助手席側のフロントドア付け根あたりには見慣れない窓が付いていてその奥には充電ポート

一回充電すると40kmを走ることができてプリウスのように走りながらブレーキの際に充電もできるとかなんとか

一ヶ月の電気代は1000円ちょっとだとか?

2Lのガソリンターボエンジンの燃費を14km/Lくらいまで引き上げるらしい。燃費だけを考えれば今はまだディーゼルモデルの方が上のようだ。

それならば今これを選ぶ理由はあるのかな?色々疑問や期待を胸に試乗に臨んだ。


この日は随分とお忙しかったからか車のキーを僕に預けてくださり付き添いはなく時間もコースも好きなように走ってきてくださいとのことだった。

ありがたいねぇ(о´∀`о)

◯インテリア
乗り込んでまず感じたのはマイナーチェンジ版なので当然のことながらそれほど変わってないということ。変更点として気づいたのは

まず目の前の液晶パネルが新型3シリーズ同様のタコメーターが反時計回りのタイプになっていること。

センターの液晶が大型化しているということ。これは羨ましく僕が見慣れてしまったらあかんやつや。画面が大きすぎて視界を少し遮ってるのはあえてマイナス点だと強がっておこう。

画像はバッテリー残量表示の画面

走行モードのスイッチの内容が変わっていること。さすがエレクトリック。

縦に三つ並んだモードボタンの他に更にアダプティブなるモードもあって、どうやらこれがデフォルトモードのようで状況に応じて走ってくれるぽい。

天井のライトが簡素化されている?こと

◯ドライビングフィール

液晶右下に走行可能距離の表示がある

エンジンをスタートすると”ウイィィィン”と電子的な起動音にびっくり。格好良かったけどね(^o^)エンジンは目覚めない。

シフトをDに入れても目覚めない。アクセルを踏んでも目覚めない。

エンジンが眠ったまんまクルマが動く違和感…善逸か。

ただでさえ静かでジェントルなクルマなのにエンジンが動かなきゃさらに静かで、ジェントルを通り越して不気味さすら感じた。

音がないので加速感もなく気がつけばヘッドアップディスプレイの白い速度表示が速度オーバーを示す赤色に変わっている。危ない危ない。

デフォルトでのエレクトリックなモードはパワーがそれほど有るわけじゃないけれど普通に乗ってる分には特段不満を感じることのないパワーを備え、するすると滑るように走る。

モノレールに乗ってるような感じ?

走行可能距離は満充電で40kmということで延々と走り続けられるわけではなく(といってもちょっとしたお買い物なら済んでしまいそうだけど)必要に応じてエンジンが勝手に目覚めるらしい。


スポーツモードのボタンを押下するとエンジンはハッキリと目覚めて結構勇ましい音を吐き出しようやくお目覚め。おお、これでこそ僕が知っている車だと懐かしさすら覚えた。

ガスペダルを底まで踏んでみると4気筒ガソリンターボのパワーに加えてハイブリッドのアシストが加わりかなりパワフル!523dのトルク感は完全に超えてる気がする。こいつは速いぜ。


車通りの少ない田舎道に入って停めて撮影タイム。

ウィンカーはデイタイムランニングライトがウィンカーに切り替わるタイプ。



ボタン類が7シリーズのような金属なのか調の色になっているのも異なる点かな?前記は黒いブラスチックボタンなので。

リアライトの側面にBMWロゴ

青キャリブレーキは標準だとか。ホイールは19インチ。

ハイブリット車っちゅうのは僕の人生にまだ経験がないので未だ馴染まないけれど静かであることが快適につながることがよくわかった。

BMWの中で快適ラグジュアリーに振っている5シリーズにはハイブリッドモデルの方が合っているのかな、とも。

ガソリンターボモデル、ディーゼルモデル、プラグインハイブリッドモデル、これら3つは値段はそんなに変わらないそうで、メーカーが電動化の方向に持っていきたいという思いがこもった戦略的価格なのだろうな。

化石燃料エンジンにこだわりがなければエレクトリックがいいと思う理由はわかるし、実際一番売れているモデルなのだそうだ。

ガソリン給油に加え充電の必要性があり敢えて今これを選ぶかと言われれば疑問の余地はまだあるけれど、僕自身いまゼロから新車で5シリーズを検討するなら十分に選択肢には入ると感じる出来栄えだった。

まぁそのうち純粋なガソリンエンジン車は造れなくなるのだし、発展途上のハイブリッドを買うなら今を積極的に愉しんでおくのも悪くないだろうけどね。

とにかく静か。次世代感が強くなっていて自身の523dと比べて見た目以上に中身が変わっている印象を受けた。

留まることなく時代は進む。クルマは変わる。

快く車を貸してくださったBMW和歌山さん、ありがとうございました。

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