feel.

レンズを通してみえたもの。感じたこと。

ライカが人生に仲間入り。

Blue water diving.

2016年09月12日 | 徒然
最近さっぱりダイビングを楽しんでないのでリハビリを兼ねて潜ってきた。

先週の予定は台風で中止となり、今週は今週でまた台風が1こ発生したものの距離的には遠かったのでセーフ

ただ単に潜るのもつまらない。

ということで今回チャレンジしたのが最南端串本の須江ダイビングセンターさんがおこなっているブルーウォーターダイビング。

何かというと串本から更に南に10kmほど船で南下し黒潮にのり、船ごとドリフトダイビングをするというダイナミックなもの。

プランクトンが住まない黒潮は青いらしい。だからブルーウォーターのダイビング。

南国から流れてくる黒潮には時にはマンタも流れに乗ってやってくるという。ほんまかいな。


まだ夜も明けやらぬ日曜日の朝5時半ころ家を出発し一路串本へ。

早朝は寒いくらいの空気で長袖を羽織って家を出た。これで潜るんかいなと思うとちょっとテンションダウン…笑

串本へ向かう道は串本直前のすさみ南まで高速道路がのびたのもあり至極快速快適

太陽が顔を出せば気温も上がってきて程よい気持ちよさ。高速を降りたら屋根をあけ、まだ朝が早くて車が少ない国道42号をドライブして楽しんだ。最高!



須江ダイビングセンターさんは廃校になった小学校をそのまま利用しているそう。

店舗はレトロで可愛らしく、良い被写体になる建物だった。









まずは通常のボートダイビング。

数日前に降った雨水が陸地から流れ込んできているらしく、透明度が10mほどもない緑の水は潜ってさして楽しいもんでもない…

それでも浮遊感は楽しかったし、久しぶりのダイビングに対するリハビリにはちょうどよかったのかな。



手持ちのダイビング器材が無事使えることも確認できたし^^



二本目はいよいよ外洋にでるブルーウォーターダイブ。

串本の港を出て緑色の海がある地点で急に青に代わる”潮目”がはっきりと確認できた。

黒潮の流れに乗ったのだという。急に海が荒れだした。

特急電車だったり市場だったり、和歌山に住んでいると黒潮という言葉はよく聞く単語ではあるが、実際に目で見て肌で感じる機会はなかったように思う。

和歌山にいながらして真っ青な海に出会えるなんて幸せだ。

港からまっすぐ南に10kmほど移動した所でダイビングを開始。

こんな本当になんにもない所でダイビングするだなんて魚は夢にも思っていまい。

しかしいざ潜ってみるとただただ雄大な潮の流れがあるだけで魚どころかプランクトンもいやしない。

光のカーテンが美しく、上下左右ひたすら真っ青。

静かで、魚一匹いやしない(ちょっとさびしい)

とても神秘的な雰囲気だった。







終盤にはるか底のほうで2つの角が見えた。マンタだろう!

僕は確認できなかったものの上の方でマンタを目撃した人もおり、マンタがいることも確認された。凄いなぁ

プランクトンも魚もいない黒潮の流れになぜマンタがいるのか。一節には外的たる魚(サメなど)がいない静かな環境で産卵などをしているのではないかという話らしい。

ブルーウォーターダイビング。稀有な体験だった。

終わってからは近くの道の駅でマグロをお腹いっぱい食べて帰宅。

良い一日だった。

白いフィンにピントを当てたのでその絡みでアンダーになったんだろうな。なんとなくいいなと思った一枚。