feel.

レンズを通してみえたもの。感じたこと。

ライカが人生に仲間入り。

DP2Merrill 2週間。

2012年07月28日 | フォト/カメラ

DP2Mがぼくの手元にやってきて2週間ほど。
結論から言うととても素晴らしく、D7000の登場回数がゼロになってしまった。

色んなブログで述べられているように色かぶりだのバッテリーだのデメリットは様々あるのは間違いないが
それらを補って余りあるほど魅力がこのカメラにはあるということかな。

画質が良くて、しかも小さい。
これに勝るものはなかろうて。
女性に逃げられるくらい緻密に(笑)美しく写してくれる解像感がたまらない。

僕は常にミニ三脚をくっつけている為通常よりも大きくなるが
それでも24-70F2.8Gを装着したD7000とは比べるべくもなく小さい。
お手軽に三脚を利用しつつ写真を撮っているのでisoは低めで、非常にキレイにその時を残すことができる。
カメラはファインダーを覗いて撮ってなんぼ。そう心に決めていたはずなのに
吐き出されてくる写真を見てると一番大きかったコダワリすらどうでも良くなってしまった。

いやぁ~ええわ。最高。

世の中マーケティングと開発技術が進化してネガを潰した優等生が多くなっていく中
このカメラほど長所を磨いて短所はあるけどかんべんしてね!という割り切った姿勢の商品はなかなかないのではないか。
100枚しか撮影できないからバッテリーが1個おまけ付きだなんて思わず笑ってしまった。
そういう開き直った所も含め素直に愚直に頑張ってる姿勢に好感がもてるから、備わった欠点も多めにみてあげれるのだろうな。
通常ならバッテリーが100枚撮影分しかもちませんって最早ありえやんレベルだものね。

車でいうと昔乗ってたTVRタスカンみたいなものかな。
すっごい壊れて現代の工業製品としてはどうよ?って品質だけれど
タスカンの魅力に勝る車はない!(と僕は今でも思っている)という感じ。
出来の悪い子ほどかわいい?!
いやいやいや心の広さですよね。笑
減点方式なんて寂しいじゃないですか。
良い所は良い
そこが気に入れたならぜんぶ受け入れてあげよう。

そう思えるカメラ。