山林のセシウムどこへ 雪解け水下流域に不安 農林水産省は福島、茨城両県の計七市町村の河川の水を採取し、森林からセシウムがどう移動するのかを調べている。同省が十三日に公開した福島県広野町の調査地点を取材した。 (星野恵一) ここでは毎日二リットルの渓流水を電動ポンプでくみ上げ、一リットル容器二十四本を収めたタンクに集めて採取日が分かるようにしている。 「セシウムが実際に流れ込む場合、その量が時間とともにどう変化するかなど、森林から移動するメカニズムを分析したい」という。 汚染された土が森林から出る水とともに水田に入った可能性が指摘され、雪解け水の影響も心配されている。 調査地点の下流で代々稲作を続けてきた農家の男性(69)は「雪解け水で川や田んぼの汚染が進まないか」と話す。 同町と郡山市では年内いっぱい、それ以外は今月いっぱい取水する。 城里町は、原発事故前から同研究所が河川に流れ込む物質を研究していたことも理由になった。 茨城県は十四日、霞ケ浦で捕れたアメリカナマズとギンブナから国の新基準値(一キログラム当たり一〇〇ベクレル)を超える 同一七五~一一二ベクレルの放射性セシウムを検出したと発表した。県は流入河川も含め、周辺の漁協に出荷自粛を要請した。 |
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報道ステーションSUNDAYより。
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検察側“DNA 本人と完全一致なし” 検察側の推薦で鑑定を行った専門家は「本人と完全に一致するDNAはなかった」とする結果を裁判所に提出しました。 昭和55年に死刑が確定しました。 袴田死刑囚が犯行時に着ていたとされる衣類のDNA鑑定を行っていました。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー そういう意味では“中立公正な新聞・テレビ”がこの世に存在しないのと同じく、映画は全てバイアスがかかって偏見に満ちていると言える。 例えば娯楽映画でも何らかの意図がなく、俳優のギャグだけに頼る映画は、面白くないし客を呼べない。 見た人の口コミで面白いよと噂が広がっていくかどうか。 少なくともこの映画は、最初から多くの客を呼べる面白い映画ではない。 以降は弁護士として過ごす)2007年2月に「袴田巌」は無罪だと発言したことをベースにして製作された。つまり死刑判決を下した裁判官自らが、] 後に「実は被告は罪を犯した真犯人ではない」と発言した、いわゆる「袴田死刑囚冤罪事件」を映画化したものだ。 おそらくこの映画を製作した“高橋伴明”監督の製作意図に賛同して出演したような気がする。 最も大杉漣のように高橋監督とはピンク映画時代からの戦友と言う縁で出た俳優もいる。 強盗殺人放火事件の容疑者として袴田巌が、同年8月18日に逮捕され、以来一度も拘束を解かれることなく、裁判で死刑判決を受け、 30歳当時から74歳の今年まで44年間、死刑囚として刑務所に収監されている。獄中の袴田は、毎朝、刑務官の足音に恐怖しているうちに (三人の足音がすれば、それは死刑の執行を意味する)拘禁症がすすんで、ついに精神に異常をきたした。 今日も尚、彼は死刑を執行されずに刑務所の独房で人生を送っている。 一人の人間を精神異常に追い込むほどの44年という長期間、死刑を執行しないというのは酷いことだと思う。 袴田死刑囚の死刑執行書に署名していない。映画をみているうちに司法当局が,これまで時の法務大臣に袴田死刑囚の死刑執行署名を求めない理由は何か?と考えてしまった。 時間がたてばたつほど真犯人捜査は困難になり、そうなれば、警察は当初の予断に基づくシナリオにしがみつくしかない。 彼らにとっては、事件や公判は、片付けなければならない毎日の仕事で、それをこなしていくだけだ。 容疑者は公的に殺されたことになる。そしてこの公的殺人は、携わった誰も殺人罪の咎を受けることは無い。 高橋監督は袴田巌の、そしてもう一人熊本典道の人生を、彼の目を通したドラマで記録に残し、日本の司法制度に携わっているお役人さまたちに迫っている。 人が自分の身代わりで死刑になろうとも、名乗りを上げることはない人間がいる。 この人間の心の闇も恐ろしい。 |
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自然エネルギー転換を もんじゅ反対河野議員 河野氏は「『もんじゅ』は止めているだけで年二百億円かかるが、その費用を地熱発電に振り向けた方がいい」として、原子力から自然エネルギーへの転換と省エネの必要性を訴えた。 「どんどん先延ばしになっている」と指摘した。 「原発再稼働は『絶対反対』と言うほどの余裕はないが、どの時点でゼロにするか、“脱原発”への道筋をつくっていくことが必要」と強調した。 |
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福井 専門委員会で厳しい意見
4月16日 19時27分 NHKニュース 関西電力大飯原子力発電所を巡り、枝野経済産業大臣が福井県に運転再開への理解を求めたことを受けて、福井県は、原子力の専門家などで作る委員会を開き、 委員からは「深刻な事故の対策がすべて実施されていないので、運転再開するべきではない」といった厳しい意見が出されました。
福井県おおい町にある大飯原発3号機と4号機を巡り、枝野経済産業大臣は14日、福井県庁を訪れて西川知事らと会談し、安全性や必要性を説明したうえで運転再開への理解を求めました。 これを受けて福井県は16日、政府が確認したとする安全性を独自に検証するため、原子力の専門家などで作る県原子力安全専門委員会を開きました。 委員会で、国の原子力安全・保安院の担当者は、政府が決定した運転再開の安全基準を説明したうえで、関西電力の安全対策の工程表について、 「対策が確実に実施されるか定期的にしっかりと確認していく」と述べました。
これに対し委員からは「深刻な事故の対策がすべて実施されていないので、運転再開するべきではない」、 「事故を防ぐ対策も必要だが、事故が起きた場合の対策も検討すべきだ」といった厳しい意見が出されました。
委員会は18日、大飯原発を視察する予定で、福井県は委員会の検証結果や県議会とおおい町の意見も聞いたうえで運転再開を判断することにしています。 「現段階での再稼働は問題」福井県安全委員会、厳しい意見続出
2012.4.16 21:35 MSN産経ニュース 関西電力大飯原発3、4号機(福井県おおい町)の再稼働をめぐり、政府からの協力要請を受けた福井県の原子力安全専門委員会(委員長・中川英之福井大名誉教授)が16日開かれ、 県としての安全性の検討手続きが始まった。経済産業省原子力安全・保安院は、両基について東京電力福島第1原発事故を踏まえた新たな安全基準を満たしていると説明したが、
委員からは「過酷事故対策が残っている段階での再稼働は問題」などと厳しい意見や指摘が相次いだ。
委員会は18日に大飯原発を視察し、さらに会合を重ねて報告をまとめる方針だが、中川委員長は報告時期については「まだ分からない」としており、先行きは不透明な情勢だ。 16日の委員会には、12人の委員のうち7人が出席。保安院は、政府が策定した新しい安全基準に照らし 「大飯3、4号機は福島原発事故クラスの津波が起きても炉心損傷には至らない」などと説明した。
これに対し、委員からは「(福島原発事故で効力を発揮した)免震事務棟の完成までに地震や津波があった場合についてはどういう検討をしているのか」との質問や、 「今後の過酷事故の対策が残っている段階で、電力不足を理由に見切り発車で再稼働するのは問題がある」との指摘も上がった。
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福島第一原発での作業は危険なものです。メルトダウンを起こした原子炉に燃料棒が詰まったプールここの放射線量は命にかかわる数値です。専門家はこの地域で再び強い地震が起きる可能性を指摘しています。 再び原子炉が崩壊するようなことがあればそれは私達の知る日本の終わりを意味することでしょう。ハーノ記者 必要なのは危険性をきちんと伝えることだと思います。 日本政府や東京電力は危険性を管理できていると言っていますがそれは正しくありませんし、間違っていると思います。福島原発、特に四号炉が事故を起こしたらもう日本だけではなく、全世界の問題になるのです。日本には原子力村という言葉がありますがこれは独特ですね。ドイツでは規制を行う当局は単独で存在します。例えば、原子力監査局、 これは経済省とは関係のない独立した機関です。 そこの科学者達は厳しい視点で原子力エネルギーを批判しますが 当然のことで、それでキャリアを失ったりしません。日本では政界、学会、エネルギー業界、 そしてメディアが深く結びついている印象です。よく視聴者の方から、例えば、『私の子供が今、日本にいますが本当に大丈夫でしょうか』と聞かれます。 そこで私はこう答えるようにしています。「全く問題ありません。日本で暮らしても大丈夫。私も日本で住むのは大好きです。皆、大袈裟です。今の日本は大丈夫。 でも、危険性も常にあることは、しっかりと認識すべきです」ただ、一年前とは大きく印象が変わったこともあります。 多くの被災地に行きましたが 被災者はもう政府を信頼していません。 電力会社も信頼していません。 メディアも信頼していません。 置き去りにされたと感じています。 被災者同士で助け合い、支え合っていますが 国のエリート達に見捨てられたと思っています。 それが以前と印象が変わった点です。 この国のエリート達はもう何もしてくれないんだと それが私の印象です。重要なのは誠実さです。 今回の災害は四つです。 地震、津波、原発事故、そして信頼の喪失の四つです。 もし政府や電力会社が誠意を持っているのなら 日本のためになることしかしてはいけません。 もし彼らが国民の信頼を取り戻したいなら 全て包み隠さずに究明するべきです。 |
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