阿智胡地亭のShot日乗

日乗は日記。日々の生活と世間の事象記録や写真や書き物などなんでも。
  1942年生まれが東京都江戸川区から。

シャンツアイの葉らしきものが見えてきた。

2016年04月28日 | 花・草・木・生き物
7粒を2回に分けて蒔いたが、結局は全部発芽したように見えます。

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映画「スポットライト」を観ました。ミントビルから見たJR三ノ宮駅周辺は煙っていた。

2016年04月28日 | 音楽・絵画・映画・文芸
三ノ宮駅前のミントビルにある「OSシネマズミント神戸」で観ました。映画が終わって明るくなると観客が70名ほどもいて魂消ました。いつもはシネリ-ブル神戸で10数人の観客のスクリーンが多いからです。帰って検索したらアカデミー賞の作品賞と、脚本賞を取った映画でした。そのことは私は知らずに、先般ローマ法王がついに神父による児童への性的虐待事件に言及するきっかけになった実話が元の映画のようだと思って観に行きました。メディアの本来のミッションをも描いたこの映画は観て本当に良かったです。こんな商業映画を作ることが出来るアメリカと言う国に、国家の情報統制という観点からは日中韓のアジア諸国は全く太刀打ちできないと思いました。国民の知力総力戦にメディアがこのように貢献できる国と、一部の旦那衆のための新聞テレビである国々。そのコントラストの、アメリカと真逆のアジアの国の姿を北朝鮮のテレビがサンプルのように毎日見せてくれているのは面白いが悲しくもある。映画を見ている最中に「ローマ法王庁と共産党幹部が政務をとる北京の中南海には共通性があるなぁ」という思いが頭に浮かんだのは笑止千万なことかもしれませんが・・。
 ハリウッド映画はユダヤ系の資本が支えているらしいが、この映画の中のユダヤ系の新聞社局長の描き方を見ると、アメリカ社会の中の常の緊張と、しかし余裕の両方を感じました。最近は荒唐無稽の大活劇映画しか製作しないと思っていたアメリカ映画。やはりかれらの底力はとてもじゃないが相当なものです。
 それにしても日本の大手新聞社やテレビ局の社員たちは「記者クラブ制度」という日本最強の談合の仕組みのおかげで、ジャーナリズムとは縁遠い職種のただのぬるま湯勤め人になり下がってしまったなぁとあらためて思いました。
 ミントビルから見たJR三ノ宮駅周辺は煙っていました












英語版

2016/02/16 に公開
アメリカの新聞「The Boston Globe」の記者たちが、カトリック教会の醜聞を暴いた実話を基に描くスリリングな­社会派ドラマ。
カトリック系住民が多いボストンで、神父による児童への性的虐待事件を­暴露した新聞記者らの困惑と共に、次々と明らかになる衝撃の真実を描き出す。
『バード­マン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』などのマイケル・キートンが記者を好演。複­雑に絡み合う事件の根の深さに慄然(りつぜん)とする。
(C) 2015 SPOTLIGHT FILM, LLC

ニューズウイーク日本版の映画評

カトリック教会に盾突いた記者魂
Real-life Heroes
ボストン・グローブ紙記者が司祭による児童虐待をスクープした経緯を描く社会派の『スポットライト』
2016年4月15日(金)16時18分
デーナ・スティーブンズ
ジャーナリズム界を舞台にした映画が、報道そのものを描くとは限らない。多くは記者が取材する危ない世界をテーマにしたり(『危険な年』『パララックス・ビュー』)、メディアの腐敗を風刺したり(『ネットワーク』)、職場の恋愛模様を描いたり(『ブロードキャスト・ニュース』)といった具合だ。
それでも時折、ジャーナリズム自体に焦点を当てた秀作が登場する。ニュースの陰には必ず調査し、取材し、裏を取った記者がいることを観客に思い起こさせてくれる映画だ。

 今年のアカデミー賞で作品賞と脚本賞に輝いたトム・マッカーシー監督の『スポットライト 世紀のスクープ』も、そんな1本。ボストンを(後に判明したところによれば世界をも)むしばんでいたカトリック司祭による児童への性的虐待の実態を、ボストン・グローブ紙の報道チームが暴いた経緯を描く。事実に基づく映画だ。

【参考記事】ローマ法王は辞めるべきだ

 そのチームとは、ロビーことウォルター・ロビンソン(マイケル・キートン)率いる調査報道班「スポットライト」。彼らは何十年も罪に問われることなく教区から教区へと異動になり、最終的に130人もの児童を虐待したジョン・ゲーガン神父を調べていたが、スキャンダルの規模がはるかに大きい可能性に気付く。

突破口を開くのは「紙」

 蛍光灯の下、黄ばんだ古新聞と紙コップが積み上がったむさ苦しい編集部には、ロビーのほか3人の記者が詰めている。

 真実を知るためなら犬のごとく情報源に食い付いて離さないマイク・レゼンデス(マーク・ラファロ)。被害者に寄り添い、ひた隠しにしていた体験を聞き出すサーシャ・ファイファー(レイチェル・マクアダムス)。家族思いのマット・キャロル(ブライアン・ダーシー・ジェームズ)は児童虐待事件を取材するストレスを、ホラー小説を書いて紛らす。

 チームはあらゆる角度から事件を追う。苦悩と怒りを抱えた被害者たちに話を聞き、彼らの弁護士に取材し、かたくなに協力を拒む大司教ら教会側の代表者と渡り合う。握りつぶされた裁判記録の公開を求め、組織的な隠蔽工作の証拠をつかむため膨大な聖職者名簿をしらみつぶしに当たる。

【参考記事】1000件以上黙殺されていた神父による児童への性的虐待

 記者がぶつかる壁や焦りを、マッカーシーは観客にもリアルに感じさせる。例えば9・11テロ取材のためにチームを外れていたマイクが復帰し、教会の記録を入手しようと裁判所の廊下を猛ダッシュするシーン。ライバル紙にスクープを横取りされたくないこともあるが、重大な事件を一刻も早く報道したくて気がせいているのがよく分かる。

 もともとカトリック教徒だったマイクとサーシャはわずかに残っていた信仰心を、次々と明らかになるおぞましい事実に揺るがされる。アイルランド系カトリックのコミュニティーに生まれ育ったロビーはコネを利用して取材に励むが、その過程で幼なじみとの友情が危うくなる。
『扉をたたく人』などインディーズ系の作品で名を上げたマッカーシー監督は、俳優からキャリアをスタートした。悪徳記者を演じたドラマ『THE WIRE/ザ・ワイヤー』では、製作者のデービッド・サイモンから学ぶものがあったらしい。

 記者の日常から新聞社内の微妙な上下関係までジャーナリズムをつぶさに見せる姿勢は、サイモンの作風を思わせる。紙媒体への深い敬意も共通している。

『スポットライト』にはもちろんインターネットの出番もあるが、調査の突破口を開いてくれるのは紙だ。フォルダーからはみ出した資料や輪転機から印刷されて出てくる新聞が、大きなターニングポイントとなる。

【参考記事】パナマ文書、巨大リークを専売化するメディア

 報道班と同じように、1人の俳優だけが活躍する映画ではないが、ラファロの演技は表彰もの。彼の実直そうな持ち味が今回ほど生きた作品はない。ラファロが演じるマイクは聖人ではなく、厚かましく粗野な面もある。それでも観客がそっぽを向かないのは、根っからの人の良さが感じられるからだ。

 舞台になるのは編集会議室や図書館の地下室、弁護士事務所など冴えない場所だ。だが真実が浮かび上がるにつれ、こうした場所が情報の宝庫としてミステリアスな魅力を帯びてくる。

目を疑う虐待事件の規模

 情報量の多いせりふに映像がしっくり合わない場面もある。スクリーンにのんびり走るタクシーが映し出され、そこにマイクが携帯電話で興奮気味にまくしたてるせりふが重なるシーンはおかしな感じだ。マイクの緊迫した口調と車の速度がかみ合わず、思わぬ笑いを誘う。

 演技はどれも卓越している。キートンは社交性に優れ機転の利くロビーを知的に好演した。マクアダムスは決して多いとはいえない出番を存分に生かしてサーシャを演じ、はつらつとした表情の陰で募る不安と不快感を鮮やかに表現した。

 サーシャと敬虔なカトリック教徒の祖母の関係に触れる以外、映画は記者たちの私生活を掘り下げない。一心不乱に仕事に打ち込む姿勢が恋人や家族との関係にどう響いたのか、もう少し描いてもよかっただろう。

 02年1月のスクープ報道後もスポットライトのチームは追跡記事を書き続け、他紙もこれに続いた。

 映画のエンドクレジットには、カトリック司祭による児童虐待事件があった世界中の地域がアルファベット順で列挙される。オーストリア、ブラジル、カナダ、イタリア、ケニア、メキシコ、ポーランド、スペインにタンザニア。リストは目を疑うほど長く、スクリーンは何度も切り替わる。

 これほど悪質な犯罪を、カトリック教会は止める力があるにもかかわらず、止めるどころか組織ぐるみで隠蔽した。そんな事実は知りたくなかったが、知らずにいるのはもっとつらい。

 そう考えると、スポットライトの記者たちが身近なヒーローとして輝いて見える。

© 2016, Slate

[2016年4月19日号掲載]


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タフに広がって困る「ムラサキかたばみ」と「西洋タンポポ」

2016年04月28日 | 花・草・木・生き物
抜いてもむしっても絶えない2種類の帰化植物。



小さな女郎蜘蛛が網を張っている。

ムラサキカタバミ(紫片喰、紫酢漿草、学名 Oxalis corymbosa DC.、シノニム Oxalis debilis var. corymbosa)は、カタバミ科カタバミ属の植物。
南アメリカ原産であるが、江戸時代末期に観賞用として導入されて以降、日本に広く帰化している。環境省により要注意外来生物に指定されている。
他にも、北アメリカ、オーストラリア、熱帯アジアなどに帰化している。Wikipedia。
セイヨウタンポポ(西洋蒲公英、学名 Taraxacum officinale)は、キク科タンポポ属の多年草である。ヨーロッパ原産の帰化植物。
環境省指定要注意外来生物。日本の侵略的外来種ワースト100に選定されている。日本の在来種とは外側の総苞の反る点が異なる。Wikipedia。
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ある日のランチは“道産子のフキノトウ”を使った「チャーハン」と「ぶっかけウドン」

2016年04月28日 | ある日のランチ
ウドンは照り焼きチキンとフキノトウのコラボ。あまりにおいしいので、これは世界で誰もやったことがない初めてのレシピじゃない?と料理人を褒め称えました!!
チャーハンもフキノトウの香りと苦みでこれも世界で初めてかも!

4月11日に札幌のCKKさん家から神戸に届いた、柔らかくて適度に苦みがあるドサンコ蕗の薹は今回で今年の終了です。
適量を送っていただきありがとうございました。m(__)m。最後までおいしく頂きました。
4/28日追加掲載。 札幌郊外の蕗の薹は「目下20㎝位の背丈になり、あちらこちらで花を咲かせています」とのことです。

 楽屋ネタ。
 
カードは船橋社中の姐さんからドバイ土産で頂きました。
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ただビールを飲みたかっただけなのに・・・  動画

2016年04月28日 | びっくり画像・映像
一杯やるか? 樽ビールを飲もうとしたお父さんたちを襲った悲劇!
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