阿智胡地亭のShot日乗

日乗は日記。日々の生活と世間の事象記録や写真や書き物などなんでも。
  1942年生まれが東京都江戸川区から。

東日本大震災が起こった翌年の [ 2012年09月02日(日)の阿智胡地亭の非日乗ブログ ] 再掲載

2024年10月03日 | 東日本大震災ブログ
2012年09月02日(日)
 
欧米からすると毎年9月2日が対日戦勝記念日

今から67年前の今日、東京湾に浮かんだ戦艦ミズーリ号の甲板上で日本は連合国との間に降伏文書を交わしました。

淡々とかつ堂々と職務を果たす日本代表の外交官「重光 葵」や、随行した帝国陸海軍の高官たちの姿は勿論、「マッカーサー元帥」の姿もあります。

この事実や現実から、アメリカ合衆国や国際連合加盟の諸国との平時の関係が67年前の今日スタートしたことを、もう一度思い起こすことが必要だと思います。

 ナレーションは英語で、上映時間は8分37秒と長めですが、画面が自ずと物語っていることが多いので、最後まで見る価値があると思います。

戦艦ミズーリ号上でおこなわれた日本降伏の調印式 ユナイテッド・ニュース 記録映像

☆『戦後史の正体』によると、優秀な日本の省庁の官僚を使った戦勝国の日本間接支配はますます巧緻を極め、宗主国の意図はくにたみには巧妙に隠されて、

支配関係は67年間続いているとみていい。イギリスはインドを占領したあと、直接統治をせずインド旧体制の行政体系をそのまま使った。

イギリス政府から派遣された総督以下のイギリス人は決して表だって統治することは無かった。 アングロサクソンは占領地ではこの方式を取ることが多い。

 

民主党党内で『原発ゼロ』の議員増加 ただし選挙対策もありか

民主、「原発ゼロ」強まる
2012年9月1日 東京新聞

民主党の原発政策を議論するエネルギー・環境調査会(会長・前原誠司政調会長)は三十、三十一の両日、全議員を対象に意見交換した。脱原発派議員からは

「党として明確に原発ゼロを打ち出すべきだ」との意見が続出。脱原発を求める世論を受け、原発維持派からも条件付きで容認する声も出始めており、「原発ゼロ」の意見が強まりつつある。 (金杉貴雄)

 「首都圏三千万人が避難する最悪の事故を想定すると、賠償額は福島第一原発事故規模の二百倍の千二百兆円となる。原発コストはほかの電源と比較にならないほど高い」

 菅直人元首相はこう述べ、原発の発電コストが火力などより低いと見積もる政府の説明を疑問視。コスト面からも「原発ゼロ」を目指すべきだと表明した。

 ほかの脱原発派の議員も「原発ゼロ」を明確に打ち出す必要性を強調。政策誘導によって再生エネルギーや省エネルギーの技術革新が大幅に進み

、新たな雇用や経済成長が達成できると指摘した。

 これに対し、原発維持派の直嶋正行元経済産業相は「原発をゼロにした場合、日本経済を維持できるのか。経済や雇用への影響を議論すべきだ」と反論。

電力総連出身の藤原正司参院議員は「(人類滅亡の)ノストラダムスの大予言があったが、地球はまだある」と述べ、原発ゼロの議論は現実的でないと指摘した。

 だが、秋の衆院解散・総選挙が取りざたされる中、脱原発を求める世論に敏感になっている議員も少なくない。

このため「脱原発派」対「原発維持派」の議論の構図に変化も出始めている。

 維持派が多い経済産業部門会議座長の田嶋要元経済産業政務官は「予備電源として原発を持ちながら、福島の目線で原発ゼロを打ち出すしかない」と表明。

安井美沙子参院議員は「(民主党政権が打ち出した)原発の四十年運転制限に基づき二〇五二年にゼロにする。経済面を考慮しながらゼロを前倒しすべきだ」と主張した。

 調査会は来週中に意見をまとめる予定。「ゼロ」を打ち出すにしても、いつまでに達成するかを明示できるかがポイントだ。そうでなければ、説得力のない「原発ゼロ」になる。

  既存ダムの撤去工事はじまる。熊本県八代市

全国で初めて 熊本でダムの撤去始まる
9月1日 13時12分 NHKwebニュース

熊本県八代市で、川の環境改善を目的に、県営のダムを撤去する工事が1日から本格的に始まりました。

既存のダムの撤去は全国で初めてです。

撤去されることになったのは、熊本県八代市の県営荒瀬ダムで、熊本県が水力発電用のダムとして昭和30年に球磨川に建設しました。


1日は、撤去工事の開始に伴い、ダムの周囲にバリケードを設置する作業が行われました。

荒瀬ダムの撤去は、球磨川の環境改善が目的で、熊本県では、これまで環境への影響が少ない工事の方法などについて検討を続けてきました。

その結果、アユが遡上する時期には工事を休むなどして、およそ88億円をかけて撤去工事を進めることになりました。

既存のダムの撤去は全国で初めてで、今後6年間で、撤去を完了させることにしています。

現場には、撤去を求めてきた周辺の住民なども訪れ、ダムの施設に焼酎をかけて別れを告げていました。

ダムの近くに住む下村勉さん(82)は「これまで放流に伴うダムの騒音や振動に泣かされてきましたが、ようやく楽になるかなという思いです。

昔の球磨川がよみがえるのが楽しみです」と話していました。
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  東電一日から値上げ 再生エネルギー6倍・新戦略

報道ステーション 2012.8.31。
東京電力は家庭向けの電気料金を明日から値上げする。 対象となるのは家庭や商店向けの電気料金で、平均8.46%引き上げられる。

東電が政府の認可をうけて値上げするのは実に32年ぶりのことだ。 しかしこの8.46%という値上げは、来年4月に柏崎刈羽原発が再稼働することが前提だ。

再稼働しなければ、再度の値上げとなる可能性もある。 こうした中、環境相が再生可能エネルギーの新目標を発表。

洋上風力、地熱、バイオマス、海洋エネルギーなど、2030年までに2010年度の6倍、1941万キロワットにする計画だ。

これは原発約20基分に相当する。スタジオ出演しているゲストの佐々木常夫氏(東レ経営研究所特別顧問)は、

以前は原発なしではやれないだろうと思っていたそうだが、それが半年ほど前に考えを変えたという。

それはドイツが脱原発を決めた経緯で、原発は倫理的なエネルギーではないという結論をみて考えなおしたという


東電明日から値上げ 再生エネルギー6倍・新戦略 投稿者 tvpickup
 

 

9月になったが関電の足りない電力量の計算はやはりまやかし?

関電、需要ピーク時も原発不要 今夏、大飯再稼働に疑問
(2012年8月31日) 共同通信社ニュース

 関西電力管内でこの夏(7~8月)の最大電力需要となった8月3日は、大飯原発3、4号機(福井県おおい町)が再稼働していなくても、

他の電力会社から融通すれば十分に供給できたことが、共同通信の分析で31日、分かった。

 政府と関電は「再稼働しないと大幅な電力不足になる」として再稼働させたが、当初から政府の需給見通しを疑問視する声は強かった。

再稼働は必要ないと反対する声が多い中、「私の責任で判断した」と強調した野田佳彦首相への批判も高まりそうだ。

 関電によると、最大需要は8月3日の2682万キロワット。この日の供給力は、

大飯原発3、4号機の計237万キロワットを含む計2991万キロワットだった。

 供給が需要を309万キロワット上回っていたが、関電は「大飯原発がなければ

、火力発電所のトラブルや気温の急な上昇があった場合に需給が非常に厳しくなっただろう。不測の事態が重なることもあり、

安定供給のために再稼働は必要不可欠だった」とする。

 だが周波数が関電と同じ60ヘルツで電力を融通しやすい中部電力以西の電力5社への取材で、

この日の供給余力が計約670万キロワットあったことが判明。2基が稼働していなくても、供給力に問題ない状況だった。

 

 


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