eつれづれ管理者(66kV特高変電所、技術者)

電気の出来事を技術者向けに適宜up中。
質問等はコメント欄にて。

太陽光発電バネル直流耐圧のMC4コネクタの正常確認1,000V印加の試験。

2023年03月28日 | eつれづれ

MC4コネクタの予備PASを利用して直流耐圧試験1,000V印加のテストを行う。

直流検電器にて印加電圧確認。

当然、漏洩電流は0μAの指示。

太陽光発電バネルの直流耐圧試験は30日の午後7時~予定する。この分岐コネクタでパワコン入力8回路が可能。

このMC4コネクタで太陽光発電バネルとパワコンを切り離して、パネル側に直流耐圧試験を実施する。

印加電圧、漏洩電流はデータロガーにて記録、グラフ印刷。

 


大手電力系の新電力(PPS)も破産する所詮、競争は無理だったエネルギー資源0の日本。

2023年03月28日 | eつれづれ

東北電力系も破産申請

 燃料高などにより電気の調達コストが急増し経営環境が悪化している 燃料高の影響で電力の小売事業に新規参入した新電力の経営が厳しさを増している。

11月下旬時点で新電力の約2割が事業からの撤退などに追い込まれた。

東北電力と東京ガスが折半出資する新電力も5日までに東京地裁に破産を申請した。

電気の調達コストが急増し、大手電力系でも事業が立ちゆかなくなっている。

東北電力と東京ガスが出資するシナジアパワー(東京・台東)は11月末で小売事業をやめ、1日に破産申請した。

負債総額は約130億円。2021年度に28億円の最終赤字となり、4月から新規契約の受け付けを停止していた。

販売量は21年度で約34億キロワット時と新電力ではNTT系などに次ぐ13位。

22年8月時点で1200件超の契約があった。

販売する電気の15%を電力の卸市場から購入しており、調達価格の高騰で採算が悪化した。

11月28日時点で新電力の約2割にあたる146社が撤退や倒産などで事業停止に追い込まれた。

撤退は3月末の3社から33社に急増し、倒産や廃業も22社と6割増えた。

電気の需要が増える冬場を前に事業を終える動きが相次いでいる。

有力企業の関連会社でも事業を停止する動きが目立つ。

NTTドコモは11月に家庭向けの電気販売事業「ドコモでんき」の新規契約の受け付けを一時停止した。

ウクライナ危機などにより火力発電の燃料となる天然ガスや石炭の価格が高騰している。

電力市場で売買される電力の価格も高値が続く。

日本卸電力取引所(JEPX)のスポット(随時契約)取引の平均価格は5日時点で1キロワット時当たり約22円と前年同期に比べて約6割高い。

新電力は発電所を持たない企業が多く、電気を市場などから調達している。

家庭や企業への販売価格よりも、調達価格の方が高く、電気を売れば売るほど赤字となる「逆ざや」の影響が深刻になっていた。新たな顧客の獲得を見送り、事業を縮小する動きが今春から目立つようになっていた。

電力大手は家庭向けの契約などで価格転嫁が遅れ、料金が割安な水準で据え置かれている状況が続いている。

新電力は価格の安さが売りのため、大手への対抗上、調達価格の上昇分を販売価格に転嫁できず、採算が悪化する企業が増えている。

16年に電力販売が全面的に自由化され、異業種などから電力小売りへの新規参入が相次いだ。

新電力は大手が独占していた顧客を切り崩し、電力販売量のシェアは約2割まで高まった。

燃料価格の高騰は当面続くとみられている。自由化の象徴だった新電力の経営が転機を迎えている。

自然エネルギー発電もアテにならず安定供給にはほど遠い現実がある。

 


3月20日から小規模な太陽光発電も保安規制の対象となったので試験業務も増えた。

2023年03月27日 | eつれづれ

10kW未満の家庭用太陽光発電バネルは、対象外だが、こんなものまで規制は現実無理な話。

消費者庁の発案だったのか...経産省もアンタらが勝手に進めて?、専門の人材もいないし登れば危険だし...程なく業界、国民から総スカンを食らいマンガ的に頓挫、現在に至る物語。

こんな事になれば再生可能エネルギーも進展せず停滞...これは家庭用エレベータと同じ、普及させるには点検等の規制は無くす事だ。今は家電扱いとなり、家庭用エレベータの保守管理も不要となり負担軽減となる。

 

 


インバータには無い制御が太陽光発電パワコン(PCS)にはある...。

2023年03月27日 | eつれづれ

太陽光発電設置時には、必ず高圧受電盤内に追加、改造するマルチメーター。

これよりRS485通信回線でパワコン制御回路に入る。常に電力側の系統を監視している事になる。

パワコンの負荷遮断試験が50kW以下でも自己事前検査となった。パワコン出力25.50.75.100%で負荷遮断の項目がある。

考えて見ると、太陽光発電稼働している天の昼間に事業所のブレーカを切りエイャーで負荷を遮断する?...。

お上は、こんな試験を要求している訳も無し...パワコン出力調整は...。

太陽光発電設置申請した業者からパワコンにアクセスして出力調整を、やってもらう他無し。

電源解析測定器等をセットアップして系統連系ブレーカを遮断して電力6kV側に影響があるのかを測定し結果を見る。

それでは、どうやってパワコン出力%を任意に変えられるのか、また出力リミッタは...疑問だったが、要するに変圧器側の電圧との差が無いと、水は上から下への当たり前の原理と同じ、水(電流)は流れない。水力発電所と同じ高低差があるから水車が回る。

だから、変圧器電圧より若干パワコン出力電圧は高くする...これがパワコン出力調整の原理だが、力率の可変もしている。

パワコン電圧をあげれば、流れる電流も多くなり(高低差がある)、結果的にパワコン出力は増大するが、電力系統側より上がらない様に自動制御している...電位差は、微妙な電圧と想像出来る。

水の例えで考えればパワコン出力%調整は納得いくノーガキの様だ。

電力系統に今は、無数にぶら下がっている太陽光発電設備...出力調整は、電力系統の不安定となれば、自動的に%下げられる、こうしないと電力の安定供給に支障を来す事になる。

当時、東管協の電気管理技術者だった、原子力の博士から頂いたもので自費出版の書籍。

 

 


共立電気計器KEW LOGGER5020にて電源品質記録をやってみる。

2023年03月27日 | eつれづれ

パソコンによる設定。

共立電気計器KEW LOGGER5020をセットする。

太陽光発電バネル出力のブレーカを一旦、切るとパワコンは停止。パネル電圧は20V程度上昇中。

ブレーカ復帰にて5分後、パワコン運転にて220V程度に戻る。パワコン発電する。

多忙なのでデータのパソコン取り込みグラフ化は次のブログUPにて。

グラフ上には何も出ない...。入力電圧は単相200Vの変化を見た。