eつれづれ管理者(66kV特高変電所、技術者)

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トランスモニターを使い最大使用電力値(デマンド値)をタッチパネルに組み込む考察する。

2023年03月18日 | eつれづれ

 

 

 

最大使用電力値(デマンド値)の考察のため、トランスモニターに電圧.電流を入れてみる。

これは、まだ変圧器kVA契約を逆手に取り変圧器の減設をやり、ムリ無理、契約電力を下げて料金の省エネを業者がやった。

このトランスモニターで現状把握して最適な変圧器容量を割り出す。

並行してV結線にして動力変圧器を撤去、保安管理者も理解出来ず状態...放熱のためファンをつけ変圧器冷却。

50kW未満となり小規模で保安管理も不要、基本料金は下がり、保安管理料金+基本料金のWコストダウン。

保安管理技術者も知らぬ間にキュービクル開けて、トランスモニターで現状把握、そして工事進める。

チョットした素人がやったのが大半、電気主任技術者と称する名ばかりの保安管理者も技術も無いのでドウニモ成らなかった現実。

電力も、こんな事でコストダウンされたのでは...危機感を持ち、変圧器容量は関係ない今の最大使用電力値(デマンド値)契約に移行し、一時、流行った減設やも何時の間にか消滅した。

トランスモニターも変圧器の負荷、最大値を計測するのに便利な測定器で30分毎に印字される。

1分間隔で適当な電力kWhを入力、1日(1440分)の最大使用電力値(デマンド値)をエクセルで計算させたグラフ。

kWh採取の時限間隔は当然、狭いほど正確な平均値が出るが、CP1Lシーケンサプログラムでは10分間隔で3回、スキャンする様に考えてみる。

電力会社の30分間隔の採取時限は、誤差の少ない間隔での算出は想定出来るが、何分なのかは判らない。

通常の30分時限では1日、48回のデータをみて毎回、比較して1カ月間繰り返す事になる。

例として30分内に設定値よりオーバーしても30分以内にオーバーした分のkWh以上、同じに電力量を低減させれば最大使用電力値(デマンド値)は更新しない事になる。

あくまでも瞬時最大使用電力値では無く。使用した30分間の平均電力kW値となる。

デマンド予測は常に持ち時間30分で、どの程度の使用量のkWhが残っているのかを常に演算している。

10]数分で設定を大幅に越える電力使用をすれば、持ち時間以内に負荷低減をやっても最大使用電力値(デマンド値)オーバーする可能性も出てくる。

この例では500kWを15分使い、残り15分を200kW減で300kWをキープしないと最大使用電力値(デマンド値)は500kWとなる。

 

 

 

 

 

 


太陽光発電出力を動力変圧器150kVA二次側バーへ接続する。

2023年03月18日 | eつれづれ

停電前に動力変圧器150kVAの正相を確認。

検電、印加電圧無しを確認後、短絡接地取付。

太陽光発電パワコン(PCS)出力のキュービクル内、配線はWL1.60 sq。

太陽光発電パワコン(PCS)出力、接続点。

太陽光発電出力が連系される動力変圧器150kVA。

接続完了してPAS投入、受電する。

右下は太陽光発電設置のため追加したマルチメーター。

これよりRS485通信回線にて太陽光発電パワコン(PCS)にデータを送る。

地絡過電圧継電器(OVGR)動作信号は別途のCVVS.2 sq-2C配線となる。

右上もマルチメーターで、当初はRS485通信回線を使い事務所でパソコンで電力データを見られる様に取付、設計させたが、

配線出力までで終わった。

来週、24日に電力会社の立ち会いにて太陽光発電パワコン(PCS)との連系(売電有り)となる。

工場屋根5面に太陽光発電パネル設置、傾斜屋根でもあり以降、メンテも何も無いだろう...台風等の災害で吹っ飛んだら改修工事も大変だ。