eつれづれ管理者(66kV特高変電所、技術者)

電気の出来事を技術者向けに適宜up中。
質問等はコメント欄にて。

ポリ演歌ビフェニル廃棄物

2013年08月26日 | eつれづれ
しっかりPCB保管届け出をしている事業所には何時までも役所の書類がついて回る現実です。

殆どが事業所、工事業者他にPR、認識なければゴミとして処分されたか...さすがに今はキュービクル更新時の廃棄には確認、認証など面倒となった。




最新の特高変電所にある継電器

2013年08月24日 | eつれづれ

我々がいた昔の66kV特高変電所時代は継電器盤にずらーと配置されて、いかにも電気室的な、しかも圧巻だったが今は写真の様なマルチ継電器でOVG.UV.OV(三菱電機の画像例)で保護だけで無く通信等も可能で場所いらず...。随分昔のイメージとは異なった様だ。

66kV特高変電所の継電器整定一覧、最下段5が主変圧器二次母線(6.6kV)、OGV.UV.OVの整定値で先の一線地絡電流、電圧のエクセル計算に参考としたOVGの電圧は5Vだったが、ここでは5%(例)で(190*0.05=9.5V)の整定である。これで自家用での地絡事故発生PAS動作~配電用変電所OVG動作までの一連の動きが判った!?...口先営業の技術者!?より本物のボランティア電気ヤに少しは近ずいた感じか。



探したら出てきた...何れも40年以上経過した昔の電力配電用66kV変電所の自立操作盤と継電器。見ると当時の継電器は全て機械式の大きなものだった。OCBもタンク式だろう。
事故を起こした福島原発もテレビを見た限りでは、とても古い印象、この様な感じだったか。

当時、勤務していた66kV特高7500kVA1回線、二次側3.3kV仕様の変電所。

3.3kV側の断路器(DS)、二次側上部に黒いGPT(EVT(接地変圧器)3台が見える。

変電所デスク盤。

裏面にオムロンOCH.OCR.OCG.RDF.UV.OV.DGRの保護継電器が並ぶ。GPTの表示灯はネオンランプで正常時はバランス良くボーッと点灯している。定期点検の継電器試験他は保安協会で、やっておりコチラ社員は気楽な碍子掃除だけ。今考えると、経験無し技術無し...そして若かったのでサッパリ知識など全く無かったが電気管理技術者のボランティア知識で少しはマトモになったか??。先ほどの保安協会での試験(電力会社定年→保安協会に再就職)に来ていた当時の人も退職後、電気管理技術者になり20数年後の今年に高齢で廃業、マァ公私共々お世話になった電気一筋の人生60年以上...もう90才近い。