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日本、白旗なのか...

2018年09月27日 | eつれづれ

米フロリダ州で18日行われた日米首脳会談の2日目、ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領は報道陣のカメラの前で安倍晋三(Shinzo Abe)首相に通商問題での譲歩を強く迫った。
安倍首相は押し切られた格好で、新たな貿易協議の開始に合意した。
安倍首相は会談後の共同記者会見で、「自由で公正かつ相互的な貿易取引のための協議を開始することで合意した」と述べた。
ただ、トランプ大統領が求めている二国間での自由貿易協定(FTA)に関しては言質を与えなかった。
一方、トランプ氏は会見で「TPP(環太平洋連携協定)に復帰したくはないが米国の代表として拒めない待遇を提示されるのならば復帰してもいい」と発言。
「だが、二国間の方が好きだ。その方が米国にとっても良いと思う。わが国の労働者にとっても良いことなので私は二国間協定を選ぶ」と述べた。
この数か月間、安倍首相はトランプ氏からの二国間協議開始の要求をはねつけてきた。
しかし、トランプ氏は自身がフロリダ州に所有する高級リゾート施設「マーアーラゴ(Mar-a-Lago)」での会談の席上、カメラの前で安倍首相に遠慮なく直接対決を挑んだ。
「首相もご存知の通り、彼らは米国と非常にうまくやっている。
われわれは巨額の赤字を抱えている」とトランプ氏は切り出した。
その上で、日米の「関係は非常に良いものだ」と強調しつつ、外交辞令を捨てて「自由で公正、かつ互恵的」な貿易関係を築くためもっと努力するよう安倍首相に要求した。
トランプ氏は対日貿易赤字が膨らんでいることを重ねて指摘。
日本からの旅客機や戦闘機の注文が赤字削減につながる可能性があると述べながら、続いて不公平な貿易慣行を強く非難した。
「『互恵的』というのは、こういうことだ。
日本が車を(米国に)入荷させるとき米国は関税を課すが、わが国が日本に車を輸出しようとすると、それは認められていない。
われわれはこの障壁を取り除き、同じように関税を払わなければならない」とトランプ氏は語った。
トランプ氏は二国間協議の方が農業や自動車市場の開放といった日本政府にとって重要な政治問題により鋭く切り込めるとみている。
また、鉄鋼・アルミニウムへの輸入関税の対象から同盟国を除外する際、日本は除外しなかった。
今回の無遠慮な会談はトランプ政権下での「米国第一」主義の強化と貿易不均衡の是正を約束された米国内のトランプ氏支持者に直接訴えるものだ。
トランプ氏は「今回の会談は私にとって、非常にエキサイティングなものだった。
気に入った。
最高だったんじゃないか。
私は金融や経済の世界が大好きだ。
おそらく私が最も得意とする分野だろう」と自画自賛し自らのビジネスの資質をアピールした。

米史上最も多くを成し遂げた」。
トランプ米大統領が25日、国連総会の一般討論演説で自身の政権の成果をこう自賛すると、居並ぶ各国指導者らから失笑が漏れる一幕があった。
対北朝鮮で成果誇示=「非核化まで制裁維持」も-トランプ米大統領が国連演説
演壇に上がったトランプ氏は冒頭、「わが政権が達成した並外れた進歩を共有する」と高らかに宣言。
「この2年足らずの間、わが政権は米国史上のほぼ全ての政権よりも多くのことを成し遂げた」と言葉を継いだ瞬間、会場から笑いが起きた。
トランプ氏は支持者らを前にした国内の選挙集会で幾度となく同じフレーズを使い、喝采を浴びてきた。
それだけに「このような反応は予期していなかった」と思いがけない仕打ちに顔を引きつらせつつ、「まあ構わない」と無理やり笑みを作った。
トランプ氏はこれまで、「米国は世界の笑いものになっている」と主張し米国が通商問題などで他国にいいように利用されてきた現状を変えると訴えてきた。
だが、自らが笑われる事態になるとは予想できなかったようだ。




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