早朝の3時半に24時間絶縁監視装置より停電メール着信。程なく常駐している警備社員より電話があり、現場へ向かう。PAS切り、計量器画面も停電、キュービクルも停電を確認する。
方向性SOG制御装置は地絡で動作した様だ。
キュービクル受電設備の高圧受電盤Vメーターも0ボルト。
一旦、断路器(DS)を開放して、高圧絶縁抵抗測定を実施する。断路器(DS)一次.二次側も絶縁抵抗値は異常無しなので一括の直流絶縁診断を実施する。
直流絶縁診断にて5,000V.10分間印加し漏洩電流、印加電圧の変化をデータロガーに採取。
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直流絶縁診断、外観点検も異常無しなので程なくPAS投入、問題なく復旧完了。
電力会社にも当時間帯の配電事故等の問い合わせをしたが何も無かった話で原因不明の誤作動で報告書を作成して終了する。当該PASは2008年にリコールしたもので方向性SOG制御装置付だが、地絡事故等の場合、電力変電所でもVo検知するので、それも無し。結局、方向性SOG制御装置では、もらい事故は無視するシステムだが他の要因で誤作動すると言う事の様だ。
これ以上は追求出来ないが、こんなのに一々構っていたらトレンディエン...の様なハゲになるダケ...SOG制御装置内部なのか、ここは再度のPAS開放を待とう...。
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