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25日の省エネ社会実験に参加した証拠?!

2011年05月27日 | eつれづれ
県民上げての??の省エネ社会実験に参加前の24日の電力量グラフ。実験は17時から19時までの2時間実施。

25日の実施日ではピークがダウンしている。何のことはない奥様、台所にたたずパンを買って来ただけの寂しい夕食だ。ジッとしていれば電気も使わない常識。24日の2時間使用した電力は1.9kWhで25日は1.86kWh、この角度が上がったピークグラフの差電力はナント40W、つまり40Wの電球1個分となる。省エネも全世帯あげての、実践する積み合わせの様だ。

これが何十万kW発電する発電所まで影響する??...ここまでかかり具体的に検証、針金電気ヤのサッパリ当てにならない省エネ実践の考察でした。

考えてみれば、たった40Wの電球1つの省エネも連日の猛暑が始まればエアコン、冷食ケース連続稼働...どこまで我慢出来るかがカギとなる。当地ではキュウリを食べて体を冷やすキュウリビスを推奨、キュウリは体を冷やす効果がある。ダンダンお笑いの様になって来たオソマツ。

県も周知不足と第1回目の節電社会実験(予行練習みたいなもの)は敗北宣言。

ハトはフライングでウソつき総理のレッテル退陣、今度は中身無いと揶揄されるカラ○総理、自然エネルギー国際公約をアテも無しでブチあげた。2020年年代初頭...悲しいかな既に誰もいなく政権も無いだろう。ある記事にもあったが狭い日本、自然エネルギーどんどん設置しても電力会社に売らないと儲からない...発電した電気は当然ながら送電線に乗せて送る。今の送電線は現状の発電所の電力だけの太さ、余裕無しと言われれば幾ら頑張ってもダメ。これは他人のフンドシの感じの様だ。仮に買い取りとするには送電線、他変電所諸々を太くする...太くする予定なら今度は送電鉄塔の強度が持たない。
よって用地確保して建て替え、莫大なコストがかかり何のための自然エネルギー推進なのか訳が判らなくなる。公務員給料20%削減の公約もママナラズ今度は自然エネルギー20%にUPする。どだい誰も信用していないので勝手にドウゾ。

皮肉にも電気料金、大幅UPのシナリオ。だから不安定な他所の気ままな電力はイラナイ、無理して買わないの理屈で自分だけでやる...つまり独占企業もやむなしの結論。尾瀬の土地、東電もつ年間2億円で保全...この様な管理を長年、出来るところはないだろうが今後どうなることやら。


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