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火力発電所は定期点検先送り

2012年05月13日 | eつれづれ
火力発電、無理やりフル稼働…点検また先送り...
大飯原発3、4号機の再稼働が期待できる関西電力と異なり、ほかの電力会社は原発を再稼働できないまま夏を迎える。
供給力の上積みは廃止を決めた火力発電所の再稼働や定期点検の1年先送りなど急場しのぎが目立つ。四電は火力の坂出発電所2号機の定期点検を1年繰り延べる。昨夏に続いて2回目の先送りだ。トラブルで停止する恐れを抱えたままのフル稼働で、出力35万キロ・ワットの火力発電所1基が止まれば需要に対する供給力の余裕度を示す供給予備率が6%落ち込む。このため、数値目標を定めて、管内の企業などに節電を要請する検討に入った。
九州電力も老朽化のため昨年度末でいったん廃止を決めていた火力の苅田発電所新2号機(福岡県、37・5万キロ・ワット)の運転を6月から再開し北電も苫小牧発電所内に小型発電機100基を調達することにした。

☆だから以前より言っているだろう...電力不足は各社、綱渡りの状況なのだ。電力の安定供給に努力、停電回避のため作業しているのが、まだノーテンキに理解出来ないのか。
万一、トラブル緊急停止となれば広範囲に突然、ドカーンと停電に憂き目になるだろう。
これは人命、経済、諸々の波及はトンデモ無い事になるのは間違い無い。
24時間安定出力、原発の穴埋めなどサシミのツマ的な自然エネルギー発電などで到底デキマセン期待する方がバカなのだ。
原発の定期点検はバサッとやるが、いっその事、火力発電所の定期点検も原発と同じ様に整合性をもたせ、やったら...どんな風になるのか。


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