巻線形誘導電動機
巻線形誘導電動機はスリップリングを通して二次巻線に抵抗を接続できるので、第7図のように始動抵抗器を接続して始動時はハンドルを始動位置として最大抵抗からスタートし、回転数の上昇に合わせてハンドルを右に回して抵抗を減少させ、最後は0として二次巻線を短絡状態にする。
これは二次抵抗始動法ともいわれ、比例推移の特性に基づき、始動抵抗Rをr2のm倍にして始動トルクを大きくし、定格電流に近い始動電流で始動させることができる。
一次側の固定コイルには3,300Vが印加されている。
二次グリッド抵抗を切替するのは電動コントローラが付属、制御室より回転数を制御する。
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