eつれづれ管理者(66kV特高変電所、技術者)

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仕事とは言えショウモ無い調査案内

2020年07月10日 | eつれづれ




新型コロナウイルスの影響で宅内には入らずメーター付近とある...もっとも今は留守が多く宅内にも入れない。
殆どは漏電ブレーカが付いているので気安め的な調査だ。
この分も電気料金に上乗せしているで止められない現実。
1mA管理で0.1MΩ以上、

実際に針金電気ヤが使用しているB種接地線測定用クランプリーカーで測定してみると降雨でもあるが4.8mAの表示となった。

この安物の表示4.8mAはIo=合成電流なので真のIgr(対地抵抗分電流)は1.1mAにすれば0.1MΩ以上クリアとなる。
この時のIc(対地静電容量成分電流)の静電容量は0.14μFでθ76.8度。
Io=合成電流=Igr(対地抵抗分電流)4.8mA同じでは0.02MΩ...NGと計算上はなる。
もっとも全部NG、NGでは、マズイので補正としてカンマ1つ右にでもずらせばOK。
考えて見ると漏電ブレーカ30mA感度でトリップさせるには、絶縁抵抗値3kΩ(0.003MΩ)まで低下させないと動作しない。
実際は30mA感度の70%程度でトリップする。
0.1MΩ(100kΩ)は如何に高い絶縁抵抗値と判るが、常に電圧印加しているので絶縁の限界が近づくと急激に0MΩに近づき地絡となる。
若いのが案内を持って来たが絶縁抵抗の真の内容は判っているものヤラ...漏電のノーガキを語る専門家...針金電気ヤでした...参考になったか!。


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