eつれづれ管理者(66kV特高変電所、技術者)

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またメーター交換案内が来た

2017年02月25日 | eつれづれ


4月より新料金メニューに移行する事にしたが、昨年8月にスマートメーター交換したばかり、この新契約のためか又、メーター交換案内が来た。
電力会社財産とはいえ、計器、交換費用もかかり、これではまるでボランティア的な感じの様だ。早く新電力対策しなければ、どんどん大口高圧事業所が逃げて逝くがPPSも発電所の容量規模も少なく、どのみち売る電力も無くなるとの余裕なのか。既存電力会社もドンドン値下げをすれば、体力無く直ぐに干上がると見ているのか。

27日に交換のため来訪したが電灯計量器では無く動力計量器のスマートメーター交換で案内書のミス記載との話で、再度メーターを取りにいった。既存満了は平成33年だがスマートメーターに...。

新しくなったスマートメーター。今後、電柱に所々アンテナを設置してWi-Fiにてデータ送信、これから光ケーブルにて電力会社へ。スマートメーターの検針も、まだ通信網も完全に整備されていないが、もう端末には無線通信可能となっているので打ち込みは不用の様だ。
また、電気料金未払いも無線でスマートメーターに内蔵されているブレーカがあり簡単に遮断出来る。
高圧事業所など新電力に切り替えた所はスマートメーターに、その契約先の端末を追加して直接、電力データ検針をやっている...当方が管理している事業所は、まだ旧式だが。

フリー百科事典ウィキペディア(Wikipedia)より
①自動検針
従来では月に1度検針員が直接需要場所に行き電力量計の指示数を直接読み取ることで、毎月の電気料金を確定していた。スマートメーターでは、30分ごとの電力使用量を通信回線を利用して電力会社に送信することで、人力による検針作業が不要になるため、人件費の削減・電力使用量の見える化などが期待されている。
見える化について説明すると従来の電力量計では1か月に1度、電力使用量の通知を受けるだけで、リアルタイムに消費量を把握することが困難であった。スマートメーターでは、家庭内ネットワークを介してリアルタイムに電力使用量を確認できる。
②リモート接続・切断
従来の業務体系では、消費者と供給契約を締結したあとに直接作業員が現地へ赴き、配線の接続を行っていた。スマートメーターでは、その通信機能を活用して管理箇所からのリモート接続・切断が可能になり、人件費の削減が期待されている。
③家電との連携
家庭内ネットワークを介し、家電と通信し供給状況の最適化を図ることが期待されている。特にDR (en:demand response) 技術との連携によって、需要家側が電力の使用を抑制するようスマートメーターを介して家電を制御する技術の研究が進んでいる。この技術により、ピークカットによる負荷平準化ができ、エネルギーの効率化が期待されている。
④電力消費量データを利用した各種サービス
スマートメーターは、電力消費量データのパターンを詳しく把握することができる。電気製品は瞬間的な消費電力量に特有の傾向を示すので、その消費電力を詳しく分析すればある瞬間に家庭やオフィスにおいてどのように電気製品を使用したのかがかなりの精度で推定できる。これらのデータを蓄積し、顧客に最適な消費パターンをマーケターに提供できる。

スマートメーター設置台数、1000万台を突破/東電PG
◆設置開始から約3年で
東京電力パワーグリッド(PG)は1日、同社エリア内のスマートメーター(次世代電力量計)設置台数が2月末時点で1千万台を突破したと発表した。
2014年4月に設置を開始して以来、2年11カ月での大台達成となった。
同社は20年度までにエリア内の全ての需要家向けに約2700万台のスマートメーター設置を目指しており、今後も計画的な更新とスイッチング(供給者変更)申込者に対するスムーズな取り換え実施に注力していく方針だ。




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