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しいたけ栽培に補助金プロジェクト

2020年07月20日 | eつれづれ
震災復興に向けたシイタケ工場撤退 地権者と紛糾続く
「アグリ釜石」のシイタケ栽培工場建屋の跡地。
建物の一部やコンクリートの基礎部分が残っているが、これから解体・撤去されるという。背後に見えるのは大槌湾の防潮堤=2020年7月17日午後3時14分、岩手県釜石市片岸町
東日本大震災の津波で浸水した岩手県釜石市片岸町で、がれきをエネルギー源にしたシイタケ栽培工場「アグリ釜石」を経営してきた金属加工会社オーテック(北上市)が、同事業の経営悪化で7月末で工場を撤退させる。
復興に向けた誘致企業の一つとして支援してきた釜石市が16日、発表した。
アグリ釜石は、オーテックが2012年4月に大阪市の家電受託製造会社の協力で立ち上げた。
両社は11年10月に釜石市と立地協定を結び、木質がれきをボイラーの燃料にして発生させた温水や電力で菌床シイタケを生産・販売し「150人の地元雇用」と「年5億円の売り上げ目標」を掲げた。
しかし、がれきの供給不足でバイオマス発電が進まずシイタケ栽培の売り上げはピーク時約5千万円、雇用も最大15人にとどまった。
最後の従業員8人は今年3月末に全員解雇され、操業も停止していた。
オーテックは撤退スケジュールや土地賃借料の支払いをめぐり、地元の百人以上の地権者らと紛糾が続いている。市は今後、オーテック側に土地賃借料の残金支払いなどを求めるとともに、地権者らと今後の土地利用を検討していくという。
△◯社長は取材に対し、「ぎりぎりの経営努力をしてきた。
がれきの放射能問題で政策変更などもあり、計画通りに進まず、無念で申し訳ないと思う」と話している。

ネットコメントよりコピー。
多額の補助金を当てにして事業を開始。生産開始も責任者が半分素人で市場に出荷できる規格にすら栽培できなかった。
あとは地元の産直に規格外で格安で販売。
おかげで地元生産者は相場だけ下げられいい迷惑だった。
責任はよくわからない企業の話を鵜呑みにして誘致した市長にある。

被災3県に住む者ですが、この記事の会社だけじゃありませんよ。
被災後は様々な支援を受け、たくさんの大手・中堅・ベンチャー引いては個人起業家までが色々頑張ったんです。
本当に東北復興を合言葉に、情熱的かつ新しいアイデアを創造しトライしてきました。
が、、現実は厳しく撤退していく会社、情熱だけでは採算ベースにのせられず、夢を諦めていく多くの起業家。
もう10年がたとうとしてますが、被災地域の復興と言うのが綺麗ごとだけでは成し遂げられないのをつくづく痛感させられます。

バイオ発電でつまづいたのか...構想は良いが全員クビでは甘かった様だ。
何れにしても補助金で立ち上げ、税金返せーと多くのネット民からの声が!!。




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